本文へ移動

首相官邸 Prime Minister of Japan and His Cabinet
言語選択
English
中文
表示選択
PC
モバイル
文字サイズの変更
中
大

平成24年3月24日日本アカデメイア主催「野田総理との第1回交流会」 野田総理スピーチ

 大変皆様お忙しい中をこういう形で交流会を企画をしていただきまして、誠にありがとうございます。各界を代表するリーダーの方ばかりでございますので、冒頭私の方からお話をさせて頂きますけれども、あとから忌憚のないご意見を頂戴できればと思います。今、佐々木先生からご指摘のあった5つの論点をしっかり踏まえて話せるかどうかわかりません。一つ一つ大変重要な課題でございます。しかも、昨日、いろいろございましてなかなか十分に練った話もできないというふうに思いますけれども、昨日に関わることは、一番最後のあたりにお話をさせて頂きまして、大変今日は微妙な日の日程設定だなと思いますが、なるべく5つの論点に沿うような形で、私の思いをお伝えできればというふうに思います。

 私は昭和32年生まれの54歳でございます。ちょうど今上映中の「三丁目の夕日」という映画がございますけれども、子どもの頃の思い出が大変詰まったいい映画だと思ってるんです。私はあの頃、例えば、私は自衛官の下士官の倅でございましたから、そんなに豊かな家庭ではございませんでしたけれども、毎日Tシャツのようないいものはないので、ランニングシャツを着てスイカの種がくっついた、そんなランニングを着ながら三角ベースで野球をやって、どろだらけで遊んでいました。食卓はというと、4人家族なのになぜかおふくろはアジの開きを3匹しか買わないんですね。「魚嫌いなの?」と聞いたら好きなんだそうなんですけども、子どもたちが食べ終わって骨についてる身を取りながらご飯食べている姿を見ました。そういう生活をしている中でいまだにトラウマに残っていることがあってですね、小学校の時に「一番好きな果物は何ですか?」というそういう話がありました。私はバナナと言ったんですが、ある女生徒がグレープフルーツと言ったんです。私知りませんで、立ち上がって抗議をしました。なに恰好つけてんだよと。ちゃんと日本語でぶどうって言えって。グレープとグレープフルーツの差がわからなかったくらいでありますが、その後グレープフルーツを初めて食べたときにおいしいものがあるんだなと思いました。

 何が言いたいかというとですね、食卓で食べるものもだんだん変わっていき、そして、家庭の耐久消費財も白黒のテレビからカラーのテレビに変わっていき、日々、今日より明日はよくなるなという確信があって、生活実感があったのがあの「三丁目の夕日」の時代だったというふうに思うんです。残念ながらバブル崩壊後、「今日より明日はよくなる」という確信も実感も持てなくなった人が多くなったと思います。私は今政治がやらなければいけなのは、かつての「三丁目の夕日」のようにですね、若い人がたくさんいて毎年10%もの高度成長を遂げるような時代でもありませんが、人口構成も変化をし、厳しい財政状況、そして経済もそんなに高い成長を望めないような時代でありまけども、ささやかながらも今日よりは明日がよくなると思えるような、そういう国、社会、個人の生活を作っていきたいというふうに思っています。そのために一番必要なことというのは、これは所信表明でも申し上げました、施政方針演説でも言いましたけれども、あの「三丁目の夕日」の時代のように「分厚い中間層」を作っていく。これが私は大きな命題だろうというふうに思っております。

 「分厚い中間層」を作っていく際に、まず攻めの話の前に守りの話からしなければなりません。というのは、中間層から今こぼれ落ちてきている人たちが増えていると思います。こぼれ落ちた後にもう一回戻れるようなリターンマッチが可能な社会にしなければいけませんし、中間層自体の重心が私は今下に下がってきているような気もしています。この状況認識の中でやらなければいけないことは、私は格差を是正をし、そして中間層からこぼれないようにするためのセーフティネットを作る。落ちた後はトランポリンをするようにまた戻ってこれる。そういう社会を作ることではないかと思っています。

 そのためには、私自身は人類が長い間、命がけで獲得してきた価値というのは、一つは自由という価値があると思います。もう一つは平等という価値があると思います。この自由と平等を両立させることが人類の英知だと思うんですが、私はあるときは自由という右足を踏み出さなければいけない局面があると思います。ある時は平等という左足を踏み出さなければいけない時があると思います。まさに、人間の歩くときの二足歩行と同じであって、あまりにも社会主義、統制経済みたいなときには規制緩和をどんどんやって自由という右足を踏み出すことが世の中にはプラスです。でも、格差が間違いなく出てきて、という時にそして貧困層が増えるような時代においては平等という左足を前に出すということが世の中のためになるだろうと思うんですが、その意味においては、今この転換期において、私は、本来は自由主義の方が勝ると思ってやってきました。

 だけど今の局面においては平等という左足を踏み出すことがプラスではないかと思っています。したがって、今税制の話は消費税ばかりに焦点が当たってるんですけれども、私は高所得の皆さんに対するこの課税を引き上げると言った再分配機能の強化、あるいは資産課税についてもこれはやっぱり一定程度再分配機能強化という視点の税制改革は必要だろうというふうに思います。その上で、これは未来永劫ではありません。また自由という右足を踏み出さなければいけない時があるかもしれませんが、それをきちっとタイミングを外さずに、正確な判断のもとに果断に実行するのが政治の役割だというふうに思っております。その際に必要な政策というのは、今非正規雇用が増えていますが、そういう皆さんの扱いの問題であるとか求職者支援制度とか、今手がけ始めていますけれども、そういう問題をしっかりとクリアをしていくことが今大事だとお思います。

 もう一つは、これは今どちらかというと守りの姿勢であります。「分厚い中間層」を復活させるには経済が成長しなければなりません。そのためには、日本の得意技は何なのかということを見極めながらこの力を引き延ばすことだと思います。今、私どもの政権では菅政権の時にまとめられた新成長戦略を踏まえて、それを加速させようとしていますけれども、その柱になっているのは、「ライフイノベーション」、そして「グリーンイノベーション」であります。

 なんだかんだと、日本の医療や保険制度、いろいろ言われますけれども、だけども、世界一の長寿国であって、新生児の死亡率が世界一低い。これはすごいことです。それを実現をしてきている国でありますので、医療や健康産業をさらに得意技にしていくならば、それを見習おうという国は間違いなく出てくるだろうと思います。

 もう一つはグリーンです。オイルショックの経験を経て世界一エネルギー効率を改善し、冠たる省エネ国家になりました。原発事故という大変国難ともいうべき事態を迎えておりますが、再生可能エネルギー、この普及に力を入れながら更にエネルギー効率を改善をし、低炭素型の社会を作っていくイニシアティブを、日本が発揮をすること。そこにもビジネスチャンスは間違いなくあるだろうと思います。こういう分野をしっかりと押さえて、そこに貴重な財源を降り注いでいくということと、あえて言うならば、私は海洋、そして宇宙にも力を入れたいというふうに思います。

 海洋はご承知の通り排他的経済水域、日本が管理できる水域は世界の中で6番目の面積です。国土の面積では60番目と小さな国でありますが、海まで見渡していくと広いんです。広さで言うと6番目、海は立体です。深さがあります。日本の管理水域内におけるいわゆる体積で考えるならば、世界で4番目です。5千mより深い海は世界一。日本周辺にあります。そこにメタンハイドレード等の資源もあります。そういうところにフロンティアの開発をしていくことも必要です。

 宇宙。ロケットを飛ばし、衛星を飛ばせる。そして射場もある。そして国際協力のもとで宇宙飛行士も育ってきました。私は宇宙も手を抜かなければ宇宙先進国だと思います。その先進国の意味は何があるか。「地球の息づかい」を一番感じられる国になりうるという事です。「地球の息づかい」を一番感じられる国は、地球への貢献もありますが、そこへもビジネスチャンスは沢山あるだろうというふうに思います。

 こういうところに現状に甘んじるんではなくて、勇気を持ってフロンティアを開発していく。そういう国でありたいと考えております。国内の問題だけではありません。段々と残念ながら人口が減っていきます。8000万人になるかもしれません。だけども、アジア太平洋地域を見渡していくと、まさにこれから巨大な中間層が現れてくる。多くのインフラの市場があります。ここを取り込まない手はないはずであります。

 文明の発祥を見てみますと、黄河やメソポタミアやナイルやインダスや、というところでありましたが、文明の中心はギリシャ、ローマからヨーロッパに渡り、大英帝国の時代になり、20世紀はアメリカ中心の時代を迎え、今もアメリカの力は大きいのですが、間違いなく西に回ってきています。そして、これからはまさにパックス・パシフィカ、「アジア太平洋」の時代だと思います。アメリカがアジアへの回帰、これ当然だと思います。これからの時代は「アジア太平洋」の世紀だと思います。この世紀において、せっかくのこの地域にチャンスがめぐっている時に、元気のない日本が老化をしていくんだったら本当にもったいない話だと思います。私は今、日本は国としてしっかり戦略を持たなければいけないのは、アジアの東端にある、太平洋の西端にある、このアジア太平洋地域においてルールメイキングに積極的に関わっていく事であります。自分の国は人口構成上ですね、残念ながら今平均年齢だって45歳、老化は進んできています。だけども、ルールメイキングに関われば、元気な国に復活出来るはずだと思います。

 明日は私はカナダのハーパー首相とお会いをしまして、日本とカナダのEPAの交渉スタートの議論をします。明後日はソウルにおいて、核セキュリティサミットに出ます。あまりそれ以外の話は出来ないかもしれませんが、日中韓の投資協定はもう実質合意しました。投資協定の後は、日中韓のFTAであります。こういう高いレベルの経済連携をしっかりと張り巡らせていくこと。そして当然の事ながらTPPもその中の視野に入っています。昨年、交渉参加に向けて協議に入ると申し上げました。現段階においては、交渉に入っている9カ国のうち6カ国が日本に対する支持を表明をし、アメリカとオーストラリアとニュージーランドが残っています。

 私はこのTPPを通じて、アジア太平洋の貿易、投資のルール作りに日本がイニシアチブを発揮する。その意義は大きいだろうし、日中韓もやる。いずれは日米が中心となったルールメイキングに中国にも入ってもらう、インドにも入ってもらうという形で、まさにFTAAPを実現をしていくという事は、これは国益に沿う事だろうと私は思います。現段階においては協議中でございますので、あまり予断を持って言う事は出来ませんけれども、あくまで国益に沿って判断をしていきたいと思いますが、私はあまり、その心配論が多いですね。心配論が多い事はよく分かります。様々なステークホルダがあります。よく分かりますけれども、この国は現状に甘んじようと思ったら、尻すぼみになっていくんです。勇気を持って未来を切り拓いていくためにも、ここは土俵にのぼってしっかりと議論をしながら、国益に沿ったルールを作っていく事は、大切ではないかと思います。

 あまり滑った話をすると、まだ予算委員会もやっているのでいっぱい質問を受けてしまうから言いにくいんですけど、あの、マインドとしては悲観する事はない、弱気になる事はないと思っているんです。というのは、よく例えで申し上げるんですが、TPPはビートルズと考えた場合に、日本はポール・マッカートニーです。ポールのいないビートルズはあり得ません。もちろんアメリカはジョン・レノンです。この2人がハーモニーしなければいけません。そういう気持ちでいくならば、それは諸外国にとっても日本がルールメイキングに関わる事はプラスなはずなので、そういう視点を押さえながらこれから協議をしていきたいというふうに思っております。

 今日より明日はよくなるために、やらなければいけない事はこの世に沢山ございますけれども、少なくとも、日本の人口はこれから減っていきます。だけども今いくつかの国の話をしましたが、ベトナムは今9000万人、これから増えます。最近民主化が進み国民の融和も進みつつあるミャンマーも、人口6000万の国です。こういう国々の、まさに、これから中間層が出てくる、需要を取り込んでいくということを忘れては、私はいけないのではないかというふうに思います。

 今日より明日を良くするために一番心がけなければいけないのは、東日本大震災で被災をされた地域の復興でございます。この地域において今日より明日は良くなると思っていただけるようなことをやらなければならないと思います。

 私はかつて3年8か月落選をして浪人した事があるんです。この浪人中に一番自分の胸に響いた言葉は、何の気なしにある日行った、ある講演でございました。その講演の内容はどういう内容かというとですね、朝顔の研究をしている方のお話なんです。朝顔の研究をしている女性研究者の話です。早朝に朝顔が可憐な花を咲かせるために、一番必要な条件は何なのか、という研究をされているということでございました。私は当然、陽の光だと思っていました。答えは違いました。あえて一番というならば、陽が当たる前の夜の闇と夜の冷たさ。これが一番必要だという事でありました。ちょうど浪人中でしたので、目からウロコのような気持ちがしました。自分は闇を知らなかったんではないか。闇が分かっているから、ほのかな明かりというものが嬉しいと感ずる事が出来る。冷たさを分かっているから温もりが本当にありがたいと思う。その時、浪人中心に響いた一番の言葉でありました。

 私は今、被災地の皆さんにとって、冷たさと暗さを経験し、ほのかな温もりとほのかな温かさを求めている方が沢山いらっしゃると思います。そういう感情に寄り添っていく日本でなくてはいけないと思います。幸いにして、多くの国民の皆さんは、すぐに義援金を送り、そして多くのボランティアが入りました。その思いを持続可能なものにしていく事が国として大事だと思っております。

 それは具体的に言うならば広域処理です。災害廃棄物が宮城県では19年分溜まっている。岩手県では11年分溜まっている。そのがれきが近傍にある限り、今日より明日はという気持ちに転換する事は出来ません。もちろん被災地でご努力をいただいておりますけれども、これは多くの自治体において、助け合い、支え合いの気持ちでご協力を今呼び掛けております。今日は民間企業の皆さんもいらっしゃいますけれども、焼却施設を持っているところは是非ご協力をいただければというふうに思います。

 震災後、日本を訪れた外国の方が一番感動したというのは、冷静に秩序立って行動している被災者の皆さん。それを懸命に支援しようとしている官民挙げての様々なスタッフの皆さん。その姿に気高さを感じたという人がいらっしゃいました。戦前、フランスの大使館にいた方が名言を残しています。戦前ですから、日本は貧乏な時代です。フランスの性格がどうかわかりませんが、日本はポーヴルだけどノーブル。貧乏だけど気高いと言ったそうです。その後我々は豊かさを経験をし、貧乏ではなくなったけれども、もしかするとノーブルも忘れていたのかもしれないと思っていましたが、どっこい、DNAとしてそのノーブル、気高さも持っていました。私は被災地への支援、寄り添うということは経済的な面だけではなくて、精神的な面においても私は日本にとっても極めて重要だと思います。当然のことながら、政府は先頭に立って、この復興を果たすべくスピードアップをしていかなければいけないと考えている次第であります。

 さて、こういう色々な問題を申し上げました。経済に関わる問題、あるいは国際社会との関連の問題、復興の問題、それぞれひとつひとつやり遂げていかなければならない課題であります。だけども、私がそれらをやり遂げるには乗り越えなければならない一つのハードルがあります。それは「社会保障と税の一体改革」であります。昨年の8月末における民主党代表選挙に5人の方が立候補し、私だけ明確にこの一体改革の必要性を訴えました。勝てると思いませんでしたが、勝てました。そして、その後一体改革の成案に基づいて素案をまとめ、大綱として閣議決定をしました。丁寧な議論を積み重ねてきたつもりであります。いまも党内で侃侃諤諤の議論がありますが、基本的にはこの大綱に沿っての議論をしていただいていると思います。万万が一にも、ちゃぶ台返しをして後退させる議論はないと思います。基本的には大綱には法案はこの年度内に提出すると書いてあります。その線に沿っての丁寧な議論が今、行われていると思います。年度内になんとしてもこの法案を提出をしなければ、国会の審議で与野党で向き合って決勝を行う前に準決勝敗退です。そんなことはあってはならないと思っています。

 「社会保障と税の一体改革」は、もうここにいらっしゃる皆様はご案内の通りで、釈迦に説法のようにあれこれいうつもりはありませんけれども、待ったなしの状況であります。特に社会保障においては、人口がピラミット型の構造から逆ピラミッドへと急変する中でどうやって持続可能性を担保していくか。これは早く手をつけなければなりません。給付においても、負担においても公平性が必要です。支える側が一人、支えられる側が一人という肩車の社会に移行をしている時に、支える側を何のケアもしない社会保障では持続可能ではありません。これまでは給付は高齢者中心、負担は現役世代中心でした。だけども子育て支援等、現役世代にも恩恵を感じてもらえる社会保障へと転換をしていかなければならないわけであります。そして負担の方も、現役世代中心で保険料や所得税だけに頼っていくならば、これも持続可能制は担保出来ません。むしろ現役世代だけではなくて、将来の世代のポケットに手を突っ込んで、赤字国債という形で借金でまかなっているのが現状です。

 欧州の債務危機は対岸の火事ではありません。財政規律を守りながら、いかに社会保障を持続可能なものにしていくのかという発想からすると、これは消費税を安定財源としてあてていくということに国民のご理解をいただいていかなければなりません。今日より明日は良くなるという、そういう社会をつくるためには、将来の不安、これは一番はやはり社会保障の持続可能性だと思います。その不安を取り除くことが何よりもこの国にとっては必要であるということを、苦い薬かもしれません、痛い注射かもしれません、でもその効用というものを国民の皆様に真正面からお訴えをしてご理解をいただく。そういう政治をぜひ実現をしていきたいと思います。

 昨年の夏、イギリスのエコノミスト誌に乗ったある記事は衝撃的でございました。イラストはメルケルとオバマが出ているのです。メルケルは着物を着てかんざしを挿していました。隣にオバマが和服姿です。後ろには富士山です。タイトルは“日本化する欧米諸国”ですね。日本化する…、サブタイトルは“債務とデフォルトと政治の麻痺”です。当時はアメリカは債務上限問題。欧州は今も引きずっていますが欧州債務の問題、債務危機の問題、その問題をずっと先送りして対処療法で解決のできない欧米。それに対して、そういえばそういう国があったなと。政治が麻痺した国が。バブル崩壊後やるべきことはあるけれども、進路を示せないでずっと先送りしてきたそういう政治をやってきた国があったなと、そういう扱いで日本が出ていたわけです。

 私は一番やりたいことは、やらなければならないことを先送りをする政治との決別であります。政権与党として苦しいことでも切ないことでも、国民の皆様にご理解をいただいて政治を前へ進める、決断をする政治であります。世論はすぐついてこないかもしれない。厳しいかもしれない。でも世論を先導する政治であります。今の日本で一番怖いことは、災害、もちろんそうです、欧州の問題、北朝鮮の問題、イランの問題…様々な危機はあります。内外ともに大きな危機があります。でもそういう危機がこれからもあるでしょうが、それに対して自分たちの判断をする、決断をする政治が出来るかどうかだと思います。

 今回、最後にこの一体改革のお話を申し上げたのは決断をする政治の象徴的なテーマです。ここで決断をし、政治を前進させることが出来なかったならば野田内閣の存在意義はありません。不退転の決意で、政治生命を懸けて、命を懸けてこの問題を前進をし、この国会中に成立をさせる。そういう意気込みでこれからもがんばっていくことを皆様にお誓いを申し上げて、約30分、最初にしゃべれというお話でございましたので私からのまずは冒頭のご挨拶にさせていただきます。あとは皆様からどうぞ忌憚のないご意見、ご提言を頂戴できればと思っております。ご清聴ありがとうございました。

ページの先頭へ戻る

内閣官房内閣広報室
〒100-8968 東京都千代田区永田町1-6-1

Copyright © Cabinet Public Relations Office, Cabinet Secretariat. All Rights Reserved.