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欧州訪問


 小渕総理は1月6日から13日まで、フランス、イタリア、ヴァチカン、ドイツを歴訪した。欧州単一通貨ユーロの誕生直後の欧州主要国首脳と会談し、日本が安定し、信頼できるパートナーであることを強烈に印象づけることに成功した。

 第一の訪問国フランスでは、7日夜、パリでシラク大統領と会談した。欧州単一通貨ユーロの誕生後、小渕総理がヨーロッパの首脳と会うのは初めて。両首脳は国際通貨体制の安定のためにはユーロと円とのレートの安定が重要との認識で一致、両国間で為替市場についての新たな協調体制を確立していくことで合意した。会談後、共同プレスステートメントを発表した。



 8日夜、ローマに到着した小渕総理は、翌9日、ヴァチカンのローマ法王ヨハネ・パウロ2世に謁見。その後、ローマ市内の迎賓館でダレーマ首相と会談し、日仏間と同様、国際金融制度の改革に協調して対処すること、円とユーロとのレートの安定が重要であり、為替市場の動向をより注意深く見ながら新たな協調体制を確立していくことなどを内容とする共同プレスステートメントを発表した。会談に引き続いて行われたダレーマ首相夫妻主催の昼食会には、イタリアのプロサッカーリーグで活躍している中田英寿選手も招待された。



 最後の訪問国ドイツを訪れた総理は、12日、ボン市内の首相府での歓迎式典の後、シュレーダー首相と会談した。両首脳は、ユーロと円の取引をはじめとする国際為替市場の安定のために両国が協力して取り組むことなどで合意した。会談後、共同プレスステートメントを発表した。
 今回の訪欧で、小渕総理は日本とユーロ参加国の中の主要三ヵ国が為替相場安定で協調体制を取ることを確認したことになる。





写真上から
会談後、共同プレスステートメントの発表を行う小渕総理とシラク大統領

ローマ法王ヨハネ・パウロ2世に謁見

イタリアのダレーマ首相と会談

ダレーマ首相夫妻主催の昼食会で 中田選手と歓談

ドイツでの歓迎式典




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