西暦2000年代最初の内閣総理大臣年頭記者会見において「女性の未来」を日本の輝ける未来の中に位置付け、女性も男性も喜びと責任を分かち合える男女共同参画社会の実現に努力している小渕総理は、平成12年(2000年)1月25日の午前、開館後間もない「女性と仕事の未来館」を訪問。樋口恵子館長((財)女性労働協会理事)の案内で、館内を視察し、女性と仕事の未来館のスタッフを激励しました。

                   

女性と仕事の未来館に入館した小渕総理は、まずエレベータで2階の「展示交流サロン」へ。同サロンでは、多くのシミュレーションゲームの中から「職業リサーチマップ」というゲームを熱心に見学。これは、町を歩きながら自分のなりたい職業を探すと、その職業に対する適性や就職するためにしなければならないこと、その職業の将来性などの情報が出てくる将来の職業選択を想定したゲーム。また、同じ階のライブラリーでは、コンピュータによる図書検索を視察。約3万冊に及ぶ図書・資料・雑誌、特に雑誌コーナーに育児雑誌が数多くあるのを見て「こんなにたくさんあるのか。」と感心。             

次に、3階に移って、「あゆみ展示室」を視察。これは、群馬県の富岡製糸工場の様子など明治から現在にいたるまでの女性たちが働いてきた姿を、それを取り巻く 生活なども織り交ぜ模型や写真などによって立体的に展示している展示室。同展示室を見終えた小渕総理は、「日本の近代化のために女性がどのように貢献してきたかがよく表れている。良くできた展示だ。」と、4年間にわたるスタッフの準備の努力とその成果をたたえました。
視察を終えた小渕総理は、4階の第1セミナー室で樋口館長と懇談。樋口館長は、「総理の訪問は思いもかけないことで大変うれしい。」と述べ、「総理は、男女共同参画推進本部本部長でもいらっしゃるので、今後とも男女共同参画の観点から、働く女性に対する支援のためによろしくお願いしたい。」と、「女性の未来」のために努力する小渕総理に期待を表明。総理は、女性の仕事と未来館のために自ら考えた様々な企画・アイデアを樋口館長に披露。さらに、すばらしい施設を生かした斬新なアイデアによる今後の同館の運営に期待する、がんばってほしいと激励しました。
「このような良い施設は全国の皆さんに利用していただきたい。日本の女性にとって「働く」ということの一番良いかたちはどうなるのか、考えていってほしい。この施設が、過去を振り返ってこれからを考える拠点となって各地の人々に利用されるものとなってほしい。」
女性と仕事の未来館が、女性のみならず男性の参加も得て広く利用されることを、小渕総理は期待しています。


(写真上から)2階ライブラリーで雑誌を手に取る(総理の右・樋口恵子館長)、ライブラリーでコンピュータによる図書検索を視察、2階「展示交流サロン」で「職業リサーチマップ」を見る、3階「あゆみ展示室」で「戦時の女性労働」についての展示を見学、同展示室・「戦後の改革と女性たち」。


● 新しい千年紀・「女性の未来」
(小渕総理年頭記者会見から)

「女性と仕事の未来館」、開館。
(同館のあらまし) 

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