小里総理大臣補佐官の愛知県の視察

 令和6年3月22日、小里総理大臣補佐官は愛知県を訪問し、農産品・加工品の輸出促進の先進的取組を視察しました。

① 豊明花き株式会社
 輸出に対応したコールドチェーン確保や、植物防疫官による市場での出張検疫の実施、受発注を効率化するためのシステム整備、物流2024年問題にも対応した新型コンテナの実証事業や海外バイヤー向けの様々なプロモーションなどの取組を視察しました。このほか、電子セリの導入による市場業務の効率化や、生産者と連携した、注文取引拡大を通じた生産者の経営安定化の取組みなど先進的な取組みをお聞きし、今後の日本の花き輸出の方向性について意見交換を行いました。

 
 

② 稲荷山茶園公園・株式会社あいや
 稲荷山茶園公園で、碾茶生産の現状や、地域で伝統的に行われている学校教育現場と連携した児童の営農体験の取組みなどをお聞きし、生産現場での課題について意見交換しました。
 株式会社あいやでは、抹茶の海外輸出の動向や、持続的な碾茶生産に向けた、価格転嫁の展望、課題について意見交換をし、石臼を使った抹茶の製造現場を視察しました。

 
 

③ 丸石醸造株式会社
 丸石醸造株式会社では、実際の酒造りの現場を視察するとともに、深田代表取締役からは、売れるブランド作りのために海外を飛び回った経験や、国の支援制度を活用して取得するHACCPを活かして、さらに多くの国向けに輸出展開をしていきたいという展望、また、地場産の酒米を利用した酒造りの将来構想等について、意見交換しました。