第7回コンピュータ西暦二千年問題に関する顧問会議における

総 理 挨 拶
(平成12年1月20日)

 本日のコンピュータ西暦二千年問題に関する顧問会議の締めくくりに当たり、一言ご挨拶を申し上げます。

一 二千年問題については、先の顧問会議の結果を踏まえ、私は、昨年十月末に国民の皆様に対し、年末年始においては、小規模な不都合に対する備えは必要であるが、重大な問題は生じないと申し上げました。さらに、私自身、年末年始にかけて官邸で政府の対応について陣頭指揮をとりました。
 結果的には、注目されていたこの時期を含め、現在までのところ、金融、エネルギーなどの社会インフラとなる重要分野を始めとして日常生活に深刻な影響を与えるような問題は生じていない状況にあります。

二 これは、行動計画に基づく事前のシステム点検や年末年始における危機管理など官民を挙げた対応の賜物であり、なかんずく、深夜や未明にわたるまで、システムの点検、手直しに当たられた多くの方々の努力の結果であります。関係各位のご尽力に心から敬意を表します。

三 今後も、閏日の二月二十九日等注意すべき日があるとのことでございます。
 このため、官民ともども、年末年始の経験を生かしながら、本問題への対応に引き続き遺漏なきを期していかなければなりません。

四 顧問会議におかれましては、一昨年の九月以来、七回にわたり、民間重要分野におけるシステム点検の促進等行動計画のフォローアップなどについて熱心なご議論を行っていただきました。おかげ様で、所期の目的を達成いたしました。この間における顧問の皆様のご協力に心から感謝申し上げて私のごあいさつといたします。