12月から出会い系サイトへの規制が強化されたそうですが、具体的に教えてください。(平成20年12月18日)
1. 出会い系サイトに関係した児童売春などの犯罪被害から児童を保護し、児童の健全な育成に資するため、平成15年に「インターネット異性紹介事業を利用して児童を誘引する行為の規制等に関する法律」が制定されました。
2. この法律が施行されてから、出会い系サイトに関係した犯罪の被害児童数は一たんは減少したものの、平成18年には再び増加に転じ、依然として1,000人を超える高水準で推移していることから、平成20年5月に法律が一部改正され、出会い系サイト事業者に対する規制が強化するなどされました。
3. 具体的には、改正法において、出会い系サイト事業者に対する以下の制度・義務が新設され、平成20年12月から施行されています。
(1)出会い系サイト事業者に対する届出制度
出会い系サイト事業を開始・廃止等する際に届出が必要になるとともに、事業者に一定の欠格事由が設けられました。
(2)公衆閲覧防止措置義務
児童を異性交際の相手になるよう誘ったり、大人に対し児童との異性交際の相手となるよう誘ったりする情報(禁止誘引行為)が出会い系サイトに書き込まれたときに、そのサイト事業者は書き込みを削除する義務を負うことになりました。
(3)出会い系サイト事業者に対する監督措置
出会い系サイト事業者による法令違反等に対し、その是正のための指示や事業停止命令、事業廃止命令などといった行政処分ができるようになり、事業者に対する監督機能が強化されました。
4. また、このほかにも、改正法では、
(1)出会い系サイト事業者の公衆閲覧防止措置義務の実施を確保するための仕組みとして登録誘引情報提供機関制度の新設
(2)出会い系サイト事業に必要な役務を提供するプロバイダ、レンタルサーバ事業者や児童の保護者に対するフィルタリングサービスの提供や利用等に関する努力義務の明確化
などが図られています。
 法律等の更に詳しい内容については、警察庁ホームページの
「あぶない!出会い系サイト」 (http://www.npa.go.jp/cyber/deai/index.html/) をご参照ください。