総理大臣官邸整備
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総理大臣新官邸 | 総理大臣旧官邸 |
新しい総理大臣官邸の建設に向けて 総理大臣官邸は、国のリーダーとして総理が仕事をし住まう場であるのみならず、内閣の中枢が内閣に課せられた行政責任を全うするための場であり、いわば国民共有の財産としてその機能を十全に発揮できるようにすることは政府の重要な使命です。 昭和4年竣工した旧官邸は築後70年を経過する中でもはや社会経済情勢の変化に対応して求められる機能を充足するには限界を露呈しています。 政府においては既に昭和50年代から現在の総理大臣官邸の建て替えの検討を進めてきたところであり、昭和62年に新官邸の整備についての閣議了解を行い、爾来、新官邸敷地の基盤整備等を進めるとともに、平成8年度より建設大臣官房官庁営繕部において設計に着手し、各界の有識者の叡智を集めつつ作業を進めてまいりました。 平成10年8月には「新官邸の整備方針」をとりまとめられ、平成10年度末より新官邸本館部分の建設に着手し、平成12年8月には、「新公邸の整備に関する懇談会報告」(新公邸の整備方針)がとりまとめられ、同方針を踏まえ、平成13年度以降、新官邸整備とともに、新公邸の整備を行ってきております。 新官邸本館については、平成14年3月に完成し、4月から供用を開始しています。 |