車座ふるさとトーク
平成25年9月11日(水)、菅内閣官房長官は、北海道白老町において、アイヌの方々と「車座ふるさとトーク」を実施しました。「車座ふるさとトーク」は、大臣等が地域に赴き、生の声をつぶさに聴いて政策に活かそうという取組です。
- 開催概要
日 時:平成25 年9 月11 日(水) 12:30-13:10
場 所:北海道白老町アイヌ民族博物館ポロチセ内
テーマ:「アイヌ文化の伝承と振興について」
参加者数:7名
- 車座ふるさとトークでの主なご意見
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オリンピックは民族の祭典とも言われている。2020年にはアイヌの若い世代が発表できる場、情報発信の場を作ってほしいと思っている。
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アイヌ文化を通して自然との関わりを子供たちに伝えることができる。教育の場でアイヌ文化を活用していけるとよい。
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文化への理解は、アイヌに対する見方を変え、アイヌ自身も誇りを感じることができる。
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小さい頃から各地でアイヌ文化を教える場があると、自然とアイヌ文化に馴染んでいける。
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所得の低さ、差別や偏見により担い手が育たない。
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アイヌ文化を学んだ後、伝承、指導で生計を立てていけるよう、文化全体の底上げ、各地への広がりが必要。
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象徴空間における人材育成、普及啓発、雇用の形成に期待している。自然素材の確保も課題だと思っている。
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平取でのアイヌ工芸品の伝産品指定など、白老地域以外でも各地でアイヌ文化振興の特色ある取組を行っており、目を向けていただきたい。象徴空間を中心として各地の文化のネットワークづくりにも期待している。
- 回答を留保した場合、その質問及び回答
なし
参考リンク:政府広報オンライン(車座ふるさとトーク)
◆現地視察(アイヌ民族博物館)
「車座ふるさとトーク」に先立ち、同地のアイヌ民族博物館において、伝統的家屋や古式舞踊等を視察しました。
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