| 民間部門における情報セキュリティ対策及び普及啓発
情報セキュリティ対策を推進するための税制、融資等の支援を実施し、民間部門の情報セキュリティ水準の一層の向上を図るとともに、情報セキュリティ対策に係る相談業務や情報交換・発信について機能の充実を行う。
ア) 情報セキュリティ意識の向上(警察庁)
2004年度までに、ハイテク犯罪6に関する相談、広報啓発活動等に従事する情報セキュリティアドバイザーを都道府県警察に配置し、その能力向上のための研修を行う。また、セキュリティポータルサイト及び情報セキュリティコミュニティセンターを活用し、消費者団体、学校関係者等と連携した広報啓発活動を推進するとともに、ハイテク犯罪等に関する相談に迅速かつ的確に対応するためのネットワーク相談対応システムを構築する。さらに、ハイテク犯罪等に関する相談や事件に関する情報、ベンダーや関係機関からの情報等を集約・分析し、一元的に都道府県警察に提供するとともに、これらの情報を都道府県警察を通じて民間等へも提供する体制を確立する。
イ) 産業界との連携の強化(警察庁、総務省及び経済産業省)
2002年度中に、民間部門におけるセキュリティ水準の向上、ハイテク犯罪対策等の情報セキュリティ対策を効果的に推進するため、情報通信関連事業者、情報セキュリティ専門事業者、情報セキュリティ関連団体、コンピュータに関する有識者等と連携して、情報セキュリティに関する情報を収集・分析するための枠組みを構築する。
ウ) 信頼性向上施設等の導入支援(総務省)
i) 2002年度中に、自然災害等の非常時における通信手段の確保及び情報セキュリティの向上を図るため、電気通信基盤充実臨時措置法による支援対象となる「信頼性向上施設」によって、これらの施設の導入を行う民間事業者に対する税制優遇措置等の支援を行う。
ii) 2003年度まで、法人又は個人事業者が「ファイアウォール装置」を購入した場合の税制優遇措置を行う。
エ) 情報通信ネットワークにおける情報セキュリティ評価手法の確立(総務省)
2003年度までに、情報通信ネットワークに関して事業者の規模にあったセキュリティ評価項目等の検討を行い、ITUに対し国際標準提案を行うとともに、事業者における情報セキュリティ対策のレベルを的確に判断するための評価手法を確立する。
オ) 電気通信事業における情報セキュリティ対策の認定(総務省)
2002年度中に、セキュリティの高いプロバイダに関する民間認定事業の開始に係る支援を通じ、プロバイダの情報セキュリティ対策の向上及び利用者によるプロバイダの選択に資する。
カ) 不正アクセス対策・ウイルス対策等に関する情報提供体制の強化(経済産業省)
2003年度までに、不正アクセス、ウイルス等に関する情報収集・分析を行っている情報処理振興事業協会(IPA)及びコンピュータ緊急対応センター(JPCERT/CC)について、その充実強化・相互の連携及び海外の関係機関との連携への支援を行い、情報セキュリティ情報提供機能の向上を行うことにより、広く一般利用者がこれらの情報提供を享受できる環境を整備する。
キ) 情報セキュリティマネジメント規格の普及啓発(経済産業省)
2002年度中に、情報セキュリティマネジメント規格(ISO/IEC17799、JISX 5080)に基づいたマネジメント実施のためのガイドラインを整備し、普及啓発を行う。 |