| (1) | 「皇室典範に関する有識者会議報告書」の内容を最終確定し、吉川座長から小泉内閣総理大臣へ提出した。 |
| (2) | 小泉内閣総理大臣から挨拶があった。 |
| ○ | 委員の皆様には、御多忙の中、何回も熱心に議論いただき、皇位継承問題という大事な問題について報告をいただいた。委員の皆様の御努力に心から厚くお礼申し上げる。 |
| ○ | このような意義深い報告をいただいたので、今後政府としては、来年の通常国会に所要の法律案を提出すべく準備していきたい。 |
| ○ | 委員の皆様には、今後とも格段の御指導、御鞭撻をよろしくお願い申し上げる。本当にありがとうございました。 |
| (3) | 小泉内閣総理大臣、安倍内閣官房長官と委員との間で懇談を行った。 |
| ○ | 小泉内閣総理大臣の主な発言は以下のとおり。 |
| ・ | 妥当な結論をいただいたものと思う。各方面にいろいろな意見があることは承知しているが、そういう中でこのような報告をいただいたので、この提言をもとに法案作成準備に入りたい。 |
| ○ | 委員からの主な発言は以下のとおり。 |
| ・ | 公式の会合は17回であるが、3回の非公式の会合、その他個々の委員間や事務方との協議を含めると、かなり精力的な会議であったと思う。 |
| ・ | 国民一人一人の皇室観に応えられるものでありたいという気持ちをずっと持っていた。この報告書は、近世日本の歴史において初めてとなることを提言しているわけであるが、やむなくこういう結論になったということではなく、この提言が、未来の我が国の姿に新しい光となるように役立てていただければ大変幸い。 |
| ・ | この会議を通じて、国家及び国民の統合の象徴の重要性を改めて認識し、大変強い責任感で両陛下が務めておられることを認識した。この報告書の結論について、女性、女系容認という表現が使われることがあるが、容認ではなく、継承資格の拡大であって、重要な役割を担っていただく皇室の新しい未来が更に開けていくということだと考える。 |
| ・ | 今後我が国の社会全体で多様化が進むであろうが、多様化が進むほど、統合の象徴というものの重要性が増し、多くの国民の支持が得られる皇室の重要性がますます認識されるのではないか。 |
| ・ | 戦後、象徴天皇の制度となったが、初めのころは、どういうものが象徴というものであるのか、曖昧であったのではないか。それを実態あるものにしていかれたのは、皇室の方々の大変な御努力の結果であると思う。今後の皇室の在り方を考える場合には、現在の皇室が国民の大きな支持を得ていること、それが皇室の基盤であること、それを後世に伝えていくという考え方で、この報告書をまとめた。 |
| (4) | 安倍内閣官房長官挨拶 |
| ○ | 熱心にご議論いただき、報告書をとりまとめていただいたことに心からお礼申し上げる。大変重い重要な課題についてご議論いただいたわけであり、さまざまな御労苦がおありであったかと思う。 |
| ○ | いただいた報告は、我が国の象徴である天皇の地位の安定的継承のために、大変意義深いものと考える。吉川座長始め委員の皆様には、今後とも御指導を賜りたい。 |