学会から寄せられた取組事例一覧
国際教育学会(平成20年12月)
〜教育の改善に特に顕著な功労者を表彰する国際教育学会・舘糾賞〜

国際教育学会 http://sfi-npo.net/ise/

 国際教育学会より、取組事例が寄せられましたので、ご紹介いたします。


国際教育学会

 国際教育学会は、初等教育から大学院教育までの質を向上させるために設けられました。国際教育学会は、21世紀のグローバルな国際社会で通用する人材を生み出す教育、子どもの自立学習を促す教育、特に学力を伸ばす教授法、教材の開発、カリキュラムのあり方、子どもの学力と政策の評価法を研究し、学び合う場を提供しています。国際教育学会は、理想論や抽象的な議論よりも、現場での効果的な実践、またデータに基づく研究を重視しております。
 また、海外の教育関係者とも連携を取りつつ、国際的に通用する教育の研究をする場にしたいと思っています。そのために、州立カリフォルニア大学機構の複雑系研究所(ICAM)がすすめている、理科教育プロジェクトThe Emergent Universe Collaborativeとも連携をとっています。Advisory Boardには、著名な世界的学者の方々を迎え、国際的な基準での未来型の教育を目指しています。
 国際教育学会では、自立学習研修センターを設け、自学自習を通じた学力向上に取り組んでいます。(http://sfi-npo.net/ise/center/index.html
 それとともに、教育の改善に特に顕著な功労があった個人又は団体に対して、国際教育学会・舘 糾賞を設けて表彰しております。これまでの受賞団体は、次のようになっています。

 2007年度 第一回国際教育学会・舘糾賞受賞者(団体)

 多摩市立多摩第二小学校(http://academic3.plala.or.jp/tamadai2/)は、地域や子ども達の学習環境や社会的な変化の中で、東京都の多くの学校がそうであるように、学習困難や学力低下に苦しんでいました。子どもたち自身も学習に対し忌避的で自信がない状態でした。その中で、平成17年度の5 年生に対し、自立学習を通じて、「学習の面白さ」をとりもどし、「確実な基礎学力」「社会に通用する学力」をつけるべく生活・学習改善の取り組みが始められました。その取り組みの中で、子どもたちの、忌避的・依存的な学習が改善され、意欲的に集中して学習に向かうように変化し、学習 は「自分の学習」となり、子どもたちの自学自習が身に付いてきました。
 2005年以降の自学自習の学力向上プランにより、子どもたちの学習意欲・学力を飛躍的に伸ばす取り組みをされています。

 2008年度 第二回国際教育学会・舘糾賞受賞者(団体)

 東京コミュニティスクール(http://tcs.dialog.jp/www/)は、2004年8月東京都杉並区に開校したNPOとして運営されるオルタナティブスクールです。東京コミュニティスクールでは、「自立して学び続ける人」を育てることを理念としており、子ども達は、自学できる教科書やプリントなどを中心とした個のペースを大事にした学びと個別学習によって基礎技能を効率的に習得するとともに、本質的で、現実に取り組む価値のあるテーマについて、グループで協働して探究していく「テーマ学習」に取り組んでいます。  「小」人数学校のメリットを最大限活用することにより、基礎技能の習得と探究型のテーマ学習による学びを融合し、子ども達を知を探究する面白さに目覚めた「自立した学習者」に育成する取り組みをされています。