◇三重県商工会議所連合会
三重県商工会議所連合会より、取組事例が寄せられましたので、ご紹介いたします。
桑名方式インターンシップの拡大による地域ぐるみの人材確保支援事業
三重県商工会議所連合会 会長 齊藤彰一
景気の回復が進む中、本県では大企業の新卒採用が積極的に行われ、求人数は増加傾向にあります。地域の中小企業は、地域内からの人材確保を求めていますが、新卒者に地域内各企業の良さや特色が十分に伝わっておらず、優秀な人材が県外へ流出するなど中小企業の求人に対する未充足は、これまで以上に拡大しつつあります。
さらに「若者の大企業志向から、中小企業では新卒募集をしても若者を確保できない」との思い込みがあり、一部には若年者の採用をあきらめる企業もみられる状況にあります。
そこで、三重県商工会議所連合会では、県下各地の商工会議所が地域のコーディネーターとしての役割を果たすため平成18年度、平成19年度に経済産業省の「若者と中小企業とのネットワーク構築事業」を委託し、「桑名方式」とも言われる商工会議所がコーディネーター役となって実施しているインターンシップ事業を県下各商工会議所毎に地域の産業構造に応じて取り入れることで、若者と中小企業間のネットワークの構築を進め、併せて、地域企業の魅力発信、採用力向上に繋げることにより、地域中小企業の人材確保を支援いたしました。
本事業は、桑名、津、松坂、鈴鹿・亀山(鈴亀地域)、上野・名張(伊賀地域)の各商工会議所(県下のその他の商工会議所は平成20年度に実施の予定)に設置された地域協議会を中心に、企業、高校、行政など地域が一体となり、相互にコミュニケーションを高めるため地域ぐるみの活動を行ってまいりました。
このことにより、地域の優秀な若者が、地元の中小企業により多く採用・育成されることに繋がり、ひいては多くの若者が地域で活躍するとともに若者の離職防止にも役立つものと期待しています。
また、情報発信やインターンシップ等を通じて若者と中小企業が相互に理解を深めるとともに若者の就職選択に大きく影響する教員や保護者とのネットワークを構築するとともに相互の理解を促すことが出来ました。
最後に、本事業の実施にあたり、インターンシップ受入企業はじめ各関係機関の方々のご協力に厚くお礼申し上げますとともに、今後ともなお一層のご支援、ご理解を賜りますようお願いもうしあげます。
(※詳細は上記リンク先の三重県商工会議所連合会のホームページをご参照下さい。) |