地方公共団体から寄せられた取組事例一覧
  • 茨城県(平成19年12月)
    〜茨城の教育改革の取組(「のびのびいばらきっ子プラン」「おてつだいちょう」等)〜
  • 岐阜市(平成20年1月)
    〜国際化時代、情報化時代を睨んだ英語教育、情報化教育。起業家魂を持った子供の育成など〜

茨城県

 茨城県知事より、改革事例が寄せられましたので、ご紹介いたします。


教育改革の旗を揚げて
茨城県知事 橋本昌 

 私は、21世紀にも資源小国日本が繁栄していくためには、「人づくり」が最も大切であると考え、知事就任以来、教育には特に力を入れてまいりました。
 そこで、茨城県独自の取組についていくつかご紹介します。

 第一は、「のびのびいばらきっ子プラン」です。学力向上や生活習慣の習得を目指し、小学校1、2年生の35人を越える学級を対象に、茨城方式による少人数学級を導入しております。また、全ての小中学校で、ティーム・ティーチングを実施できるよう教員の加配を行っております。
 第二は、「おてつだいちょう」です。責任感や役割分担などの観念を育てるため、小学校1年生全員に「おてつだいちょう」を配り、子供たちが家庭でお手伝いしたことを記録し、それに、保護者や先生に、褒めたり励ましたりするコメントを書いてもらっています。保護者からは、「子供たちが積極的に手伝いをするようになった」というような感想が聞かれ、大変好評であります。
 第三は、「みんなにすすめたい一冊の本」で、これは、小学校4年生から中学校3年生を対象にしたものです。子供たち自身が、友達に勧めたい1冊の本を選び、グループ、クラス、学校で討議を重ね、小学生、中学生用にそれぞれ選ばれた300冊を掲載した紹介本を活用して、読書活動を推進しております。多くの本を読んだ児童生徒には、励みとなるよう知事表彰などを行っており、読書活動が大変活発になりました。
 第四は、「道徳教育」です。今年度から全国で初めて全県立高校の1年生に「道徳」の授業を導入しました。生徒たちが、社会のルールを守ることの大切さを改めて考えたり、相手の立場にたって考えることができるようになったという声が聞かれています。
 このほか、いじめなどをなくすため、子供たちの人間関係づくりを推進する「仲間同士の絆づくりプロジェクト」、国語力をつけるための「カルタづくり」や「絵手紙づくり」、「漢字一字からの思いづくり」など、茨城独自の様々な取組を展開しております。

(※詳細は上記リンク先の茨城県教育庁のホームページをご参照下さい。)

岐阜市

 岐阜市長より、改革事例が寄せられましたので、ご紹介いたします。


教育改革in岐阜
岐阜市長 細江茂光 

 “事前の一策は事後の百策に勝る”これは私の好きな座右の銘です。課題を先送りし、のちに大きな問題になってしまった例は枚挙にいとまありません。“三つ子の魂百までも”と言います。教育はまさに“事前の一策”です。その意味では環境、福祉、安全・安心の確保など重要行政課題の多くは子供たちに対する教育によって支えられていると言っても過言ではありません。本市では一貫して教育立市を標榜し、平成18年度には行政経営の基本方針として“知識社会への転換”を掲げました。教育を市政全般の土台と位置づけているからです。行政委員会としての教育委員会の必置を義務付けている現行制度を弾力化し、市長部局の強力な一翼と位置づけ、地域活性化のエンジンにする必要があるのではないでしょうか?
 さて私は商社マンとして12年間米国に滞在した経験を踏まえ、6年前の市長就任後、国際化時代、情報化時代を睨んだ英語教育、情報化教育に重点を置くとともに起業家魂を持った子供の育成に努めてきました。小学校一年生から英語に親しませ、ITリテラシーを学ばせ、ネットスクールを開校するほか、経済産業省の協力を得てトレーディング・ゲームを学ばせたり、若手起業家の話を聞く機会をつくるなど様々な試みを行ってきました。従来の教育は、ともすると人の敷いた線路(既存の企業)の上を上手く運転できる(サラリーマン型)子供の育成に偏してきており、自分で線路を引くことのできる(起業家魂を持った)子供の育成には充分意を用いてこなかったのではないかと言う問題意識から、特に起業家魂を持った子供の育成には特に強い関心を持っています。
 10歳で“二分の一成人式”、また昔の元服に当たる14歳には“立志の集い”を開催し個人としての意識を高め夢と志に溢れた子供を育成しています。 まだまだ充分とは言えませんが、これからの社会を支える志を持ち、地域社会の担い手として活躍してくれる人材の育成を最重要課題として本市の教育改革を進めていきたいと考えています。

(※詳細は上記リンク先の岐阜市のホームページをご参照下さい。)