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道路関係四公団民営化推進委員会 |
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日本道路公団・藤井総裁の経営責任を問う(意見集約)道路関係四公団民営化推進委員会
平成15年5月20日 |
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● 一般有料道路の赤字経営によって将来抱える損失額は五・一兆円 一般有料道路は路線毎に異なる料金徴収期間を満了した時点で無料開放する。建設費にあてられた借入金は料金徴収期間内に完済されることが前提である。そうでなければ無料開放した時点で債務が残ってしまうことになる。そこで料金を取り終えた後に債務だけ残ってしまう事態を防ぐために、「損失補填引当金」という名目で資金をプールしておき、将来の損失に備えている。 ところがその「損失補填引当金」をはるかに上回る将来損失が予測されている。民営化委員会に提出された資料(別添)によると、営業中道路59路線が無料開放された時点で返せないまま残ってしまう借金の総額は、「平成48年度末(2036年度末)に5.1兆円」となり、有利子負債は残っているのに無料開放した後は料金収入がなくなるので「その後は債務が拡大する」と指摘されている。一般有料道路の経営状況はすでに破綻していることを示している。 公団は、高速道路については国からの施行命令にしたがって実務作業をしているだけなのだから公団が経営責任を問われる筋合いではないという主張をしている。それならば少なくとも、国ではなく公団が整備路線を選定する一般有料道路については、公団の経営責任が問われるはずである。 民営化委員会はまず現実的な対応策として、一般有料道路の料金徴収期間延長の方針を示した。<「ネットワーク型」の一般有料道路については、高速自動車国道と一体として取り扱うこととし、通行料金については、料金水準や徴収期間等について、高速自動車国道と同様に取り扱う>と意見書に記してある。 これは、5.1兆円以上の多額の将来損失が発生する事態への応急措置である。料金徴収期間は国民との間に結んだ約束であり、公団の経営の失敗が原因で一方的に期間延長することを民営化委員会が認めたわけではない。このような事態を招いた公団の経営責任は当然に問われるものと考えている。 国民は予定より長く料金を支払わされ、道路公団の経営破綻が招いた5.1兆円以上の多額の将来損失を負担させられる。いわば5.1兆円の債権放棄を公団は国民に求めるわけだ。民間企業が債権放棄を求める場合、経営陣の退陣は常識である。これだけの多額の追加負担を国民に求める公団の現経営陣も当然、総退陣が求められるはずである。 |