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第50回道路関係四公団民営化推進委員会議事録平成15年11月11日(火)13:00〜15:18
場所:道路関係四公団民営化推進委員会室(虎ノ門第10森ビル3階) |
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○田中委員長代理 それでは、ただいまから「道路関係四公団民営化推進委員会」の第50回会議を始めます。
○坂野事務局長 資料の点検を兼ねて御紹介を申し上げます。
○田中委員長代理 どうもありがとうございました。
○村瀬日本道路公団副総裁 村瀬でございます。
○田中委員長代理 まず、議論に入る前に、国交省から前回委員会以降の状況を踏まえて、民営化に向けた今後の具体的なスケジュールの見通しなどについて、簡単に御報告をいただきたいと存じます。 ○金井国土交通省有料道路課長 前回以降、選挙中ということもございまして、資料番号196 、資料の5ページ、6ページの関係でございますが、その辺、特段大きな変更はございません。
○田中委員長代理 そうですね、簡単にやってください。 ○金井課長 「社会実験を踏まえた弾性値等、値下げ効果の分析結果」というところでございますが、12ページのところを見ていただきまして「東京湾アクアラインの社会実験の実施状況」でございます。大分データがたまりましたので、先日来、鋭意分析をいたしております。
○猪瀬委員 新潟はETCですか。 ○金井課長 新潟は全車だと思います。そこに対象車種と下段に書いてありますが、普通車、軽自動車で、ETC利用者は全車という、ちょっと変わったやり方です。 ○猪瀬委員 普通車と軽自動車ですね。 ○金井課長 はい。 ○猪瀬委員 松江は。 ○金井課長 新潟の方を厳密にいいますと、そこの括弧の中に書いてございますが、普通車、軽自動車を対象に、ETC未利用車を対象に1か月、それからETC利用車を5か月間ということで、この辺、地元でいろいろ相談されて決めたようであります。
○田中委員長代理 以上の説明について、御質問があれば御発言いただきたいと思います。その他でも結構ですが、最初に、今更という気もしますけれども、議事のルールについて確認しておきたいと思います。
○猪瀬委員 国交省の説明はこれで終わりですか。 ○田中委員長代理 差し当たり終わりですね。何かあれば、また改めて質問することにしましょう。 ○猪瀬委員 前回、民営化委員会の設置法に基づいて、勧告権を行使したわけですけれども、その勧告権の行使について幾つか確認しておきたい。まず、民営化委員会の設置法というのは、民営化委員会そのものは8条機関ですが、限りなく3条機関に近い8条機関というふうな言い方もありました。その根拠の1つは、勧告権があるということであります。
○田中委員長代理 坂野事務局長、どうぞ。 ○坂野事務局長 現在、勧告権を持っておる委員会、あるいは審議会、全数調査を私どもの方はまだやっておりませんが、今、お話がございました食品安全委員会、これは勧告権がございます。
○田中委員長代理 事務局長、猪瀬さんの質問でもう一つあるのは、その結果というか、効果というか、勧告の結果は何によって担保されるかとか、そういう趣旨の御質問ではないかと思います。 ○猪瀬委員 行政監察の勧告の場合に、今、田中一昭さんが言われたように、どういうふうにそれの効力があるのかと。それはやっているはずですね。 ○田中委員長代理 ちょっと勝手に発言しないで、発言を求めて発言してください。
○坂野事務局長 審議会で勧告をした例は、私はしばらく承知しておりませんので、審議会の例はちょっとわかりません。勧告をしてどういうふうな措置を政府がとったかというのは、わかりません。
○田中委員長代理 猪瀬さん、どうぞ。 ○猪瀬委員 法的拘束力がないというのは、これはこの間の新聞にもそういう書き方をしているんですが、それは当たり前のことであって、一種の司法権を執行するとか、そういう法的拘束力がなくても、普通の役所は執行権を発揮しているわけですから、つまり法的拘束力がないのは当たり前だというのは変ですけれども、ある意味ではそういうものなんです。続けて今の坂野さんのおっしゃったこの尊重すべき義務が出るということについて、それは尊重しない場合というのはあり得ないわけですね、普通勧告をやった場合、尊重すべき義務が生じるわけですから、法的拘束力という言い方はあってもなくてもいいような言い方で、勧告に対して尊重すべき義務が出るという、その辺りをもう少し坂野さんの見解を聞きたいんですけれども。 ○田中委員長代理 坂野局長、どうぞ。 ○坂野事務局長 尊重するということは、その意見を重く受け止めて、それを受け止めた上で、最終的に決定をすべき人が決定をする、そういうことであろうと考えております。 したがって、尊重しないということは行政機関としてあり得ないということだろうと思います。
○田中委員長代理 猪瀬委員、どうぞ。 ○猪瀬委員 田中一昭さんと坂野さんともたまたま仕事が重なってきたからお尋ねしますが、つまり行政監察局で勧告しますね、それを勧告を無視された例というのは、過去に何件ありますか。 ○田中委員長代理 坂野局長。 ○坂野事務局長 件数、その他については、私どもは悉皆調査をした結果も持っておりませんし、必要があれば行政評価局に照会をいたしますが、勧告どおりの措置がとられなかった例はあると承知しております。 ○猪瀬委員 勧告どおりの措置というか、勧告して何らかの措置を全然とらないということはなかったんじゃないですかと。 ○田中委員長代理 坂野局長。 ○坂野事務局長 勧告は、1件の勧告に非常に多岐にわたる内容を盛り込むのが通例でございます。したがって、かなりの部分については、勧告どおりの措置をとる。しかし、ある一部については勧告どおりの措置がとられない、そんなような報告結果になると思います。 ○田中委員長代理 猪瀬さん、どうぞ。 ○猪瀬委員 ということは、基本的には勧告は大体守られるというか、やらなければならない、さっきの尊重する義務が出るということは、現在までの言葉に従って考えると、実質行われてきたということですね、尊重する義務があるというのは、そういうことでよろしいですか。 ○田中委員長代理 坂野局長、どうぞ。 ○坂野事務局長 勧告を受けて取られた措置がいかなるものであれ、受けた行政機関は、これを尊重した上で最終的な決定を下したものと、そういうふうに理解をいたしております。 ○猪瀬委員 だから、尊重した上で判断を下したということですね。
○田中委員長代理 それは取ろうと思ったら取れますか、坂野局長。 ○坂野事務局長 資料を取り寄せたいと思います。 ○猪瀬委員 それから、もう少し続けてよろしいでしょうか。 ○田中委員長代理 猪瀬さん、どうぞ。 |
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○猪瀬委員 したがって、勧告は法的拘束がないというのは、よく一般的な言い方として、新聞記者も簡単に書いてしまっているんだと思うんです。でも、そういう言い方をしていったらちょっとおかしいなと思うんです。
○田中委員長代理 どう思いますかという意味がちょっと分かりませんが、坂野事務局長が先ほど説明したとおりで、勧告を受けた方は尊重する義務があるということで、私も勧告したこともあれば、受けたこともあるんですが、十分に尊重して大体勧告どおりに実行するはずであります。
○ 猪瀬委員 田中一昭さんが行政監察局長だったときに、そういう勧告権を具体的に出したことがありますね。 ○田中委員長代理 実は、行政監察局、今の行政評価局というのは四六時中勧告しております。四六時中勧告しているというのは、年間に十数本の当時は監察、今では評価、いろいろな政策評価も含めて行政評価、いろいろな課題について調査しますと、その結果について必ず改善すべき事項が出てきます。改革していただくべき事項がです。
○猪瀬委員 だから、途中経過があるということですね。そして、それについて応答がきちんとあるということですね。 ○田中委員長代理 そういうことです。 ○猪瀬委員 ちょっと、続いて坂野さんにお尋ねさせていただいていいですか。 ○田中委員長代理 猪瀬さん、続けてください。 ○猪瀬委員 当委員会が、2003年10月28日付けで行った勧告に対して、何らかの回答が、坂野事務局長のところに、あるいは事務局に出されているかということで、回答があるとすれば、だれがいつ、どのような形で、どんな回答をしてきているのかということをお尋ねしたいのが第1点。
○田中委員長代理 事務局長。 ○坂野事務局長 まず、勧告をした後の回答があったかどうかということについては、回答はございません。
○田中委員長代理 猪瀬さん、どうぞ。 ○猪瀬委員 それから、同じ質問なんですけれども、国土交通省は勧告というものを、一応、総理の方からとか、国交大臣からは受けているんでしょうか。 ○田中委員長代理 どうぞ。 ○日原国土交通省日本道路公団・本州四国連絡橋公団監理室長 勧告を受けているかということでございますが、勧告につきましては民営化委員会の事務局の方から私どもの局長あてに、標記について別添のとおり勧告がされましたので送付しますという形でちょうだいしておりますし、その中身については承知をしております。 ○猪瀬委員 石原大臣の方からは特にないわけですね。 ○日原室長 具体的な話は聞いておりません。 ○猪瀬委員 勧告があったという話を、佐藤道路局長、大臣と話をしたことがありますか。 ○田中委員長代理 佐藤局長、どうぞ。 ○佐藤国土交通省道路局長 御存じのように、選挙の最中でありますから、勧告があった旨の御報告は秘書を通じて上げております。
○猪瀬委員 話はしていないんですか。 ○佐藤局長 会話を交わせる状況ではございません。 ○猪瀬委員 佐藤局長の方から、こういう勧告があったはずだけれども、どのようにいたしますかというふうなことはお尋ねしていないんですか。 ○佐藤局長 お尋ね申し上げておりません。 ○田中委員長代理 猪瀬さん、どうぞ。 ○猪瀬委員 坂野さん、結局、先ほどの田中一昭さんの行政監察局長時代の話もありましたが、尊重すべき義務はあると言うけれども、こうなると尊重されていないということになってきますね。
○田中委員長代理 坂野局長、どうぞ。 ○坂野事務局長 現在まで、何の回答がないという事実をもって直ちに尊重していないということには、私はならないんではないかと思います。種々いろんな検討をされておられる中で、この勧告を踏まえて最終的に御判断をされる、そういう結果がまだ出ていないわけでありますので、単純に尊重していないという判定はできないと。
○猪瀬委員 だから私は、勧告が直ちに実現とは言っていないんですよ。先ほど田中さんも、何らかの途中経過の応答があるはずだと言っているわけです。坂野さんもそういうふうに認識していると思うんです。つまり勧告に対して、今、最終的に坂野さんは論点をずらしている感じがするんですが、勧告に対して勧告のとおりになるかどうかということを言っているんではなくて、勧告があった場合には何らかのレスポンスがないということは、前例のない異例な事態ではないかというふうに聞いているんです。
○田中委員長代理 坂野局長、よろしいですか。 ○坂野事務局長 勧告された事柄によるのではないかと私は考えます。一般論として申し上げれば、通常は予算措置であるとか、法制上の措置であるとか、そういう何らかの形のアクションを普通は求めると、行政措置としてあるいは行政施策として何らかの内容を求める、それが普通の勧告でなされるものの態様であろうかと思います。
○田中委員長代理 猪瀬さん、どうぞ。 ○猪瀬委員 目的、用途いろんなものによって違ってくると言ったら、勧告という言葉が、それに応じて今度いろんな言葉になって対応していくわけですね。ですから、勧告は勧告で、何と何だからこれは勧告に当てはまるとか、当てはまらないという話ではないわけですね。
○田中委員長代理 よろしいですか、坂野局長。 ○坂野事務局長 私がどこまでお答えするのが適当かという問題があろうかと思います。この委員会として、政府側の対応について評価を下される、そういうことであれば、私が申し上げるべき筋合いのものではない。
○猪瀬委員 わかりました。もうちょっとだけいいですか。 ○田中委員長代理 どうぞ。 ○猪瀬委員 総合規制改革会議では勧告権がなくて、総合規制改革会議令というのには、結局会議は、第5条の2ですが、内閣総理大臣は会議からその所掌事務を遂行するために必要があるとして申出があったときは、関係行政機関の長に対し、会議への資料の提出、意見の開陳、説明、その他必要な協力をすべきことを求めると、こういうふうにあるんですが、たしか議長の宮内さんが、我が方の総合規制改革会議令には勧告権がないので、非常に辛いところがあると、こういうふうにおっしゃっていたんですね。
○田中委員長代理 坂野局長、どうぞ。 ○坂野事務局長 異例なものであるかどうかということについては、前にも申し上げたように、勧告された内容に応じて、それぞれ必要な措置がとられるわけでございまして、今回のものについて、私が異例だとか、異例でないとか、そういうことを評価するだけの材料もございませんし、また私がそれを申し上げるべき立場にも多分ないだろうと思っております。
○田中委員長代理 どうぞ。 ○猪瀬委員 逆に言えば、民営化委員会は国会で設置法が通過して、法律として成立したわけですが、したがって、だからこそ委員の人選についても大騒ぎになったり、いろいろしたわけですね。
○田中委員長代理 道路局長、どうぞ。 ○佐藤道路局長 国土交通大臣として、あるいは国土交通省として直にこの勧告に対してどうお答えするかということを決めるべき立場かどうかと、ここの部分は多少の問題があるかなと思いますので、その点も含めて、どんなふうにお話申し上げるかを考えたいと思っております。 ○田中委員長代理 猪瀬さん、どうぞ。 ○猪瀬委員 今、たまたま道路局長の上に石原大臣が国交大臣として任命されてきているわけですから、これは石原大臣が行革担当大臣として、自らこの法律を通し、そして成立したこの法律の中身を無視するということになりますと、石原大臣は自らを否定したことになるわけであります。石原大臣が立法者としての重みをどのように受け止めて、今、国交大臣としていらっしゃるかということは、佐藤道路局長も強い関心がおありだと思うんですが、いかがでしょうか。 ○田中委員長代理 佐藤局長、どうぞ。 ○佐藤局長 組織の人間であるということを踏まえて考えましたら、今、一番重きを置いて御判断いただくべきことは、国土交通大臣としての判断だと、こういうふうには思っております。
○田中委員長代理 猪瀬さん、どうぞ。 ○猪瀬委員 結局、どうせこの勧告は少し時差があって、いずれ下りてきたとしたら、佐藤さんのところに来るわけですね。この勧告に対して、佐藤道路局長の御意見というか、お考えを聞きたいんですけれども。 ○田中委員長代理 佐藤局長、どうぞ。 ○佐藤局長 恐縮ですが、いつも申し上げるような話になってしまうんですけれども、私個人がどう思うかという点について、こんなふうに思う、あんなふうに思うということをここで申し上げるような場ではないというふうに私自身は思っております。 ○猪瀬委員 もう一点だけで、もう終わりにしますから。 ○田中委員長代理 どうぞ。 ○猪瀬委員 坂野局長、1つだけ最後に確認したいんですけれども、勧告に対するレスポンスがないという前例があったか、なかったかという事実確認だけをお願いします。すぐにできると思いますが、過去に勧告を無視した例はありますかという基本的な問題です。
○田中委員長代理 坂野さん、どうぞ。 ○坂野事務局長 これも、いろいろ悉皆で私どもが調べているわけではございませんので、過去にあったか、なかったかというふうにおっしゃられても、今、私がお答えすべき材料はございません。必要ならば、8条機関の例として過去にあった例もいろいろ照会をかけて調べてみたいとは思います。 ○猪瀬委員 ただ、坂野さんの記憶では全くありませんね。調べないとわからない部分はあるけれども、現在の記憶ではないですね。 ○田中委員長代理 坂野さん、どうぞ。 ○坂野事務局長 学術会議の例で申し上げましたが、学術会議の勧告は、多分すべてそれに対してとった措置というのをしかるべき時期に報告をしておると思います。それ以外は、ちょっと私は例を存じませんので、何とも申し上げられません。 ○猪瀬委員 存じないではなくて、例はないということでしょう。 ○田中委員長代理 坂野局長、どうぞ。 ○坂野事務局長 勧告を受けて、一切の応答がなかったというのは、私はちょっと知らないですね。 ○田中委員長代理 どうもありがとうございました。川本さん、どうぞ。 ○川本委員 坂野局長に教えていただけたらと思います。今、状況としては、勧告は公文書として発出されて、総理大臣室に報告がされたと、それで文書は内閣府の官房総務課に保管されているということですね。
○田中委員長代理 関連で大宅さん、どうぞ。 ○大宅委員 私も、それを考えていたんですけれども、今まで無視したものはないかどうかということを追及しているよりも、少なくとも受け取ったか、受け取らないか、受け取った後、検討するのにどれぐらいかかるか、それもわからないんだとしても、少なくともいただきましたというものをもらうべきだと思うんです。それが検討して、いわゆる尊重の義務が生じ、最終的決断までいくのに長い時間がかかるのかもしれないですけれども、その間、ちゅうぶらりんで、私たちは受け取ったのか受け取らないのか、私たちの存在があるのか、ないのかわからないままというわけにはいかないので、そば屋の出前ではないんですけれども、本当に出たんですかと、受け取りましたかという話をもう一度言うというわけにはいかないんですか。 ○田中委員長代理 坂野局長、どうぞ。 |
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○坂野事務局長 まず、大宅委員からのお話ですが、これは受け取りましたという通知を紙でもらっているわけではございませんけれども、現実に、私ども職員が官邸の総理室で秘書官に渡しているということでございますので、受け取りましたという受領書があるなしに関わらず、確実に受領をされている、これは疑いのない事実だと考えております。 ○大宅委員 もう一ついいですか。 ○田中委員長代理 どうぞ、大宅委員。 ○大宅委員 これは新聞情報ですけれども、官房長官がそれというのは検閲ですかとおっしゃったという記事を読んだんですね。そうすると、勧告ということに対して、総理なり官房長官なりの認識はどうなっていらっしゃるのかなという気がしているんですが。 ○田中委員長代理 坂野局長、どうぞ。 ○坂野事務局長 川本委員のお答えをする前に、今の大宅さんの方にお答えしますが、官房長官が勧告が出た後、記者会見でそういうことをおっしゃったというのは、仄聞をしておりますが、どういう御判断でそういうことをおっしゃったのか、私がつぶさにその理由を承知しているわけではございません。
○田中委員長代理 今の点について、私も疑問に思っていたんだけれども、検閲かというふうな言葉が出ること自体非常に問題だと思うんですが、つまり我々の委員会は法律に基づいて設置され、その法律の中で監視の機能が与えられているんですね。監視というのは、ちゃんと意見を言った後、それが実現すべくフォローしていくという意味なんです。それでいろいろ政府の行動について監視というものを通じて我々は意見の実現を図っていくという趣旨であって、それは検閲というふうに、たとえ単なる言葉にしても、ちょっと認識が問題なので、こういう点は改めていただく必要があると思うんだけれども、それはやはり行革担当大臣である金子大臣を通じて言ってもらうことになるんですか、直接、私ども官房長官に何をおっしゃっているんですかと、こんなふうに言うのか、そこら辺はどういう手続を取るんですかね。 ○坂野事務局長 今のお話と、川本委員のお話が多分重なってくることだと思いますが、まず、この委員会として勧告をした後、政府の対応ぶりについて評価をなさって、その評価に基づいて何らかのアクションをお取りになる、これはこの委員会が御自由に御判断をされるべき事柄だと、私は考えております。どういう手段を取るかも含めて、委員会の御判断によるべきことだと思います。
○田中委員長代理 どうもありがとうございました。猪瀬さん、どうぞ。 ○猪瀬委員 さっきの佐藤局長のお答えの中で、国交省は直接勧告に答える立場にあるかどうかということですけれども、これは国交大臣から指示があるかどうかということになりますね、佐藤さんのところにね。
○田中委員長代理 佐藤局長、どうぞ。 ○佐藤局長 そこは私どもとしては、確認できておりませんが、恐らくという議論で申し上げれば、具体にいろんなお話ができる時間というのは、その後はなかったと思いますし、そういう問題ではないかと思います。 ○猪瀬委員 ということは、選挙中で忙しくて、総理から国交大臣に具体的な指示が出ていないというふうに理解されているわけですね。 ○田中委員長代理 佐藤局長、どうぞ。 ○佐藤局長 忙しい、もしくは途中対応なるものをどうすべきかという点について、特段の指示をするまでの御見解といいますか、御判断をしておられないのか、いずれにしましても、何らかの。 ○猪瀬委員 途中対応とは、どういうことですか。 ○佐藤局長 先ほどのお話のように、委員会の勧告なるものを尊重して、どう判断するかという点について、途中、途中でこんなふうにしなさい、あんなふうにしないさいというようなことがいつもあるのかどうか、いつもしなければいかぬのかどうかという点はあるんだろうと思います。そこはよけいな話かもしれませんが、いずれにしましても、何らかの指示が降りているというふうには聞いておりません。 ○猪瀬委員 つまり、総理大臣から国交大臣に何らかの指示は途中、途中の対応としては降りていないと、こういうふうに佐藤局長は解釈しているわけですね。 ○田中委員長代理 佐藤局長、どうぞ。 ○佐藤局長 正確に申し上げれば、指示が降りたというふうに伝わってはきておりませんということであります。
○田中委員長代理 猪瀬さん、どうぞ。 ○猪瀬委員 ということは、総理大臣がまだ石原国交大臣に勧告の指示をしていないと、その段階で止まっているんだということは、よくわかったんですけれども、そうであれば、総理に何らかの形で、それを国交大臣に指示をしていただくように、また言わなければいけないと思うんです。 ○田中委員長代理 大宅さん、どうぞ。 ○大宅委員 勧告が行っていることは確か、返事がないのも確か、その後の方々に伺っても自分たちの判断ではないとおっしゃるし、その後どうするかは委員会が考えなさいと坂野さんはおっしゃるということは、これはぐずぐず言っていてもしょうがなくて、では我々としてはこの時点でどういう形で催促をするかという方向に持っていった方がいいんじゃないでしょうか。 ○田中委員長代理 私が先ほど若干サジェスチョンしたのも、それを含んでいるんです。この委員会を直接御担当になっているのは金子大臣でありますから、総理のところに直接言っていく方法もあれば、直接御担当の金子さんに、今日の御議論を踏まえて、どうしてくださるんですかということを早急に申し上げるということだと思うんです。それと も総理に直接言うのか、そこら辺は坂野さん、どういう方法がありますか、我々が判断すればいいという問題ですか。 ○坂野事務局長 御判断をいただければいい問題だと思います。 ○猪瀬委員 坂野さん、委員会の設置法というのは、国会を通って法律になって、法律に勧告権があって、その勧告権が無視されるということは、立法者として国会議員は非常に問題になることですね。 ○田中委員長代理 ちょっと待ってください、その点、今の時点で無視されておるのか、選挙もこれあり、総理もそれどころではない、それこそ我々の言っていることも重要なんだけれども、それ以上に彼は国を背負い、党を背負っているわけですから大変だったわけで、そういう言い方はいかがと思いますが、ですから、もし既にしておると認識するのか、いや、やはりそれは時間的なアローワンスを見てあげなければいけないんではないかと。
○猪瀬委員 今の田中さんにおっしゃられたことに関連して一言。 ○田中委員長代理 どうぞ。 ○猪瀬委員 土曜日の東京新聞に、国土交通省は8日、国と地方の負担で通行料無料の高速道路を建設する新直轄方式の対象路線の優先順位は、早ければ11月下旬にも公表する方針を決めたと書いてあるんですが、それから12月にも開かれる国土開発幹線自動車道建設会議に提案すると書いてある。今、田中さんのおっしゃられたことと関連して言うと、いろいろと日程が詰まってきていまして、その日程が詰まってきているということと、今の勧告との絡み合いが出てくるんですね。この辺についてどうするのかということ、佐藤局長にもいろいろとお尋ねしたいんですが、つまり、この新聞記事に書かれていることは、新直轄の対象路線の優先順位を早ければ11月下旬にも公表するというふうな御準備をなさっているわけですね。 ○田中委員長代理 佐藤局長、どうぞ。 ○佐藤局長 済みません、その新聞記事自体を私がつぶさに見ているわけではありませんが、国土交通省として下旬にもというような取り決めをしているということはありません。 例えば、前からお話を申し上げておりますように、いろんな評価基準に基づいてのいろんな試算なるものは、交通量の問題も含めていろいろ検討してきているところであります。 そういう意味では、そう遠くないうちにある程度の計算の結果というものを公表する必要はあるかなと。ただ、それがいつというふうに、11月の下旬とか明確に国土交通省として決めているものでは決してありません。 ○猪瀬委員 ただ、新聞記事に出るんだから、全然でたらめを書いているんではないと思うので、では逆にお尋ねしますが、新直轄路線の対象路線の優先順位を早ければ11月下旬にも公表するというふうに新聞は書いたけれども、佐藤局長はどういう予定なんですか。 ○田中委員長代理 佐藤局長、どうぞ。 ○佐藤局長 前から申し上げておりますように、法案に向けての基本的なスキームになるものは、年内には政府与党でお決めいただく必要はあるだろうと。その前段として、どんな考え方で新しい直轄方式なるものに取り組むのかという点については、評価基準をきっちりと整理しながら、地方公共団体の意見を聞いてと、こういうことを申し上げているわけですから、そこの必要な作業の進捗と、それからいろんな公的だと、要するにお忙しい皆様にいろいろ御判断をいただく必要があるということもありますので、その作業の進捗や、年内にはスキームをまとめ、なおかつ新しい直轄という部分も公共団体の意見も聞いてまとめていくということを考えれば、おのずからある程度、そんなに遅くないうちにということだとは思います。ただ、下旬とかを具体的に決めているわけではありません。 ○猪瀬委員 同じようなことなんですけれども、この新聞記事によると、12月に国幹会議が開かれると、これについてはどうですか。 ○田中委員長代理 佐藤局長、どうぞ。 ○佐藤局長 今、申し上げましたように、年内にはスキームをかためる。そうだとすると、前後関係はともかくとして、新しい直轄方式なるものも一方で並行作業としてまとめていくという必要はあるんだろうと、私どもは認識して、そういうつもりで作業しているということは確かであります。 ○田中委員長代理 猪瀬さん、どうぞ。 ○猪瀬委員 前回に私は資料を提出したんですけれども、それについてもう一回再提出してあるので、それを佐藤さんにぶつけたいんですよ、今の勧告の件は、大体話は終わっているので。 ○田中委員長代理 ちょっと待ってください。それに入る前に、それでは質疑はこの程度とし、以下、自由な意見交換に入りたいと思います。
○川本委員 済みません、私も前回、前々回で申し上げましたとおりでございまして、田中委員長代理の今日の御意見が、我々が出した意見書どおりの意見であるというふうに思っております。
○田中委員長代理 猪瀬さん、どうぞ。 ○猪瀬委員 これはこういう意見があるということでいいと思いますが、今、問題なのは、今後に無駄な道路をつくらないということについてのテーマなので、これはこれで後でまた議論するとして、とにかく無駄な道路をいかにつくらないようにするかと、そして必要なものであれば、必要なものとして客観的な基準を設けてやると、こういうことになっているわけですから、その結果、この前回に提出した資料をもう一回今回再提出してありますけれども、基本的には数字が変わっているわけではありません。ちょっと、若干の数字の誤差とか、計算で少しずれたところというのを訂正してあるだけなので、基本的には変わらないです。
○田中委員長代理 佐藤局長、どうぞ。 ○佐藤局長 これは、先の国会で法案も通していただきました。そのときにも御説明申し上げてきたところでありますが、新しい直轄方式なるものは、国と地方の税負担によって建設をすると。
○猪瀬委員 非常に単純素朴な話を聞きたいんですが、つまり例えば1から50番まで順番があるとして、一番下の50番の方に近いものを新直轄にするのか、それともうんと50番に近いものは、はしにも棒にもかからないから、これはやらないで、真ん中よりも下ぐらいのところに新直轄を入れるのか、この辺りが非常にわかりにくいんですね。そこがどうしても疑問で。 ○田中委員長代理 今の点、私もうんと前から同じことを聞いておるんだけれども、要するに森地委員会がいいか、我々の世論調査を尊重してもらいたいんですけれども、いずれにしても、今、建設中、建仮中のものについて優先順位を付けますね。
○佐藤局長 今、委員長代理のお話にもありましたように、有料道路とした場合に管理費も出ないという区間で申し上げれば、それは無理して有料にするというわけにはいかないでしょうねと。そうだとしますと、そこの部分は新しい直轄方式というのに適用することが妥当ではないかなと思っています。
○田中委員長代理 それと例の中村基準というか、森地基準というか、それとの関係はどういうふうに理解するんですか。 ○佐藤局長 したがいまして、中村基準で基本的なものの考え方は、中村基準で整理させていただいた上で、あの基準に従って、先ほどの猪瀬委員のお話もありますが、各要因、3つの要因のウェートづけをどうするかという点について、幾つかのケースはあるでしょうと、その取り扱いの仕方はまたいろいろ考えなければいかぬと思いますが、いずれにしましても、そうした評価基準に従えば、こういうような数値になりますというところまではお出しさせていただくんだと思います。
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○田中委員長代理 猪瀬委員、どうぞ。 ○猪瀬委員 今の御説明で言うと、とりあえず施行命令の出ている9,064 の話が前提ですね。つまり、9,342 は国幹会議ですね、未施行の部分はね。ですから、9,064 の範囲で新直轄の話をしていらっしゃるということでよろしいですか。 ○田中委員長代理 佐藤局長、どうぞ。 ○佐藤局長 どこで線を引くかという点について申し上げれば、整備計画が出ているということは、1つの大きな境目で、整備計画が出た後、公団が調査をし、逐次熟度が上がってきたものを施行命令という形で調査報告を受けて施行命令を出してきたと、こういう状況で申し上げれば、基本的に母集団として、頭の前提として考えておくべきことは、9,342キロだということだと思います。途中で施行命令なるものはどう扱っていくかという点については、またいろんな検討があろうかと思いますが、しかしながら、一旦現時点でどう考えていくかという対象としては、9,342キロだというふうに考えています。 ○田中委員長代理 猪瀬委員、どうぞ。 ○猪瀬委員 国幹会議で、施行命令がまだどうなるかわからないです。未施行の部分をやるかどうか、まだわからないですね。わからないのを前提におっしゃっているんですか。 ○田中委員長代理 佐藤局長、どうぞ。 ○佐藤局長 実は国幹会議、あるいは今までは国幹審でございましたが、そこでお決めいただくのは整備計画までなんですね。整備計画が出ましたら、調査指示を公団に出し、そして熟度が上がったもの、きちんと調査が終わったものは、施行命令を出すと、こういうやりとりでございますので、施行命令を出すか、出さないかは実は国幹会議ではありません。既に整備計画で、1つの大きなくぎり、こういう実際の具体の手順はそういうことであります。 ○田中委員長代理 猪瀬委員、どうぞ。 ○猪瀬委員 先ほどの質問で、基本的なことでもう一回確認したいんですけれども、新直轄でやる場合には、県費の負担が出ると、地方負担がですね、これはもう一回比率等を確認したいんですけれども、そしてそれが財源を移譲してカバーするとおっしゃった部分をもう一回整理していただきたいんですけれども、金井さんでもいいですけれども。 ○田中委員長代理 金井課長、どうですか。 ○森国土交通省高速道路調整官 お答えいたします。よろしいでしょうか。 ○田中委員長代理 どなたですか、ちょっとお名前を。 ○森調整官 高速調整官の森と申します。 ○田中委員長代理 森さん、どうぞ。 ○森調整官 今の御質問の新直轄方式でございますが、国、地方、それぞれ4分の3が国、4分の1が地方という形で、建設費について負担をし合い事業を進めていると。 ○猪瀬委員 ちょっと、お話中だけど、今までの直轄と、この新直轄の違いを言いながら説明してもらえますか。 ○田中委員長代理 森さん、どうぞ。 ○森調整官 今までの直轄事業、いろいろ仕事の内容にもよりますけれども、国3分の2、地方3分の1というようなところが基本で、建設費を負担し合いながら事業を進めてきている。例えば、国道のバイパスの仕事といったようなものは、そういう形で進めてきております。
○田中委員長代理 猪瀬さん、どうぞ。 ○猪瀬委員 そうすると、地方の実質的負担というのは、どのぐらいになるんですか。だから、前は普通の直轄は3分の2と3分の1で、これが新直轄が4分の3と4分の1で、それで自動車重量税を地方に分けるのが4分の1だったのが3分の1にすると。それによって、結局実質的な地方の負担というのは、どのぐらいになったんですか。 ○田中委員長代理 佐藤局長、どうぞ。 ○佐藤局長 今のを補足しますと、新しい直轄と申しています。これまでも一般の国道と高速自動車国道と負担が違います。高速自動車国道は100%国費、一般の国道は基本が3分の2が国費と、こういう形でやっておりました。
○猪瀬委員 2,000億のうちの中でという意味ですか。 ○佐藤局長 2,000億の中です。中で4分の1負担が500、しかし、かさ上げがあるから400億から450億ぐらいが地方の負担であろうと。そんなふうなもくろみをいたしまして、法律をおつくりいただいたということであります。
○田中委員長代理 猪瀬さん、どうぞ。 ○猪瀬委員 この田中さんのペーパーは、ちょっと、今、触れるつもりはないんですけれども、結局私が言っているのは矛盾していないので、つまり残りの9,300キロというのをどうするかというのは。 ○田中委員長代理 それは別の話です。 ○猪瀬委員 いや、そうではなくて、それは結局最終的には民間会社に押し付けられる可能性があるわけだから、凍結路線を出しているわけですよ。何もしないでいきなり押しつけられたら大変だから、ここで総額を抑える議論が大事なんです。
○田中委員長代理 凍結の話をしているわけでしょう。 ○猪瀬委員 そうです。つまりこういうことを考えて、つまり上の方から一定程度が民営会社だとしたら、この赤いので示した、はしにも棒にもかからないものがありますね。
○田中委員長代理 佐藤局長、どうぞ。 ○猪瀬委員 手を付けているふりをするということでしょうけれども、どうですか。 ○佐藤局長 そこのところは、どのぐらいまでの仕分けになり得るかという点については、猪瀬先生が先ほどおっしゃっておられる、おおむねの3兆円というのは、平年度化して2,000億円15年から17〜18年ぐらいで手を付けるからには整備をすると、こういうことだろうと思っているわけであります。
○田中委員長代理 川本さん、大宅さん、御質問ありませんか。
○猪瀬委員 結局、この前もちょっとお話したんですが、第二東名なんかでも、この前公団の方々と一緒に視察しましたね。秦野の辺だったか、ただ赤と白のまだら模様の杭が打ってあるだけのところがありましたけれども、ああいうものというのは、これから高度経済成長でもないし、GDPも伸びないようなときに、あれをこれからやるというのは、想像しにくいんですね。
○田中委員長代理 佐藤局長。 ○佐藤局長 どういう御判断を最終的にしていただくかという点について、私どもは申し上げるわけではありませんが、前から申し上げておりますように、社会資本の整備、あるいは道路の整備も含めて、勿論その中で今、道路の整備の議論をしていただいている。
○猪瀬委員 もう一つだけ、今のことに絡めて、さっき勧告の話しましたね。私は、ある程度こういうたたき台も、政府与党協議会に行くと思うんです。
○田中委員長代理 その問題のとき、国幹審との関係はどうなりますか。国幹審の後で政府与党協議会という手順になりますか。 ○佐藤局長 国幹審は12月ですか。 ○猪瀬委員 そういうスケジュールを明らかにしてくれないと。 ○佐藤局長 そこは、それぞれ多少並行的な部分があるというふうに思っています。
○田中委員長代理 そこで非常に重要なのは、従来の公団であれば、それこそお決めになれば命令で済むわけです。
○猪瀬委員 今、結局凍結の話をしているんですね。つまりこれからの国家百年の大計にとって、民営化会社がどのぐらいやるか、あるいは税金でどのぐらいやるかということもあるけれども、やはりやってはいけないことがあるんではないかという話をしているわけです。
○田中委員長代理 佐藤局長。 ○佐藤局長 先ほども申し上げましたが、一つの区切りというものは、整備計画を国幹審、あるいは国幹会議でお決めいただいていると。そういう意味では。 ○田中委員長代理 今のは変更も含めてですか。 ○佐藤局長 変更というのは。 ○田中委員長代理 9,342 の変更も含めてですか。 |
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○猪瀬委員 減らすこともあるかということですね。 ○田中委員長代理 端的に言えばそういう意味です。 ○佐藤局長 いずれにしましても、仮にそういうことがあれば、国幹会議でまた御審議はいただくんでしょうが、私の方はとにかく、今の施行命令が出ている、出ていないという御議論で申し上げれば、整備計画が出る出ないということが、大きな1つの区切りであって、調査が進めば施行命令という形でやってまいりましたと。この事実を申し上げているわけでございますから、施行命令が出ていないからといって、ア・プリオリにそれはやらないんだろうなということではないというふうに理解しています。 ○猪瀬委員 整備計画の縮小というのは、国幹会議のテーマとしてあってもいいんですね。 ○田中委員長代理 佐藤局長。 ○佐藤局長 あり得る議論かもしれませんが、むしろ日本にとってどれだけの高速ネットワークが必要かという点については、法律で予定路線という形で決めていただいていると。これが1万1,520 キロあるわけです。それで1つの考え方として、私どもは、例えばB/Cが1を超える。便益の方が費用を上回るではないかというようないろんな観点からの検討はあろうかと思いますが、国にとって必要であるというふうな位置づけをしていただいているのはたしかでありますし、そういう意味では本当に整備計画から落とすとなると、どういう形で整理するかは別にして、予定路線までさかのぼって法律を変えるのかという御議論もあろうかと。
○猪瀬委員 確かに、ただ国土開発幹線自動車道建設法の予定路線は変えるのは大変かもしれないけれども、国幹会議そのものでの整備計画は、幾らでも伸縮自在なんですね。これをやろうと思えばね。そういうことを前提にして、今、いろいろ発言しているわけですからね。 ○佐藤局長 くどいようですが、申し上げていますのは、形式どおりの世界としてというよりは、実質的にそれぞれいろんな準備をしていると、地域で地域づくりのための、という状況も踏まえて、なおかつ便益が費用を上回っているんだというような状況をベースで考えれば、そんなに簡単に伸縮自在というわけにはいかないというのが、私どもの立場でございます。 ○猪瀬委員 もう一つ関連で、それから国幹会議の方に、委員会基準の資料は提出してくださいね。例の中村基準の重み付けの資料はね。これはきちんと出しますね。 ○田中委員長代理 佐藤局長。 ○佐藤局長 そこも含めまして、十分広い観点で御検討いただいて、出し方も含めて政府与党でまた御議論いただくべき話かもしれません。 ○猪瀬委員 そうでなくて、国土交通省提出資料として、民営化委員会の資料はそちらに渡してあるわけですから、出していただきたいということですけれども、それはだって、もう既に御存じのように、森地委員会と民営化委員会の資料を一緒にセットにしていらっしゃるわけですから、これを参考にするということですから、それは出していただくと。 もう一つ、先ほどの国土開発幹線自動車道建設法の予定路線の11,520は、これはいろんな問題が出てくるけれども、9,342 については、小泉さんがテレビで、テレビ朝日の『ニュースステーション』ですけれども、9,342 全部つくりますかと質問されたら、公明党の党首と保守党の党首が○を付けたんだけれども、小泉さんは○を付けようとして△にしたんですよ。これは総理の意思ですね。そういう意思があるということは、御存じですね。 ○田中委員長代理 佐藤局長。 ○佐藤局長 したがいまして、厳密に評価しながら、本当に必要なものはちゃんとつくるというふうにつづめて申し上げれば、総理のお考えはそうだと思いますし、そういう意味ではしっかりした基準で我々も作業をするということで今やっている最中であるわけであります。 ○猪瀬委員 △を付けたということは、9,342 全部つくるとは限らないということですから、そこはいいですね。 ○田中委員長代理 佐藤局長。 ○佐藤局長 限らないといいますか、それはそれでいいと思いますが、要はしっかりして、それこそ中村先生の評価基準なり、具体的に最終的にどういうふうに御判断なさるかというのは、政府与党でまたいろいろ御議論いただくべき話だとは思いますが、1つの考え方として、いわゆるこの委員会で中村先生がお出しになられた基準なり何なりということをそしゃくしながら御判断いただくということであって、ア・プリオリに決まっているものではないということをおっしゃっているんだと思います。 ○猪瀬委員 もう一つ、石原国交大臣も、たしかどこかの記者会見で、無駄な道路はつくれないと、全部はつくれないというふうな発言をされていると思いますけれども。 ○田中委員長代理 佐藤局長。 ○佐藤局長 同じ意味で、基準をしっかりとベースにしながら、必要なものは必要でやっていくということだと思っております。 ○田中委員長代理 川本さん、さっきからお持ちかねで、ごめんなさい。 ○川本委員 私はもう建設は新会社が自主的に判断するべきだというふうに答申に書きましたので、その意味で不採算路線が民間会社に押し付けられるとか、そういうことをここで議論すること自体が、我々の概念矛盾だというふうに思っております。国交省の方たちが民営化委員会の答申を基本的に尊重してくださるおつもりがなければ、ここの議論自体が非常に不毛で時間の無駄だなとさえ個人的に思っておりますが、勧告を出しましたことで日程等も絡めて、佐藤局長にお聞きしたいんですが、国幹会議の開催の事務局は佐藤局長のところでなさるんですか。 ○田中委員長代理 佐藤局長。 ○佐藤局長 国幹審から国幹会議に変わりまして、もともと国幹審そのものは総理大臣が座長で、各大臣もたくさんお入りいただいてという形であったものを、もっと軽くといいますか、国土交通大臣がお願い申し上げる会議に変えたわけでありますから、そういう意味では私ども国土交通省が事務局を務めさせていただくということになったわけであります。 ○川本委員 そうしますと、年内に国幹会議が開かれるということで、もう年内もあと2か月を切っておりまして、事務局としては日程の調整などに入られなければいけないというふうに思いますけれども、皆さんスケジューリングをなさいますね。そういう意味では、国幹会議はいつ開かれる御予定なのか、どのくらいの時期に部下の方にスケジューリングを開始するというふうにおっしゃられるのか、今日はもう11月の11日ですけれども、年内になさるのであれば、いつごろそういうことは開始なさいますか。 ○田中委員長代理 佐藤局長。 ○佐藤局長 ということで、これから精力的に省内の議論も詰めて、それから関係方面とも調整しながら、日取りなんかも詰めていきたいとは思っています。これからの問題だと思っています。 ○川本委員 そうしますと、国幹会議のスケジューリングを始められた時点で、民営化委員会の方にスケジューリングを始めたという御通知はいただけますでしょうか。 ○佐藤局長 スケジューリングを始めたというか、おおむねのスケジュールが見えれば、勿論いつごろということをお知らせいたしたいとは思います。 ○田中委員長代理 よろしいですか。 ○川本委員 はい。 ○田中委員長代理 大宅さん、何かございますか。
○猪瀬委員 前回出した、私の資料ではどことどこを凍結すべきかという提案をしました。一部計算ミスが少しですけれどもありましたので、記者の方は今日出したので見てください。前のものと一部数字が違っている部分については、事務局の方にこことここが違っているということがわかるようにして渡してありますので、基本的にこっちの資料を使っていただきたいんです。そんな大きな差はありません。
○田中委員長代理 今の点について、私からちょっとコメントを先にさせてください。
○川本委員 私もその点で、猪瀬さんの御心配もすごくわかるし、国民に情報が開示されるべきだというふうにも思います。
○田中委員長代理 その共有なら、私も全く賛成です。 ○猪瀬委員 反対反対と言ったってそれはだめなんで、具体的にこれとこれとこれがだめなんですよというふうに言わない限りは、それは世論にはならないですよ。 ○川本委員 ただ、余りにもそこの具体論だけを推し進められて、根本論のところがずれてくるといけないと思いまして、あえて意見させていただいているわけです。 ○田中委員長代理 ここでいろいろやる必要もないんですが。議論はそのぐらいにして、もしあればまた後でお願いしますが、先に1月以降の日程調整について、今の時点でもうやっておいた方がいいと思います。我々の委員会がどうなるかというのは別に置いても、1月以降の日程調整について、事務局からお諮りさせていただきます。 ○猪瀬委員 我々のですか、それは後でいいんじゃないですか。その前に、それこそ日程というのは、政府与党協議会の前に勧告が出ないとまずいということを言っているわけで、つまり勧告の返事が出る前に政府与党協議会が開かれてしまうと困りますよと言っているわけです。 ○田中委員長代理 それは皆さんに諮る話ではなくて、我々の委員会の話で。 ○猪瀬委員 政府与党協議会は、結局いつなんですか。中旬とか言われていますが。 ○佐藤局長 それは御存じの状況ですから、これからいろいろ作業の進捗状況もありますが、政府与党のいろんなスケジュールの中で、どう調整させていただくかということだと思います。今、決まっているものではありません。 ○猪瀬委員 坂野さん、大体いつごろになるんですか。順番としては勧告が先にないとね。 ○田中委員長代理 勧告に対する回答ですね。それは、私どもの意見として担当大臣にまず差し当たりお伺いするのかなと思いますが、総理に直に言う前にと、私は個人的には考えていますが、そこら辺は事務局長、どういう手順で。 ○猪瀬委員 その絡みで、次に予定されているのが11月25日でしょう。ここは、石原国交相と金子行革相が出てもらわないとまずいと思うんです。11月25日の次の我々の委員会には、石原国交相と金子行革相に出ていただいて、そういうことを前提にしながら委員会でも考えていかないと。
○田中委員長代理 事務局長、今の意見に対して何かございますか。今の勧告に対する対応を、25日まで待っているわけにはいかない。今の話には2つあって、1つは25日には金子大臣と石原大臣に是非御出席いただきたいという話、それは私も希望します。
○坂野事務局長 田中代理がおっしゃっているように、次回までの間で田中代理から金子大臣に申し入れをするとか、そういうことはもう御判断の問題であると思います。そういうことをすることについて、私がとやかく申し上げるような問題ではないし、なさっても当然私どもとしては適当なことだとお答えを申し上げるものだと思います。 ○猪瀬委員 出席の要請は出してもらうということですね。 ○坂野事務局長 併せて、2つ目ですが、25日の出席要請、これは事務的にいたしますが、もし必要なら田中代理からも勧告の回答と併せて御要請をされるとか、そういうことも十分あり得ることだと思います。 ○田中委員長代理 それでは、国交省や公団の皆さんのいらっしゃる前で申し訳ございませんが。 ○猪瀬委員 もう一つだけ。 ○田中委員長代理 どうぞ。 ○猪瀬委員 村瀬代行がせっかく来ているんですから、新総裁の条件について一言、どういう総裁がふさわしいかということをおっしゃってください。 ○村瀬副総裁 私どもが申し上げるようなことではないと思います。 ○猪瀬委員 村瀬さんは、新総裁が来たらどうされるんですか。 ○村瀬副総裁 どうされるというのは。 ○猪瀬委員 例えば、新総裁と副総裁が新しく来てしまったらどうされるんですか。 ○村瀬副総裁 勿論そのときには、新しい総裁が、例えば私始め役員を入れ替えるという御方針であれば、それはそういうことになると思います。 ○猪瀬委員 新総裁は民間人がよろしいですか。それとも役人のOBがよろしいですか。 ○村瀬副総裁 それは、先ほど申し上げたように、私どもが申し上げるような事柄ではないと思います。 ○猪瀬委員 個人的にちょっと聞きたかったので、御回答をお願いします。 ○村瀬副総裁 個人的にも、要するに政治判断の問題でございますので、私どもが申し上げるような問題ではないと思います。 ○田中委員長代理 私どもの意見書では、明確に民間の経営者で、経験と知見のある人を当ててくれと。 ○猪瀬委員 意見書にどう書いてあるかは認識されていますね。 ○村瀬副総裁 それは認識しております。 ○猪瀬委員 どういうふうに認識されていますか。 ○村瀬副総裁 今、田中代理がおっしゃったように、総裁以下入れ替えてというようなことも言っておられたというふうに認識しております。 ○田中委員長代理 それで、さっき猪瀬さんから提案があったように、25日には両大臣に列席をお願いすると。その前にも、総理から、官邸からすぐに御回答があれば別として、できるだけ早い機会に金子大臣に25日のことも含めて私から、お会いして一体どうなっているんだということをお聞きする手順を取ってようございますか。それは事務局にお願いして。
○猪瀬委員 去年、石原行革担当大臣は出席していたんです。今年は1回しか出なかったけれども。本当は国交大臣も出席すべきなんだけれども、行革担当大臣は当然出席すべきじゃないんですか、その辺はどうなっているんですか。出る義務があるんでしょう。 ○坂野事務局長 この委員会に出席すべき法律上の義務はございません。 ○田中委員長代理 あれは石原さんの趣味だったんですね。従来こういう会議に、例えばあの大きな委員会だった臨調でさえも、担当の中曽根長官は、冒頭と最後のあいさつにこられただけと記憶しております。だから、石原大臣は非常に御熱心に昨年の半年御出席いただいたという理解をしております。 ○猪瀬委員 事務局長、金子大臣に伝えてほしいんですけれども、こういう中身をいろいろやっているでしょう。やっているときによく知っていた方がいいと思いますよ。議事録を読んでもこんがらがってしまいますから、やはりライブでいると違いますから、そうお伝えください。 ○田中委員長代理 今の私の提案について、皆さん特段の御意見がございませんので、坂野事務局長、では金子大臣に日程調整等々お願いしたいと思いますが、よろしゅうございますか。 ○坂野事務局長 はい。 ○田中委員長代理 それでは、国交省の皆さん、並びに各公団の皆さん、どうもありがとうございました。 |
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(国土交通省、道路関係四公団出席者退席)
○坂野事務局長 もう時間も迫っていますので一言だけ、もう11月の半ばになりましたので、来年以降の開催日程をまたあらかじめ調整するために、今週後半から、あるいは明日以降各委員の方の御都合を前広にお知らせいただくようお願いをさせていただきたいと思います。
○猪瀬委員 提案ですけれども、一応これを決めて、また半年ぐらい決めておいた方がいいと思うんですけれども、なるべく月2回の定例で、第1火曜日と第3火曜日ですか、ずっと押さえていって、どうしても都合の悪いところだけ変えると。
○田中委員長代理 基本的には、猪瀬さんのいうような調整を図るべきだと思いますが、私の個人的な都合を言えば、2つ、3つ大変な話があって、96歳と90歳の老人を抱えているので、いつ爆発するかわからぬというようなことがあって、今年も御迷惑をかけましたが、ちょっと決めてあってもそういうことはあり得るので、それはドタキャンになる可能性が万が一にもあるかもわからぬということを御理解願いたいと思っております。 ○坂野事務局長 今のお話で半年ぐらいというお話でございますが、なかなか半年というのは、実際問題、例えば田中代理もそうですが、大学の先生ですと春に新しいカリキュラムが入って、授業その他の問題も出てきますので、まず三月はきちんとセットできるような形で把握させていただいて、残り向こう三月ぐらいは、今からわかっているだめなときを前広に教えていただいて、かつ定例日というのを皆様方に認識をしていただくような形で作業をさせていただきたいと思います。 ○猪瀬委員 定例日を半年ぐらい取っておいた方がいいですよ。どうせ今から来年の予定とかいろいろ入ってくるんですよ。だから、一応確保しておかないと埋まっていってしまいますから、やはり定例日できちんと確保できるものは今から確保しておかないと、半年確保していいと思いますよ。どうしようもないときは、ほかの予定を遠慮してもらえばいいわけですから、これを前提に。勿論、どうしてもの場合はなるべく早目に言ってもらうということになるけれども、やはりこれを優先することが大事ですから。 ○田中委員長代理 恐らく皆さん基本的な考えは、異存ないと思います。そういうことで皆さんに照会してください。
○大宅委員 田中さんがお年寄りを抱えてとおっしゃって、5人しかいませんね。それで田中さんがだめとかというといろいろ問題が出るわけなんですけれども、所用によりいつも御欠席のお二方をずっとそういうふうにしておくのでしょうか。 ○田中委員長代理 つまり金子大臣にそのことも相談しなければいけないと思うんですけれども、今井さんと中村先生は委員なんだけれども、このままで推移させていいのかどうか、内閣としては非常に変則な我々の会議になっておることを、どういうふうに見ていらっしゃるのか、私は非常に問題だと思っています。
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