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第52回道路関係四公団民営化推進委員会議事録平成15年12月 9日(火)14:00〜16:05
場所:道路関係四公団民営化推進委員会室(虎ノ門第10森ビル3階) |
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○田中委員長代理 それでは、ただいまから「道路関係四公団民営化推進委員会」の第52回会議を始めます。
○坂野事務局長 資料の点検を兼ねて確認をさせていただきます。
○田中委員長代理 議事に入る前に、前回国会出席のために当委員会への出席がかなわなかった、日本道路公団の近藤新総裁に御出席いただいておりますので、近藤総裁より一言ごあいさつをいただきたいと思います。 ○近藤総裁 ただいま御紹介賜りました、近藤剛でございます。初めて出席させていただきます。よろしくお願いいたします。
○田中委員長代理 それでは、委員の皆さんから、この際新総裁にお話しになりたいことがありましたら、どうぞ。
○近藤総裁 国土交通大臣から任命をいただきましてから、ちょうど20日経ったわけでございます。大臣からも、また御任命をいただきました翌日、小泉総理からも、民営化推進委員会の意見を基本的に尊重しながら、しっかりとした枠組みの中で改革を進めてほしいという御指示をいただいております。
○田中委員長代理 どうもありがとうございました。松田委員、どうぞ。 ○松田委員 大変問題の多い時期に総裁をお引き受けになって、御苦労様だと思います。しっかり頑張っていただきたいと思います。
○田中委員長代理 猪瀬さん、どうぞ。 ○猪瀬委員 私は、後で猪瀬委員提出資料で幾つか問題提起させていただきますので、そのときに近藤総裁の意見を賜りたいと思います。 ○田中委員長代理 ほかに、川本委員、どうぞ。 ○川本委員 近藤総裁は、もう民間会社にずっといらっしゃったので、私から申し上げるまでもないと思いますけれども、民間におります者といたしましては、やはり財務諸表関係の基準を1日も早く正式につくっていただきたいとお願い申し上げたいと思います。 ○田中委員長代理 大宅委員、どうぞ。 ○大宅委員 松田さん、さっき風通しという言い方をおっしゃったんですけれども、ずっと公団とのやりとの中で、組織としてかなり問題があると。上の方は知らなかったとおっしゃる、現場はやっていたと。若い人が勝手に勉強したというようなおっしゃり方があって、それで調べてみたらこうこうこうだった、でも私は知らなかったんだから、それは正式のものではないとか、そういう外から見ると屁理屈としか思えないことが跋扈していたというふうに思います。
○田中委員長代理 引き続きまして、国交省から提出資料の御紹介をいただきたいと思います。各委員は、既に資料は見ておりますので、簡潔に御紹介ください。 ○金井国土交通省有料道路課長 資料1という資料で「道路関係四公団民営化に関する政府・与党協議会資料について」、それを1枚外していただきますと、恐縮ですが、中にまた資料1、資料2、それから参考とございまして、資料1が基本的なスキームに関する代替案の資料でございます。
○田中委員長代理 金井さん、この前もヒアリングをしているから、この前と違う点とか、もう一回強調したい点だけやってください。 ○金井課長 わかりました。あと代替案のところだけ説明をさせていただきます。3ページの一番下でございますが、これは後ろの方に図も書いておりますので、詳細に御説明を申し上げませんが、案−3−A、これは民営化推進委員会の基本的な御意見でございます。 案−3−Bは、PFI方式、いわゆるBTO方式で、会社が自分で調達をして建設をするけれども、その後はPFI方式で機構が引き取るというような方式を想定して書かせていただいております。
○横田課長 それでは、資料2で、高速自動車国道の評価結果について御報告させていただきます。1ページですけれども、当委員会での意見書でも御提案のありました、いわゆる新会社等でできない部分、そういったものについては新直轄方式という御提案があったわけですけれども、その法律を昨年通させていただいてございます。
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○田中委員長代理 以上の説明について、御質問、御意見ありましたら御発言いただきますけれども、その前に猪瀬さんから資料が提出されておりますので、猪瀬委員からごく簡潔にお願いいたします。 ○猪瀬委員 では、猪瀬委員提出資料をごらんになっていただきたいんですが、まず先日国土交通省がスキーム案ABCというふうに出しましたけれども、いずれも意見書を正確に反映してないと思います。これはメディアの方も注意していただきたいんですけれども、A案が意見書そのものであるというふうに、そしてC案は機構からの支出であると、それでB案は中間案であるというふうな表現をしていますけれども、いずれも意見書を正確に反映したものではないということをまず申し上げております。
○田中委員長代理 どうもありがとうございました。
○松田委員 今、猪瀬さんが言われたことの最後の推計とか、それは別にして、前半の方はこの委員会の意見書の大事なところを要約しているわけですから、それを是非守った案をおつくりいただきたいということが一つであります。
○田中委員長代理 配布してもらえませんか。 ○松田委員 あとで配っていただきますから、5つ頭に入れておいてください。
○田中委員長代理 コピーを取ってもらう間、ほかの委員から御意見を。大宅さんどうぞ。 ○大宅委員 大体猪瀬さんがおっしゃったんですけれども、私もメディアにお願いがあるんですけれども、この国交省が出して基本的に枠組みについてというので、ほとんど建設のABCしか取り上げられてなくて、ほかの意見書に沿ってやるということも、余りに書かれてないんです。私は、さっきから猪瀬さんも言っているように、我々は道路をつくらないというふうに言っているつもりではなくて、私は現実主義者なので、これを全部守らなかったらもう辞めるとか、そういうふうに言うつもりはないし、あちら側でもぎりぎり最後まではつくるつくると言いたいだろうというのもよくわかりますから、歩み寄った分は歩み寄ったじゃないかというふうにちゃんと評価をしないと、努力した人がこれだけやったというのが評価されないというのは、気の毒だろうなというふうに、別に私、国交省におもねるわけではないけれども、凍結なんていう言葉が出てきたことに、私びっくり仰天したわけです。
○田中委員長代理 どうもありがとうございました。川本委員、どうぞ。 ○川本委員 猪瀬委員から提出をなさった資料の前半の部分は、意見書の確認だと思います。私は、松田さんが5つにまとめてくださったポイントを守っていただくというのが、原則だというふうに思っております。
○田中委員長代理 どうもありがとうございました。
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○大宅委員 私はこの委員会は、あなたたちの言うとおりにしますよと言って諮問を受けたものではないというふうに思っていますけれども、違いますか。 ○川本委員 委員会の任務が、意見書の提出と施策の実施状況を監視することと書いてありますから、昨年我々は任務を遂行するために意見書を提出をしたわけですね。現在はそれがきちんと実施されるかどうかというのを監視するのが任務なわけです。ですから、今のところ意見書に沿って施策をつくってくださいとお願い申し上げている段階でありますから、その任務を遂行しているということだと思います。
○田中委員長代理 私からも一言申し上げておきます。猪瀬さんが意見書を、なおわかりやすく、前半部分でありますが、整理してくださったことに御礼申し上げます。ただ、これは松田さんも言いましたように、御意見にわたる部分は必ずしも賛成しない部分がありますので、それはそれで留保しておきたいと思います。
○倉林副総裁 本四公団の副総裁の倉林でございます。今、組織形態のことでございますけれども、組織形態につきましては、今、田中委員長代理もおっしゃいましたように、意見書を基本的に尊重して、そして政府・与党において判断されると認識しております。そういう総合的に判断されるものと思いますので、そういう意味では前回も村田理事の方からも申し上げましたけれども、我々としてはまな板のコイということでございますが、申し上げたいのはいずれの組織形態を取る場合におきましても、我々としてはこの本四連絡橋の17の長大橋梁群を、100 年、200 年、300 年、そういう長期にわたって国民に利用されるように、適切に保全管理していくということが重要であるというふうに考えております。
○田中委員長代理 どうぞ。 ○猪瀬委員 民営化委員会の意見書では、本四の橋を半額にしましょうというふうに書いているんです。現状のままでは多分本四単体では半額にすることは不可能だと思うんです。したがって、民営化委員会で提案したのは、JHを大きく3つに分けたら、一番西の会社に本四を入れると。そうすれば半額にすることも可能ではないかということの提案だったわけでありまして、この現状の金額で利用者に過度な負担を強いているということについて、いくら橋が立派でも、渡れなければしようがないんであって、そういうところについて提案したわけです。
○田中委員長代理 倉林さん。 ○倉林副総裁 今の点につきましても、まさに組織形態そのものと関わるわけでございますけれども、この資料1におきましても、民営化委員会の今、言ったようなA案というものと併せて、いろいろ検討のポイントとしてそういった場合に、従来の受益と負担の関係を崩すことなり理解を得られるかとか、あるいは特に出資団体の出資継続が困難とならないか、そういう検討ポイントが出されているわけですけれども、そういったこと全体を考えながら検討されていくと考えております。 ○猪瀬委員 検討ポイントがあって、困難を乗り越えていくということはあるわけですけれども、意思がなければ困難は乗り越えられない。だから、意思を聞いているわけです。 ○田中委員長代理 もしあれば。今のは猪瀬さんの御意見ですから、またしばらく経ってからでもいいからお返事ください。
○佐藤理事長 阪神公団ですが、拡大阪高というお話で、非常にありがたいお話でございます。ただ、先ほど有料道路課長の方からも話がありましたように、有料道路は40年、50年、今まで利用者、受益者、そういう方々とつくる方のいろいろなつくり方、これはもう続いてきているわけです。
○田中委員長代理 猪瀬さん、どうぞ。 ○猪瀬委員 このまま阪神高速が一部路線を凍結しないまま進みますと、料金値上げになりますね。それは前に委員会で計算しましたけれども、そういうことについてあなたは料金値上げになるんだということを明言なさるんですか。そうではなく、新しい一部凍結路線を入れると料金を現状維持、あるいは値下げになるわけですが、そのことについて意見を述べながら、では拡大阪高にした方がいいんだろうというふうにお答えいただかないと、お答えにはならないですね。 ○佐藤理事長 料金の問題は、やはり地元の住民の方々の御理解とか、そういうことでやっていかなければならないといったことかと思います。
○田中委員長代理 橋本さん、どうぞ。 ○橋本理事長 首都高速道路の理事長でございます。自治体の方からも、いろんな意見が出始めております。従来はまだ正式に意見を聞いておりませんでしたけれども、最近出てきておりまして、一番大きな意見は東京都を始め、自治体としては本来の管理者として、あるいは出資もしているので、是非意見を十分言わせていただきたいということで、既にいろんな意見が出てきております。
○田中委員長代理 まだこの問題、ほかにABC、あるいは今日出された、松田委員、猪瀬委員の御意見、あるいは各委員が表明されたことについて、各公団からも、あるいは国交省からもご意見があろうかと思いますが、3時半まで休憩を取りたいと思います。もう余りないと思いますから。 ○猪瀬委員 トイレタイムの後、近藤新総裁にこれをお聞きしないと。 ○田中委員長代理 それは聞かなければいかんのですけれども、そうするとまた恐らく休憩時間が取れなくて、4時過ぎてしまう話になると思うので。私は先ほど申し上げたいことは申し上げた。何も我々がいろいろ言う必要はない。意見書のとおりやってくださいというだけと理解しておりますので、一応3時半まで休憩を取って、それからあといろいろ御意見あろうと思いますのでやりたいと思います。
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(休 憩)
○田中委員長代理 それでは、時間になりましたので再開します。近藤総裁、今までの御意見を言きながら、何か御所感ございましたらどうぞ。 ○近藤総裁 ありがとうございます。2点ほど申し上げたいと思いますが、まず第一点が分割についてでございます。各公団から御意見がございましたが、この分割の問題につきましては、私が理解する限り、民営化推進委員会におかれて、大きな議論は特になされていない。皆さん共通の認識が打ち出されたという理解をさせていただいております。
○田中委員長代理 そのほか御意見ございましょうか。今までのこと全体についてでいいです。 ○猪瀬委員 今の近藤さんのおっしゃったことは、極めて正確な表現だと思います。つまり先ほど私も提案しましたが、ネットワークにおける収入というものを規制すると、例えば御殿場にアウトレットモールがありますが、道路公団というのはそういう発想がなかった。御殿場のアウトレットモールは自分で経営すればよかったんですね。そういう発想が道路公団というところにはなかったわけで、あれはすごいですよ。土日なんかいっぱいですから、駐車場に入れないぐらいです。そういうビジネスチャンスを目の前に置きながら、道路公団というのはそういうことでもうけようという発想はなかった。
○田中委員長代理 ほかにございますか。私は、せっかくのこういう機会ですから、佐藤さんの方から11月28日に出された御提案もあり、一言でも集約しておいた方がいいと思うんです。私が既に先ほど申し上げたんですが、政府は我々の道路関係四公団民営化推進委員会の意見の根幹というか、基本というか、ポイントというか、事務局長に的確な言葉を考えてもらいたいんだけれども、根幹を守った、あるいは維持した、盛り込んだ民営化改革案をつくっていただきたいという趣旨で。猪瀬さん何かいい言葉があったら言ってください。あなたが今日初めからブレイクダウンした話を、やはり一言でもそれでつくってくれと申し上げた方がいいんじゃないかと思いますが、御意見いかがですか。
○坂野事務局長 メモでよろしいですか。 ○田中委員長代理 はい。
○川本委員 空いた時間を利用して申し上げます。猪瀬委員がA案でもちゃんと書いてないとおっしゃってくださいましたけれども、B案とC案は民営化委員会の最終答申と根本的に相入れない意見だと思っております。あともう一つだけ強調させていただきたいのは、私は金融をずっと専門にしておりますけれども、金融をやっている人にとっては、B案とC案の図は全く同じ図だというふうに見えますので、その点だけここに申し上げたいと思います。B案は中間案ということではなくて、C'といいますか、Cの変形で、ファイナンス的には全く同じ図に見えるというふうに申し上げたいと思います。 ○田中委員長代理 せっかくの機会でございます。各公団の総裁、副総裁、理事長がお見えになっておりますので、道路局長、忘れているわけではありませんが、あなたから積極的に御発言があると思ったのに、今まで何もないというのは、私は非常に不満に思っております。どうぞ御発言ください。 ○佐藤局長 いろんな御意見を幅広く整理させていただきながら、いろんなところでいろんなことを言われている部分をまとめて、そしていろいろ材料を提供するというのが私の立場ですから、むしろちょっと一点伺いたいんですが、松田委員御主張の、これは意見書に対しても伺うことなんですが、40兆円に上る債務を長期固定で確実に返済していくと。これと2番目の、資産と債務を承継した会社が、例えば10年で買い取るとしますと、会社が買い取って以降は会社の判断となると、債務の返済というのはそこの部分はどういう関係になるのかなというのがわからないところです。 ○松田委員 基本的な議論のところを今ごろおっしゃるのはおかしいんでありますけれども、要するに、最初にインターチェンジや何かを承継する会社をつくっておきます。それ以外の資産は保有機構に持ってきます。そして、固定資産の減免措置等をもつけて、債務をできるだけ早急に返していく。それは元利均等で返しなさいと言っているのが意見書の中にあることであります。そして、10年目途と書いてありますが、10年であるか11年であるかは別ですけれども、そこまでいくとかなり債務の部分が下がってまいります。
○佐藤局長 その場合も40年元利均等ということですか。 ○松田委員 そうです。というのは、私どもは本当はもっと早くと思っているんですが、なかなか今の道路収入を前提にすれば、それでもぎりぎりだと思います。
○田中委員長代理 佐藤局長、どうぞ。 ○佐藤局長 その場合に、買い取った会社は、経営の自主判断という面からいくと、40年元利均等で縛られるんですか、縛られないんですか。 ○松田委員 それは縛られなくて結構です。民間会社になったらそこで組み立てればいいです。 ○佐藤局長 したがって、そこの場合には40年で返すというのが、次にどういう意味を持つかというのが。 ○松田委員 今は40年で返すという計画で走ることが重要ですが、民間会社になったらまた民間会社ごとに経営の状態が違ってまいります。それを頭に置いて修正してくれることは結構だと思います。 ○佐藤局長 そういう意味で、永続的な会社といいますか、会社が所有して永久有料だと理解してよろしいということですか。 ○松田委員 そうですね。会社は資産を持たなければだめです。よく資産を持たなくてもいいという議論がありますが、そうではない。やはり自分の資産の活用ということを、近藤さん今おっしゃいましたけれども、経営というのはそれをフル活動させて、収益を高めることが必要ですから、そこのところは一番民間会社として大事な点とお考えいただいていいと思います。 ○田中委員長代理 佐藤局長、どうぞ。 ○佐藤局長 その辺が、いろいろ世界的に見てもあるかなということで、私どももほかの整理の仕方というのも提案させていただくべきかと。 ○松田委員 もう一つ佐藤さんに申し上げておくと、委員会の中でもやりましたけれども、俗に公物論というのをいまだに主張している建設サイドの方がいらっしゃいます。それは全く意味のないことだと思います。相手が特定化できて、しかも特別なハイスピードのサービスを与えているものについては、何も一般国道と同じように、公物であるという主張する根拠はないと私は考えています。
○田中委員長代理 佐藤さん、どうぞ。 |
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○佐藤局長 そういう意味では、だけど世界的にも極めてレアケースになるといいますか、余り前例を知りませんが、民営で運営するということと、基本的にそれがだれのものであるか、そして最終的な帰属がどこに行くかと、これはイタリアもフランスも国に帰属することかなと思っていまして、そこのところが考え方としてはあり得ると思いますが、議論の必要なところだと思います。 ○猪瀬委員 それは、結局自主権をどこまで確保できるかということによるということであって、バリエーションはいろいろあるでしょう。だから、所有という観念が、日本と外国と違ったりとかありますから、要は自主権を確保できる経営権があるかないかという問題に尽きるわけで、所有の形態はいろいろあるでしょう。 ○松田委員 あります。 ○猪瀬委員 だから、そこのことはそんなにこだわってないと思います。 ○松田委員 例えば、長野の新幹線は、鉄道建設公団が所有権を持っています。しかし、全利用権を我々は引き継いでいます。だから、いろんなやり方がバラエティーがあります。ただ、公物だからとかそういう概念から哲学のように、不磨の大典のように、国が所有しなければいけないというのは考え直すべきだと思います。 ○田中委員長代理 そのほか、せっかくお見えになっていますから、各公団御意見ございますか。 ○松田委員 1つだけ、橋本さんも佐藤さんも近藤総裁のところと一緒に、あるいは国交省とやるんでしょうが、どういう形で分割するかというのは、確かにおっしゃるようにいろんな利害関係が輻輳するし、今までの問題をどう処理するか、大変難しい問題です。私どもが6つの会社と貨物の7つに割当てたときも、随分苦労しました。
○猪瀬委員 佐藤さん、自主権の問題は、結局経営の自主権ということですね。だから、所有の形態はいろんな形態があると思います。何を所有とするかということですね。だけど、それは余り観念論をやってもしようがないと思うんです。ですから、やはり現実的に、この前官邸で申し上げましたけれども、現実に形で示すというか、国交省に総裁を呼び付けるとか、そういう形ではなくて、まず今度は道路局長が公団に行くとか、まずそういう形で対等であるという気持ちになっていくことが必要なんじゃないですか。 ○佐藤局長 そんな気持ちは全く持っておりませんので、呼び付けるとかですね。いろいろ御指導、御教授をいただきたいと思っております。
○松田委員 これもまた釈迦に説法ですから、ここにも書いてあるけれども、世界は今どんどん有料化の勉強をしています。ドイツのアウトバーンは大型のトラックについて有料化の動きがあります。イタリアも今はもう有料の方に向かいましたね。アメリカですら州によって有料になる。つまり税収が少なくなってくるときに、その税金をどこに使うのか、それとも利用者負担で賄えるものは賄わせるというふうに世界が今、動き出している。だから、それを逆に今までは全部世界は無料でありましたということだけを金科玉条のごとく言うべきではない。 ○田中委員長代理 まだいろいろ御意見あると思いますが、国土交通省道路局長並びに各公団のトップの方がお見えになった前で意見集約をしておきたいと思います。私どもの今日の委員会の結論。
○佐藤局長 年内にはということで、いろんな御意見をいただいているところでありますし、いろんな地方公共団体の意見も、勿論民営化委員会の意見も、それからいろいろ学識経験者、政治の方も幅広く意見を聞きながらまとめなさいというのが総理の指示でもありますから、年内に何とかお願いしたいと思っています。 ○田中委員長代理 我々の委員会は、次回が19日なものですから、もしそれまでにということがあれば、また別途の対応を考えたいと思います。 ○猪瀬委員 今の意見集約紙ですが、これは、とにかく今、割とシンプルに道路族と委員会が対立しているという、対立しているんですけれども、どうやって我々がこの意見書を実現していくかということが一番大事ですから、この紙を5人なら5人の委員が持って官邸に行くとか、そういうふうな前向きなことも考えた方がいいんではないですかというふうに私は思います。 ○田中委員長代理 松田さん、大宅さん、川本さん、今の猪瀬さんの御提案いかがですか。 ○大宅委員 手遅れになってしまうのは困るので、もしそういうことが可能かどうか私もよくわからないんですけれども、お役所の。 ○田中委員長代理 今日届けることは届けますが、今の猪瀬さんの提案は、がん首そろえて行くかと、総理の日程とか何とかは。 ○猪瀬委員 今、イラクの問題で閣議決定でわあわあしているかもしれないけれども、がん首そろえて行くなら行くで。 ○田中委員長代理 5分間の時間が取れないかですね。 ○猪瀬委員 そういうことも考えたらどうですかと。
○田中委員長代理 皆さんまだ御意見あると思いますが、今の松田さん、猪瀬さんのそういう提案については、事務局と相談して決めたいと思います。 ○坂野事務局長 おっしゃっているのは、今日、今からでもという意味ですか。官邸に今からでも取れるかどうか聞いてみましょうか。その返事を見て、また御案内いたします。 ○田中委員長代理 はい。それは事務的にやっていただけばいいんですけれども、まだ各委員から今日の審議の状況を踏まえて追加質問とか、またいろいろ要求もあろうかと思います。速やかに事務局に御連絡ください。
(国土交通省、道路関係四公団出席者退席)
○田中委員長代理 それでは、予定の審議は尽きましたので、本日はこの程度とし、次回委員会は12月19日金曜日、午後2時から開催することといたします。それまでに何かあれば、先ほど申し上げたとおり、緊急にお集まりいただくことがあると思います。
○坂野事務局長 委員はこれで閉会していただいて結構ですが、今、官邸に電話でスケジュールを問い合わせしておりますで、このままお待ちください。 (官邸に照会した結果、本日は総理は多忙で日程が詰まっており、会見は無理となった。) |