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道路関係四公団民営化推進委員会委員懇談会記録平成16年12月3日(金)14:00〜17:26
場所:道路関係四公団民営化推進委員会室(虎ノ門第10森ビル3階)
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○猪瀬委員 ただいまより「道路関係四公団民営化推進委員会委員懇談会」を開催いたします。12月3日です。本日午後2時から5時までの予定です。
○橋本理事長 理事長の橋本でございます。
○猪瀬委員 偽造回数券でこれだけの被害がでているわけですから、まず委員懇談会の場で国民に説明する必要があります。それは促されるまでその気にならなかったということですか。つまり、出席を自分では決断しなかった、言われたから出てきたということですか。 ○橋本理事長 偽造回数券の問題は昨日の新聞報道で承知いたしましたし、首都高の場合にも新しい回数券、いわゆる6月に出した新券の偽造も昨日、偽造があるということが内部的に報告で上がってまいりましたので、内部的に今後の対策を十分検討する必要があるということで、我々としては十分な検討をしていこうという姿勢でございます。 ○大宅委員 猪瀬さんがおっしゃりたかったのは、もちろん、予定もいろいろおありだったと思いますけれども、あれだけの話題になってしまったら、これは大変、自分が出て国民に報告しなければいけないと思うのが責任者として普通だと思うんです。
○橋本理事長 偽造回数券問題は新しい局面でありますから、従来も精力的に対応はしてまいりましたし、これからもしっかりやっていこうということは内部でも昨日十分議論をして、それぞれにどのような対策ができるのか検討するように指示したところでございます。
○猪瀬委員 警視庁が被疑者を逮捕しましたが、首都高はいつから回数券偽造事件について警察から問い合わせを受けていましたか。 ○橋本理事長 詳しくは確認しておりませんが、最初のこの問題は中央道、外環の道路公団の偽造回数券というふうにお話をお伺いしておりました。首都高の場合は、6月に100 回券を新券にしたばかりでございますので、いずれ偽造が出回るだろうとは思いましたが、もう少し偽造されているものの分析をしている段階でありました。 ○猪瀬委員 今の発言で、新券にしたのが6月で、いずれ偽造が出回るというのは、また偽造される可能性を前提にしながら発行しているということですか。 ○橋本理事長 従来の経緯から申しまして、新券にはたびたびしております。しかし、どうしても半年とか1年しますと出てまいります。今回も財務省の印刷局と相談して、最大限の印刷技術を使ったつもりなんですが、これも絶対という確信は持てない。現実的にはそういう考えでありました。
○猪瀬委員 これはJHの偽造ハイカの問題も絡んでくるんですけれども、ただ、回数券は首都高が一番なんです。新券がでても半年経ったら偽造が出回ると、また変えればいいという繰り返しをやってきたこと自体がおかしいのではないですか。 ○橋本理事長 半年経てば新券にすればいいということではありません。今回も6月の時点でいろいろ考えましたけれども、大変な偽造の枚数の増加、量的に増加していましたので、少なくとも、とりあえず新券に変えないとどうしようもないということで変えたわけであります。 ○猪瀬委員 前に、首都高の偽造回数券の発生状況について資料を提出していただいているんですけれども、偽造回数券被害相当額というのは平成15年度で1億円なんです。平成16年度が出ていませんが、阪高は平成16年度を出していますけれども、首都高は平成15年度は1億円。平成14年度は384 万円ぐらいしか出ていない。
○橋本理事長 その資料にもありますように、平成15年度に非常に急増し始めました。ですから、平成16年度も4月以降増えておりましたので、先ほど言いましたように、新券を6月に出したわけであります。
○猪瀬委員 結論を急ぎますけれども、JHはハイカをおととしの2月にやめているんです。そして、やめた結果、販売した額と使用された額の差が確定することではじめて被害総額が出てくるんです。それで1年経ったところで、今年の7月の委員懇談会で総額200 億という数字で出てきていた。これはやめないと料金収受員は偽造を見分けられないから被害額は大きくなるばかりなんです。
○橋本理事長 回数券の廃止の問題は、ETCの普及との関係になるんです。首都高の場合は、料金所の渋滞が大変ありますので、従来から回数券をなるべく使ってくださいということは相当昔から言っておりました。最近は言っておりませんけれども、そういうこともありますので、即回数券を廃止するというわけにはいかないということで、とりあえず3月15日までに100 回券の販売停止を決めたところであります。 ○猪瀬委員 ちょっと待ってください。今、買ってしまっている人はしようがないわけです。別に販売停止は3月15日まで待つことはないではないですか。買っている人が使う分は3月15日まで使っても構わない。何で販売を続けるわけですか。
○橋本理事長 先ほど申し上げましたように、ETCの普及との関係があります。当初の予定では、首都高は来年3月までにETCの普及は40%と相当高目でありますが、目標にしました。
○猪瀬委員 これから被害が発生するとわかっている。それでは、今までの被害額について幾らだと現在、確定しているんですか。
○橋本理事長 先ほど、15年度までは先生御承知のようでありますが、16年度につきましては10月までで1億9,800 万円という数字でございます。 ○猪瀬委員 そうすると、15年度が1億5,000 万円で、16年度は10月まで、これは年度ですから半年で1億9,000 万円、既に15年度を大きく上回っているわけですね。 ○橋本理事長 1億5,000 万円というのは、15年度までです。 ○猪瀬委員 だから、それは16年3月まででしょう。16年3月までで1億5,000 万円。今度は17年3月までだから、1億9,000 万円というのは10月までの半年分だから、そうなると、単純に考えて4億ぐらいになる。激増しているわけです。
○橋本理事長 先ほど申し上げましたように、首都高の場合は利用された回数券を、事後でありますが、いわゆる光を当てたりなんかしてでの検査でもって偽造がないかどうかのチェックを、一応、全数やっております。ですから、そう間違えた数字ではないと思います。
○猪瀬委員 料金所を通るときに、これからどうやって発見するんですか。
○橋本理事長 料金所におきましても、従来からやっておりますけれども。 ○猪瀬委員 つまり、3月までにやめないということは、2億円の被害を前提としていますね。 ○橋本理事長 2億円にもならないように努力をしていきたいと思います。 ○猪瀬委員 どうやってチェックするんですか。 ○橋本理事長 それは、要するに発売元の方なんです。
○猪瀬委員 今の、最後に職員が注意して回ると言ったけれども、職員が全部の金券ショップを、これはコンビニでも売ったりしているわけですが、全部の金券ショップをチェックすることはできないんです。つまり、直ちにやめない限りは新しく発生する偽造回数券というものを食い止めることはできない。料金所でチェックできないものが、今、大量に売りさばかれているんですよ。
○橋本理事長 偽造回数券については、対策を十分検討し。 ○猪瀬委員 具体的に何をやるかと聞いているのです。料金所でどうするかでしょう。どうやってチェックするんですか。 ○橋本理事長 料金所での対策については限界があると思いますが、先ほど申し上げましたように、警察官立ち会いで不正通行の偽造回数券を使う人を摘発するというか、調べるということも、従来から。 ○大宅委員 その場で偽造かどうかわからないのに、捕まえようがないではないですか。警察官がいようがいまいが関係ないではないですか。 ○橋本理事長 取り締まりのときはとまってもらって、回数券をチェックして、それから通ってもらうと。 ○大宅委員 その場で簡単にチェックできるすべはあるんですか。 ○橋本理事長 ですから、警察官立ち会いでお願いしなければできないと思います。 ○大宅委員 そうではなくて、警察官いるいないではなくて、その券が本物かにせものかというのを何かやればすぐわかるんですか。 ○橋本理事長 特殊な光を当てますと、現在のところ、新券の偽造券も含めて判別できる機械があるんです。 ○大宅委員 そうしたら、それを時々やるというようなことは警察官がいないとできないんですか。 ○橋本理事長 そんなことはありません。 ○大宅委員 だったら、そういうことがやれるとおっしゃればいいのに、ただ厳重にとおっしゃっても、それではわからない。そういうことができるのであれば、やれば少しは抑止力になりますね。 ○猪瀬委員 全部の料金所に蛍光灯のついた検査器が置いてあるわけではないでしょう。 ○藤井理事 割と細かい機械につきまして、先ほどの料金計算所で1枚1枚チェックする保証はあります。 ○猪瀬委員 だから、通過するときに一々蛍光チェックをやっているわけではないでしょうと言っているわけです。 ○藤井理事 それから。 ○猪瀬委員 今の質問に答えてください。 ○藤井理事 やり方としましては、料金を取るところでチェックする手法としてあります。この偽造を簡便に判明させる、例えばカラーのセルロイドを使って偽造かどうかという簡便な判定は可能な場合があります。
○猪瀬委員 それはメインのテーマではありません。 ○大宅委員 大渋滞になってしまいます。 ○猪瀬委員 橋本理事長、今日、出席するに当たって、この責任をどう取るかというのを一晩考えてきたでしょう。
○橋本理事長 先ほどから申し上げておりますように、改めて偽造対策を検討し実施いたします。
○猪瀬委員 国交省に相談する前に、自分の首都高の態度がはっきりしないと、国交省は、ああ、そうですかと言うわけですか。 ○大宅委員 今、やめないで、3月まで延ばさなければいけない理由は何ですか。 ○橋本理事長 先ほど申し上げておりますように、首都高の利用状況は現在、ETCが27%、回数券が約三割程度、ハイカが10%ちょっと、それから、現金というふうになっておりますから、今すぐ回数券をやめていいかどうかという判断は国交省とも十分相談して決めていかなくてはいけないと、私はそう思います。 ○猪瀬委員 それが何か理由になるんですか。ETCが27%で、回数券が3割だと。それが何の理由で、それは来年3月までにやめる理由になっているんですかと言っているわけです。全然なっていないでしょう。それが何で理由なんですか。
○橋本理事長 先ほどから申し上げておりますように、公団の都合というのも言われるかもしれませんが、そうではなくて、利用者からみると回数券の割引が、今、一番高いんです。そういう意味で、その方々には多分、相当の回数を利用していただくのであろうから、今、ETCに転換をお願いしているわけです。
○猪瀬委員 多分、1日で決断がつかなかったわけでしょう。だったら、どのくらいで考えて、例えば、そんな中間的な言い方だったら、年内にやめたいとするとか、いろんな言い方はありますよ。 ○橋本理事長 先ほども申し上げましたように、偽造回数券の利用状況がどうなるか。しかも、新券もどんどん出てくるのかとかいろんなことを検討しなくてはいけないと思いますから、そういうものを検討するにはやはり2〜3週間、できれば1か月検討すれば措置すべき対策というのは決定できると思います。そういうふうにしたいと思います。 ○猪瀬委員 対策なんかは、もう既に担当の藤井理事のところで何回も何回も考えたわけでしょう。結論が出ているんだから、これから1か月かける必要はないんです。
○橋本理事長 たった今、申し上げましたように、新券の偽造なんていうのは今回初めて出てきたんです。これが、これからどんどん増えていくのか、余りそういうことは懸念したくありませんけれども、そういうのはやはり少し見ないと。それから、警察とも十分打ち合わせをする必要があります。 ○大宅委員 見ないとって、大して出なかったら手は打たないというんですか。そういう問題ではないでしょう。 ○猪瀬委員 橋本さんには今、しばらく考えていただいて、道路公団の方にお尋ねしたい。
○近藤総裁 これは以前から回数券、それから、ハイカ、これは小額のものも含めて、できるだけ早く廃止をしようということで指示してまいりましたし、また、その準備をやっております。今回、こういうことがありましたので、できるだけ早く前倒しで、この回数券については廃止できないかということで、昨日検討をさせました。
○猪瀬委員 実は、3月より前倒しの方向性を検討しているということですか。確認したいんです。 ○近藤総裁 できるだけ早くということで言っています。
○猪瀬委員 先ほど、首都高はETCは3月までに60%の予定でいると。JHは50%の予定でいる。回数券廃止の前倒しを、近藤さんは今のところ3月と言っていますが、これはもっと早めることは十分に可能で、そうなると、逆にETC設置のインセンティブにもなる。
○近藤総裁 気持ちといたしましては、直ちにやめたいんです。それで、これは当公団の役職員、同じ気持ちだろうと思います。
○猪瀬委員 昨日の段階ではね。だから、事態の重みがだんだんだんだん浸透してくると思うんです。
○橋本理事長 額面は7万円です。 ○猪瀬委員 回数券ですよ。だって、実際には550 円ぐらいになるんでしょう。 ○橋本理事長 割引率は18.4%です。 ○猪瀬委員 だから、100 枚つづりを1枚当たり700 円の額面で買うわけではないでしょう。 ○橋本理事長 割引率は18%です。 ○猪瀬委員 だから、5万円ぐらいなわけでしょう。5万円あれば、ETCなんかは1万5,000 円なんだから、使えるわけではないですか。それをわざわざ新しく販売をする必要はあるんですか。 ○橋本理事長 私も、猪瀬先生の言われるとおりだと思いますが、現状は5万円買わずに、みんな金券ショップでばら売りで買っているんです。 ○猪瀬委員 ばら売りだったら、回数券なんか売らなければいいではないですか。だったら、一律で600 円に値下げすればいいではないですか。
○橋本理事長 ですから、回数券制度は限界に来ていると。画一料金制も含めて、首都高はそう思っていますから、それでETCを普及し、対距離制を導入していこうという大転換をこれから、今、一生懸命図っているところです。 ○猪瀬委員 私、首都高についてちょっと疑問を持っています。被害分を国民に背負わせて、一方で、自治体からの出資を増やそうとしている。税金投入をしようとしている。
○奥山理事 長年携わってきたかどうかというものと責任問題は直接の関係はないと思いますが、ハイカについては前回、総裁から御説明申し上げたように、偽造ハイカに対する公団の責任問題関係については前回、総裁から申し上げたとおりのことでございます。 ○猪瀬委員 ただ、新しいデータが出たわけです。前回の近藤さんの答弁は、夏休みも含めて人の出が多かったと。
○近藤総裁 まさに、その問題意識は共有しているんですが、12億円、5億円狂ったということにつきまして、社内で議論してもらいました。
○猪瀬委員 この一番末端の数字で悩んでいるということだけではないんです。問題は、前回、ちょっと指摘しましたけれども、ハイカの5万円券が発売されてから偽造が出ているということがいろいろあちこちからアテンションとして出てきたわけです。そこで旧型ハイカをやめて、つまり、新型ハイカの偽造券が初めて見つかったのが平成12年、2000年12月なんです。それで、2001年、平成13年4月に旧型ハイカの使用を停止したと。それから、その4か月後に2001年、平成13年8月に阪神公団が5万円券の販売を停止しました。2001年8月に阪高が5万円券の販売を停止したにもかかわらず、2002年2月までJH、道路公団は販売を続けていた。これは経営判断が違っているわけです。だから私は、この経営判断について、奥山さん、そのときの理事でしょう。山本さんも理事ですね。 ○近藤総裁 ちょっと。 ○猪瀬委員 いや、これは大事なことですから。 ○近藤総裁 若干、前回の繰り返しになるかもしれませんが、今回、この重大性にかんがみまして、社内の調査のタスクフォースをつくりました。これは公団としては例のないことだったと思いますが、いずれにしても、幾つかの節目があったと私なりに思うんです。 1つが、高額ハイカ。これは犯罪の対象としては極めて魅力的であることは当時は認識されていたはずですが、しかし、いろいろな事情があったと思います。また、技術的にもそれに耐えられるという自信があったと思いますが、それを導入したという決定が1つです。
○猪瀬委員 先ほど、奥山理事から、長く携わってきたことと責任問題は関係ないと思いますという答弁がありましたけれども、長く携わってきたことと責任問題は関係あると思います。
○大宅委員 さっきから、善意の第三者を巻き込むという話があったんですけれども、明らかに損害が出続けるということは、国民全体にとっての損害なわけです。それをみすみす、手をこまねいているというのは、どう考えても泥棒だとわかっている人の前に全部並べているようにしか見えないのです。やはり、やめるしかない。
○近藤総裁 気持ちは、まさにそのとおりだと思います。よく理解できます。申し上げているのは、決して手をこまねいていなかったということを申し上げていたわけです。
○猪瀬委員 パチンコのカード偽造のときは、1万円なんです。それで、直ちに対策を講じました。なぜならば、そのパチンコのカードの会社がつぶれるからです。
○近藤総裁 その点、直接関係しませんが、これを責任を本当に取る、できれば賠償してもらいたいと私は思っているんです。
○猪瀬委員 ちょっと待ってください。
○奥山理事 報告書の5ページの平成13年10月に未遂事件発生と書いてあります。 ○猪瀬委員 これは未遂事件ですか。未遂ではないでしょう。 ○奥山理事 よく承知しておりません。 ○猪瀬委員 何を言っているんですか。読取機が盗まれたら大変でしょう。これは未遂事件でしたか。 ○山本理事 失礼しました。平成13年10月にハイカの機器が盗難に遭ったという報告でございます。 ○猪瀬委員 盗難にあったのが何で未遂事件なんですか。それについて、直ちにどういう対策を打ったわけですか。 ○山本理事 このハイカの機器につきまして、機械と料金収受の機械とがタイアップ、1本になっているわけですけれども、外すことができないような非常に頑丈な錠をきちっと整備するといったようなこと。
○猪瀬委員 問題はそこです。そのハイカの読取機が盗まれると、その機器によって試してみれば、いけるとなれば、ほかの料金所でも通過できますね。これは、具体的に事実としての責任の問題なんです。
○山本理事 今、お話にございますけれども、そういうことも踏まえて、先ほど御報告ございましたように、平成14年4月にチェックシステムを導入させていただきました。
○近藤総裁 その機械につきましては。 ○JH担当者 済みません、私の方からよろしいでしょうか。細かいお話ですので。 ○近藤総裁 私の後にしてください。
○JH担当者 そのとおりでございます。 ○猪瀬委員 そのとおりって、どのとおりだかわからないから、あなた説明してください。往々にして社長に正しい情報が伝わるとは限らないということがよくあるので。 ○JH担当者 細かい機器のお話でございますので、当時でそこの部分だけは端末だけでございますので、その単なる読取部分だけを盗まれても、ハイカのセキュリティー部分のところについては解析されません。したがいまして、そこの部分でノーズルになるということはございません。
○猪瀬委員 しかし、セキュリティー全体ではなくても、読取部分については重要な構成要素になるのではないか。 ○JH担当者 単なる読み取りの単なる機械部分でございますので、セキュリティー部分のところについては一切取られてございません。 ○猪瀬委員 単なる読み取りの部分は、読み取りが可能かどうかの判断ができてしまうでしょう。読み取りは、単なる読み取りではないですよ。だって、読み取りというのは一番大事なところでしょう。 ○JH担当者 単なる読み取りの、いわゆるレンズ部分だというふうにお考えください。 ○猪瀬委員 だから、その読み取りのレンズ部分でエクササイズができる可能性はないのか。 ○JH担当者 できません。 ○猪瀬委員 どうしてですか。 ○JH担当者 そこのところに、セキュリティーの部分と解析部分が一切ございません。ですから、そこを幾ら取られて、その部分を分析しようと思っていても、そこには何もないんです。 ○猪瀬委員 だったら、何で読取機がそこにあるわけですか。 ○JH担当者 そこの部分で、実際にはハイカのカードを入れて、そこで読み取るといいますか、ある意味ではレンズがあるというふうに御理解いただければいいんです。
○猪瀬委員 それはレンズにすぎないと言っているわけですか。 ○JH担当者 機能としては、そのように御理解いただければと思います。 ○近藤総裁 この問題につきましては、窓口の皆さんが大変よくやってくれたように聞いているんです。警察への協力もよくしてくれまして、だから、100 人以上逮捕できた。
○猪瀬委員 近藤さん、それは神の立場ではないです。それは違いますよ。それを言ったら全部神様になってしまいます。だれも責任を取らなくなりますから。 ○大宅委員 私、奥山さんに伺いたいんです。
○奥山理事 それは事案事案によって違うと思いますし、結果責任とかそれぞれの原因の担当の部署で不具合があればそこで責任を取るという問題もあると思います。そういうことではないでしょうか。 ○大宅委員 一、二、具体例を挙げていただけますか。 ○奥山理事 余り具体例で申し上げたくないですけれども、過去に道路公団で理事が逮捕されたような事件もありましたけれども、それは一にその方の責任に所属することでありました。
○猪瀬委員 さっきの、レンズにすぎなかったと言うんだが、それでは、そのチェックシステムを変えて導入したのが半年後であったと。半年後に、つまり2002年、平成14年4月にチェックシステムを導入したと。それ以降の偽造ハイカの被害ということは、一体何なんですか。 ○山本理事 チェックシステムを導入後、大変セキュリティーの精度が上がったというふうに思っております。したがいまして、これは機械によるチェックシステムでございますので、すべて機械にかければ全部はじくという非常に高度なシステムでございます。
○猪瀬委員 ちょっといいですか、話の途中ですけれども、チェックシステムが稼動したのが2002年4月で、2002年3月以降に250 億円の被害額が出てくるわけですから、その関係を説明しないと何をおっしゃっているかがわかりません。
○山本理事 私どもが248 億、250 億と推計をしているというのは、昭和62年、あるいは平成7年から3万円、5万円が導入されてからずっと、それから、平成11年に初めてハイカの偽造が見つかってからの累積であります。
○猪瀬委員 これから被害が予想されているわけでしょう。 ○山本理事 被害額が予想されているということでございます。 ○猪瀬委員 それでは、現実に、今年になってから、5月が30億、6月が18億、7月が20億と来ているわけでしょう。これは一体、何なんですか。 ○山本理事 今も御説明を申し上げましたように、総額の被害額が幾らかというときの具体に出てきている数字であります。 ○猪瀬委員 累計値ではないでしょう。今、ここで出ているのは月実績ですよ。 ○山本理事 先ほども委員、十分御案内のとおり、平成15年2月に販売停止をさせていただきました。それによりまして、過去からの3万円、5万円の券の累積の販売額が出てまいります。
○猪瀬委員 でも、現在使われている中に偽造が混ざっていることは間違いないですね。 ○山本理事 いえ、それは混ざっていないというふうに考えております。3万円券、5万円券につきまして、すべて販売停止をさせていただきまして、交換はさせていただいております。
○猪瀬委員 1万円券がまだ販売されていますね。これはいつやめるんでしたか。 ○山本理事 全体のハイウェイカードの今後の取扱いということになろうかと思います。 私どもとしましては、先ほども回数券のときにも話がございましたように、できるだけ早くETCに集約化をする、将来、ETCの集約化を前提にして、私ども、小口の多頻度で利用していただいている方々についての小額のハイウェイカード、あるいは回数券等についても廃止をさせていただこうということを考えておるところでございます。 ○猪瀬委員 いつの廃止なんですか。 ○山本理事 今、私どもが考えておりますのはETCの普及状況、それから、先ほどもありましたように、善意の方々、あるいは利用者の方々に御不便をかけない、社会的な影響が余りないということを踏まえながら、そのぎりぎりの接点で日程を決めさせていただこうというふうに思っております。
○猪瀬委員 その件について、まだ引き続きいろいろお尋ねしたいことがあるんです。
○谷口道路局長 遅参してきまして、また早退しますので、いいタイミングで御指名いただきましたが、先ほど来、やりとりを聞かせていただきました。
○猪瀬委員 もう一つだけ質問させてもらえますか。
○谷口道路局長 はい。 ○猪瀬委員 もう一つ、当委員懇談会でいろいろ取り上げてきましたが、ETC問題でORSEがセットアップ料500 円取っていると。その結果、小売店が3,000 円のセットアップ料を取るようになったということですが、ORSEの500 円はこの委員懇談会でやめると局長が発言されたんですが、ところが小売店はいまだに2,000 円なり2,500 円を取っている。これについての周知徹底がないんです。国土交通省のETCの広告をきちんと見ても、それが明記されていない。小さい字でちょっと書いてあるだけ。これではわからない。
○谷口道路局長 ちょっと時間がないので、詳しい説明は金井有料課長から説明させていただきますが、この懇談会で、前回、私は欠席させていただきましたので、その前だったと思いますが、税金を入れて525 円ですが、要は年度末までキャンペーンとして、退路を断ち切る気持ちで決断させていただいたというようなことでございますが、今、御指摘のように、まだETCの促進、深夜利用で申し上げますと、11月1日に始まったばかりということでございますが、各企業によってばらつきはございますが、一定の効果が見えてきておるのではないかと思います。
○猪瀬委員 いいですか。
○谷口道路局長 すみません、失礼します。 (谷口道路局長退室)
○猪瀬委員 橋本さん、ちょっと待ってください。帰る前にちょっと。
○橋本理事長 先ほども申し上げましたように、私としても回数券からETCへの転換というのは早い方がいいと思っております。
○猪瀬委員 年内にやらないとまずいことになりますよ。 ○橋本理事長 できれば、その方向をなるべく早く出したいと思います。 ○猪瀬委員 なるべく早くというのは、どのくらいなるべく早いんですか。 ○橋本理事長 それは今後、検討して決めたいと思います。 ○猪瀬委員 ETCとの絡み合いを直接考える必要はないと思います。偽造被害は偽造被害です。 ○橋本理事長 偽造被害はETCと関係ございませんが、利用者の立場から申しますと、実質の料金がどうなるかというのはやっぱり大きな問題であります。それも含めて、だからやらないとは言っていません。それも含めて、十分検討して結論を出したいと申し上げているのであります。 ○猪瀬委員 回数券を買っている人は買っていますから。 ○橋本理事長 よろしくお願いします。 (橋本理事長退室)
○大宅委員 我々が割引は享受できなくなることと、一部の悪者が笑うのをずっと認めるのと、どっちがいいですかと国民に問うてみたらどうですか。私、日本の国民はわかると思います。 ○並川理事 いいですか。 ○猪瀬委員 阪高ですね。 ○並川理事 並川でございます。 ○猪瀬委員 別に首都高に合わせる必要はないんですよ。 ○並川理事 先ほど、道路局長の発言、それから、橋本理事長の発言と全く同じ考え方でございますが、先ほど、局長の方から大阪の風土と東京というのがかなり違うということで、今、ETCの普及率も10%と違うわけでございます。
○大宅委員 もう一つあるのは、料金を下げることですね。全体の料金を下げることにすれば、わざわざ割引という必要はないわけです。 ○猪瀬委員 今、大宅さんが言ったとおりだと思うんです。初めから700 円を600 円にしておけば回数券なんか要らないんです。回数券で550 円で、一部の人だけが550 円で乗っていて、普通の人が700 円払っているのなら、回数券が30%普及しているなら、初めから基本料金の水準を600 円にすればいいわけです。つまり、この間、理屈にならない弁明が多いんです。
○並川理事 ハイカの問題でございますけれども、これは前回も申し上げましたように、5月に偽造券が見つかって、そして、8月には販売停止ということですが、これは先ほどありましたように、販売額と利用額の差がマイナスに転じたということもございます。
○猪瀬委員 現在の回数券の偽造被害について、どう思っているんですか。回数券の偽造被害は、さっきそちらの数字を言いましたね。
○並川理事 それは重々承知しておりまして、なるべくということでございますけれども、今、申し上げましたように善意の第三者のことも考えまして、そうしたら、けしからぬやからに対してどうすればいいのかということもございますけれども、それが販売停止で。 ○猪瀬委員 けしからぬやからは世の中にいっぱいいるんですよ。そんな話は関係ない。もういいです。
○大宅委員 どうぞ。
(休 憩)
○猪瀬委員 それでは、休憩時間が終わりましたので、始めます。
○奥山理事 私の方がお答えさせていただきます。社長及び代表取締役の減の問題は、お答えさせていただいたとおりでございます。この図は、カムフラージュするためにつくったものではございませんけれども、今までの経過としますと、自民党の与党の政府申し合わせによりまして、公団の方からは職員はファミリー企業の役員に就任しないということ。ファミリー企業に対しては、OBの社長の就任の自粛と、OB社長の退任の要請という2点であります。
○猪瀬委員 ハイウェイ・トール・システムにハイカ、まだ1万円券を委託しているわけですね。 ○山本理事 委員御案内のとおり、ハイウェイ・トール・システムにつきましては、料金収受の機械の保守とハイウェイカードの製造についての委託をさせていただいております。ハイウェイカードにつきましては、したがいまして、1万円券以下のものについても、現在発行させていただいておりますので、それについての委託をさせていただいたということであります。 ○猪瀬委員 ハイウェイ・トール・システムは、このJHの子会社でありながら、関連会社で分類されている。関連会社で分類されているのは、資本の過半がJHグループではないということなんですが、基本的にはJHの仕事をほとんどやっているわけですね。売上げの中の仕事の比率がですね。
○奥山理事 まず、御承知のことを申し上げて恐れ入りますが、民間会社になった場合に子会社は利益を合算して、つまり連結決算して利益をまとめてやるということになりますので、利益処分も親会社、子会社合算して処理するということになります。
○猪瀬委員 ハイウェイ・トール・システムは資料を出さない常連なんですよ。2002年12月の意見書のときも、データを出さなかったんです。今、言いましたように、売上げのほとんどJHに依存して、代表取締役、副社長がJHから来ているわけですから、それで非協力的であるというのはおかしいですね。 ○奥山理事 協力を要請していきたいと思いますけれども、関連会社、株式の3分の1をファミリーが持っておりますけれども、残りは外部資本ということでございますので、そういう株主の御意見等もあるかと思います。内部の事情はよくわかりませんけれども、私どもとしては、趣旨を生かしてお願いしてまいりたいと思っております。 ○猪瀬委員 それでは、ちょっとお尋ねしますが、1万円券を製造しているのは、これはハイウェイ・トール・システムであって、それについて競争入札をしていますか。 ○山本理事 これにつきましては、ハイウェイカードと同時に料金収受の機械と非常に密接に関連があるということでございますので、ハイウェイ・トール・システムと随意契約でやっております。 ○猪瀬委員 随意契約でやっているというのは、これからどうしますか。 ○山本理事 これから、先ほどお話がございましたように、ハイウェイカードにつきましては、将来縮小、最終的には廃止の方向ということでございますので、最終的にはハイウェイカードそのものについての業務はなくなっていくものであるというふうには考えております。 ○猪瀬委員 ハイウェイ・トール・システムは、ハイウェイカード以外に、SA・PAにおけるショップとか、それから保守点検業務等をやっていますけれども、それについてはどうですか。 ○山本理事 先ほども申し上げましたように、ハイウェイ・トール・システムそのものにつきましては、先ほど料金収受機械保守が主なウェートを占めておるということでございまして、料金収受システム、機械保守、そのものにつきましても、41年から料金収受機械そのものについてのノウハウも持ち、ずっとそういう格好で受注をしてきておるということでございますので、これ以外の企業について料金収受についての業務をさせることはなかなか難しいのかなと私どもは思っております。 ○猪瀬委員 料金収受、機械保守、並びにSA・PAにおけるショップをかなり持っていますね。 ○奥田理事 こちらの方からお答えさせていただきます。SA・PAでハイウェイショップをやっておりますが、このハイウェイショップ。 ○猪瀬委員 どなたですか。 ○奥田理事 道路公団の奥田でございます。民営化後、どのような形でSA・PAの運営をやっていくかということにつきましては、現在幅広く検討しているところでございますので、SA・PAのハイウェイショップをやっているというのは、営業権というものがあると思いますが、民営化後につきましては、今後思い切った運営につきまして検討しているところでございます。
○猪瀬委員 その件についてもちょっとあるんですけれども、後回しにいたしますが、ポイントだけ入っておくと、ファミリー企業を内部化しようとしているところがあるので、これはとんでもない発想の間違いですので、外部化しながら競争入札でやるというのが正しいやり方ですが、内部化しようとしている動きが道路公団の方にあるようですが、これについては、厳しい見方をしていますので、今、くぎを刺しておきます。
○山本理事 現場代理人の関係についてでございますが、維持管理関係4業務について現場代理人を置いているところがあるわけですが、一番典型的には、私ども担当させていただいております、料金収受業務でございます。
○猪瀬委員 現場代理人のポストを廃止するという話ですが、そこから次のページをくって、更にもう一つめくっていただくと、料金収受業務における現場代理人、料金所長について比率を出せと。つまり、JHの人がどのぐらい行っているのか、OBが天下っているのかということの比率を現場代理人について出してもらいました。今の2ページ後ろです。そうしましたら、前回山本理事の答弁では7割ぐらいと、7割ぐらいではアバウトなので具体的に出してほしいと言ったら、76.7%という新しい事実が出てまいりました。料金所長は15.3%ということで、実に現場代理人の4人のうち3人以上が道路公団の天下りである実態が明らかになりました。
○奥山理事 私は、道路公団の職員の人事を担当しておりますので、余りその辺についてはよく把握しておりませんが。 ○猪瀬委員 道路公団の職員が天下りしているんだから、職員の人事でしょう。 ○奥山理事 退職をされた後について、どういうふうにされているかということは、私は。 ○猪瀬委員 ちょっと待ってください。退職の設計を含めて人事をやっているんでしょう。つまり退職後、どこに行くかということを全部設計しているのが人事部でしょう。 ○奥山理事 設計はしておりませんけれども、希望等の調整、前にもこの委員会でもございましたけれども、たしか松田委員から御質問があったと思いますが、その議事録にあるとおりです。私どもは設計をしているわけではなくて、掲示版の役目はしておりますけれども、そういうことだと思います。
○猪瀬委員 76.7%現場代理人Aがいて、料金所の所長は15%ぐらいだと、これだと現場代理人Aというのがなくなっても料金所長になるんじゃないかと思われるんです。どうですか。 ○山本理事 先ほども申し上げましたように、現場代理人の一部業務については内部化をすると。それ以外のものについては、受託者側の方の中で料金所長さんが現在それぞれ料金所に一人ずつあるわけですが、総括の人が1人いることによって、その業務を現在現場代理人がやっておった業務をその中でこなしていくといったような格好でコスト削減、効率化を図っていこうということでございまして、現在の現場代理人の方がそのまま料金所長になるということは、私どもは考えておりません。しかも、私どもOBという話がございましたけれども、OBの方、今の現場代理人の方が料金所長にそのままなるということはないと思っております。 ○猪瀬委員 内部化するということはどういうことですか。つまり料金収受業務は外注で競争入札にさらすのではなかったんですか。 ○山本理事 今お話がございましたように、料金収受業務について、将来どういう格好でやったらいいかと、現在御案内のとおり、公募型の競争入札をやっておるわけでございます。ただ、その中身を。 ○猪瀬委員 競争入札やってないじゃないですか。 ○山本理事 公募型の指名競争入札をやらせていただいておるところでございます。結果して、委員が御指摘のような1社の入札になる場合ももちろんあるわけでございますけれども、皆さん方が自由意思によって手を挙げてこられるということでございますので、公募型の指名競争入札をやらせていただいているというふうに申し上げてもいいんじゃないかと思っております。
○猪瀬委員 来年の1月に料金収受の入札がまた新しく行われますね。そこで、99%なんていう数字が出てきたら、とんでもないことになりますからね。そこはいいですね。 ○山本理事 現在、維持管理業務も含めまして、今お話しの落札率につきましては、私どもとしては公正な競争の結果であると。特に維持管理業務、もう何回も御説明を申し上げたとおりでございますが、その業務の中身が大変人件費等々が中心になるわけでございますし、またその結果について翌年度はそういう格好についての積算の基準も公表しておりますし、また落札の価格も公表するわけでございますけれども、そういうことを見ながら類推することは、必ずしも難しいことではないという意味で、90%を超えるといったような落札率の結果になることもあり得るというふうに考えております。
○猪瀬委員 どういうふうに宣伝していますか。つまり、これから公開入札やりますよというのを日刊建設工業新聞だけにしか広告載せてないでしょう。これでは普通の人はわからないですね。 ○山本理事 当然のことながら、公募型の指名競争入札ということでやらせていただいておりますので、もちろん専門誌には登載させていただいております。
○猪瀬委員 それが、どこでいつ行われているというのが、きちっと知らされてないんです。そうすると、競争に入る前提条件がつくられてないんです。今おっしゃったようなことは、ちゃんと周知徹底されていませんよ。それをやらない限りは競争入札は増えていかないと思います。
○奥田理事 ちょっと基本的なことを申し上げさせていただきますと、SA・PA事業をどのように運営していくかというのは、かたい言葉で申し上げますと、民営化後、新会社の経営判断に寄るところというところでございますが、私見を申し上げさせていただきますと、JHというのは高速道路の建設管理が専門の組織でございまして、ラーメンとかコンビニとかいったものは、全くの素人でございます。幅広いお客様のニーズに合ったサービスを提供するということを考えますと。例えば、ナショナルブランドの企業など、高い集客力を持った民間企業とか。それから、地域の特産品といったものを提供している地場の有力企業といったところの提携なしに、とても集客力のある運営ができないというふうに、我々は考えておりまして、これらの幅広い民間企業との提携によりまして、魅力のあるSA・PAを運営していきたいと思っております。現在幅広く検討しているところでございますので、またこの方向を御指摘していただければと思っております。 ○大宅委員 恐ろしいことに、もう10か月しかないんですね。来年の10月まで。それで、この答えを見ると、民営化後の新会社の経営判断に寄るものって、今、作戦というか戦略がなかったら、10月に民営化いたしました、さあどこかいいところが何かやってくれますかなんて言っていたら何もできないわけですね。当然アイデアがおありなはずなのに、こういうふうに聞くとこういう答えが帰ってくるということにものすごくいら立ちを感じるわけです。
○奥田理事 おっしゃるとおりでございまして、私どもだけではなかなかいい知恵も湧いてこないということで、SA・PA利用の拡大及び多機能化検討業務ということで、コンサルタントの知恵を借りまして検討を進めているところでございます。この検討がほぼまとまりつつありまして、現在最終的なまとめをやっております。
○大宅委員 そのコンサルタント会社に、どういう条件、どういうことをしてほしいと、条件をどういうふうに与えられたんですか。 ○奥田理事 今、全国のSA・PAで売上げが3,500 億円ございますが、大きなわかりやすい目標といたしまして、売上げを1兆円にするために、どういうふうな方策があるかということをメインにいたしまして、調査報告をお願いしております。 ○猪瀬委員 それは序論でしょう。そんなことは前から聞いていますよ。これ何で2行しか書かないわけですか。だったら来週とか書けばいいじゃないですか。こういう2行しか書かないセンスがわからない。 ○奥田理事 ちょうどまとめの微妙なところに来ておりまして、今の見通しでいけば、早ければ来週後半ぐらいには記者発表ができるという段階に来ております。 ○猪瀬委員 そこで、今、言ったように、囲い込みの発想はないんですねと聞いているんですよ。 ○奥田理事 申し上げましたように、囲い込むというよりは、どちらかと言いますか、ナショナルブランドの有力企業とか、地場の有力企業と連携をしながら運営を行うということに主眼を置いてございます。 ○大宅委員 ちょっと引っかかるのが、ナショナルブランドの何ですか。 ○奥田理事 例えば、わかりやすく言いますと。 ○大宅委員 またそこで上場会社とか変な条件付けてないでしょうね。 ○奥田理事 全くそういうことではございません。まだ今はアイデアの段階でございますので、まずSA・PAで町で求めるようなサービスが受けられるという方が集客力があるというのが基本的な考えの骨子となっております。 ○大宅委員 怪しいな、今までいろんなところに条件がいっぱいありまして、委員会でも出た、焼肉屋さんで道路管理業務に従事した者みたいな条件が付いていたりという話がありましたね。本当に全然ゼロベースで、ベンチャーで歴史もないけれども、今から芽が出てきているみたいなもの。JHの中でブランドになるようなことぐらいの気概でやらないと人は集まらないと思います。どこかで人気があったものというのは、もうだんだん落ちていくという話ですから、そのぐらいの気概でやっていただかないと、人が集まるということはものすごく大変なことだと思います。 ○奥田理事 おっしゃるとおり、なかなか売上げを上げるのがいかに大変かということでございますが、SA・PAでの売上げ、1日10億円というのが今まで一番多かったわけですが、これが年々徐々に減ってきているという状況の中で、今後民営化後売上げを大幅に増やすというのは、大変な努力の要ることだという認識でおりまして、我々の知恵で足りないところは、外部の知恵を入れながら、できるだけいい運営にしていきたいというふうに考えているところです。 ○猪瀬委員 歯に何か物の挟まったような言い方ですね。時間がないので、次に進みます。資料7−3「日本道路公団提出資料」の1ページ目、今の話の続きですが、ファミリー企業改革について、現段階でどうまとめているかを示してほしいというのが今の質問なわけですから、この四角で囲ってあるのは委員の方の質問ですけれども、「ファミリー企業改革では、委託業務である管理費などコストセンターは外部化し徹底した競争によるコスト最小化を目指すことが大原則であり、内部化、子会社化はSAPA等の収益を生むプロフィットセンターが対象という基本的理念が守られているか」という質問です。
○奥山理事 私の方から御説明します。コストセンターの方の御質問ですので、先ほどはプロフィットセンターのお答えをしたということですが、コストセンターにつきましては、すべて委託業務である管理費ということではなく、一般企業においても、内部、外部を問わず実態に合わせていろんな工夫が要るだろうということでございますので、第2段落目の「当公団においても」という長い行がございますが、最後の3行に「現行の取引状況にとらわれることなく、公正性、透明性及び効率的経営の観点から、全体の業務執行体制について検討し、決定していくべきものと考えております」ということでございまして、特にコアコンピテンシー、核となる業務、これは維持管理業務がコンピテンシーと考えております。高速道路事業においてはですね。これについては、管理瑕疵だとか企業信用に直結する分野ということでございますので、新会社本体と新会社が設立出資する専門の子会社が中心になって実施することが適当ではないかと考えております。本体と専門子会社が一体経営、つまりは連結決算ができるような形によりまして、コスト削減を含めて効率性と経済合理性の徹底した追及を行うと。つまりは子会社において目標を定めて、目標評価がうまくいかなければ、それなりの査定をして、うまくいかなければ社長を首にするとかいうところまでの一体的な経営をしていかなければいけないというふうに思っております。したがって、子会社の経営目標をどう定めていくか。この評価をどうしていくか、またこれをフィードバックして次の年度にどうつなげていくかというのが、連結経営における重要な問題であると思っております。
○猪瀬委員 わかりにくいって、変な意味でわかりやすいんだけれども、今のファミリー企業を全部吸収してしまうという意味ですか。 ○奥山理事 内部、外部問わず、内部やるもの、外部でやるもの、新会社本体がやるべきものというのも今でも当然あるかと思います。 ○猪瀬委員 4業務のことを言ったでしょう。 ○奥山理事 そうです。4業務です。 ○猪瀬委員 4業務を内部化するというわけですか。 ○奥山理事 内部化でやるべきものも当然、今でも公団本体がやっている業務も4業務の中にはあります。経営判断の事項。 ○猪瀬委員 公団本体で今やっているものはいいですよ。そうじゃなくて、ファミリー企業はその4業務をやっているでしょうと言っているんです。それをあなたは、これを全部生き残らさせようとしているわけですね。 ○奥山理事 そうではなくて、4業務についても。 ○猪瀬委員 そうじゃないなら、そうじゃないという言い方をしてください。 ○奥山理事 ここに書いてあることを申し上げたので、よく読んでいただければそういうことですので、すべて内部化するという趣旨ではございませんので、分類して整理していくということでございます。 ○猪瀬委員 分類整理の基準は何ですか。 ○奥山理事 ここに書いてありますが、3段落目でございますが、「『管理瑕疵』、『企業信用』に直結するコア部分と判断される分野については、新会社本体及び新会社が設立・出資する専門の子会社が中心となり」。 ○猪瀬委員 それを具体的に言ってみてください。 ○奥山理事 具体的に今、検討しているところでございます。 ○猪瀬委員 そうじゃなくて、そこの「コア部分と判断される分野」というのは、例を挙げてください。 ○奥山理事 現在検討しておりまして、例は今、申し上げられるような状態ではないですけれども、整理ができればまた御報告したいと思います。
○猪瀬委員 検討の基準というのが、よくわからないですね。具体的なもので言わないと。 ○奥山理事 今、現段階で申し上げわれるのはこの程度でございまして、もう少し具体的に詰めていきたいと思います。 ○猪瀬委員 それでは、これは近藤総裁にきちんと答弁してもらいましょう。いいですか。この話はそんな甘い話じゃないですよ。 ○奥山理事 これは、企業経営の根幹のものであると考えておりますので、十分詰めたいと思っております。 ○猪瀬委員 これは、次回こちらこそ詰めさせていただきます。
○JH担当者公団の田中と申します。事務局と調整させていただきまして、間に合うべく出させていただいたものでございまして。 ○猪瀬委員 普段やっている話でしょう。今日の出せと言ったら今日の分出しましたということじゃないでしょう。毎日やっていることでしょう。 ○JH担当者それで、全体的なものにつきましては、一覧表にしまして、前線わたっての削減額、以前の事業費等々の一覧表を提出済みでございます。
○大宅委員 これは私がお願いしたんですが、道路の改革は失敗したというのが枕詞のように使われているので、皆さんそう思ってらっしゃって、第二東名はどんどんできているけれども、どうなっているのという話がしょっちゅう聞かれるので、あれはちゃんと料金削減して、仕様も下げてやっているのよということで、その確証になるものが欲しくて申し上げたんですが、一覧表というのは、どこに、どういうふうに発表されているんでしょうか。 ○森高速調整官 今の道路公団の方から出ております、このフォーマットに従って、全区間できるだけ早く出させますので、とりあえずこういうフォーマットで、私どもの方で聞いておるのは、時間的に間に合わなかったので、サンプルとして出させていただいたと、継続して作業して、でき上がり次第至急御提出させていただくということでございます。 ○大宅委員 一覧表として出ていますとおっしゃったから。 ○森高速調整官 今は資料を持ち合わせておりませんか。 ○猪瀬委員 一覧表というのは、どういうことですか。 ○JH担当者 区間ごとに、当初の事業費と3.8兆の第二東名・名神に関わる分の削減等々の表でございます。 ○猪瀬委員 それは区間ごとに出ているんですか。 ○JH担当者 はい。 ○猪瀬委員 じゃなんでここに付けて来ないんですか。 ○JH担当者 はい。 ○猪瀬委員 はいじゃなくて、ここに付ければいいじゃないですか。 ○JH担当者 失礼しました。 ○猪瀬委員 今、手元にあるんですか。 ○JH担当者 ちょっとお待ちください。 ○猪瀬委員 持っていると思うので、出してもらいましょう。
○奥山理事 今の御質問の最後のところにありますが、これは端的に申し上げますと通勤用ということで、次の次のページでございますが、職員保有車両、表のBですけれども、869 枚発行しております。これは高速道路の管理業務に従事する職員ということですので、管理の担当の部署でございますけれども、勤務地の状況だとか、公共交通機関の状況等を見まして、高速道路で通勤するのが最も合理的と認められる職員に対しまして、区間、車両番号、利用期限を限定して交付しております。
○猪瀬委員 ちょっと途中ですけれども、4番目の質問はあえてしたんだけれども「『深夜あるいは朝、公団職員が私服で通行』する実態があると聞いているが」と質問として言っているんです。そういう話も聞こえてきたんです。だから、私服で使っているということで、今、チェックすると言ったけれども、料金収受員というのは、そのプレートを見たら、ははあとなってしまうわけです。というのは、道路公団職員に何も言えませんから、そうすると普通は通過しますね。 ○奥山理事 料金所でチェックするということではございませんで、ここで4万1,000 枚発行しておりますので、後ほど区間外走行したものは全部チェックが出るようになっております。もちろん、職員の保有車両だけではなく、すべてのものでございます。
○猪瀬委員 車両にこういうプレートみたいなものを置くわけですか。どういう形をしているんですか。 ○奥山理事 これは、日本道路公団の場合は、すべて磁器カードになっているので、磁器用のプレートを利用証明書とセットにして各人が保管するということになっております。 ○猪瀬委員 ハイカみたいになっているんですか。それともETCみたいになっているんですか。 ○奥山理事 別納プレートの格好に近いです。ただ、車の上に置くということは、とても危険なことですので、それはしないように、盗まれるということがありますので、厳重に本人が保管するようにしております。 ○猪瀬委員 料金所で機械にすっと通すんですか。 ○奥山理事 通常は収受員に渡して、通行券と一緒にそのプレートを出すというものでございます。機械にかけるということです。 ○猪瀬委員 機械にかけて記録されるんですか。 ○奥山理事 記録されます。 ○猪瀬委員 それはETCカードのようにチップは入っていないんですね。これはチップは入っていない。 ○奥山理事 ICカードだと思います。 ○猪瀬委員 これはまた偽造されたらどうですか。 ○奥山理事 職員に渡しているものですから、偽造ということは考えておりません。 ○猪瀬委員 昔捕まった人がいるじゃないですか。だから、全部信用できるわけじゃない。ただの磁気カードだったら、一回偽造されたらおしまいでしょう。 ○奥山理事 毎月使用実績が出てまいりますので、同じ番号のものが複数回出てくるということがあれば、それはチェックする。あるいは同日の同じ時間帯に複数の区間使っているという事実が出てくれば、すべてわかるということにはなります。そういう事態が生ずれば処分を考えます。 ○猪瀬委員 時間が大分過ぎてまいりましたので、今日出ている資料の中で資料8−8、首都高速道路公団、JHも大体同じ資料が出ています。新規参入要件の件で、前にも言ったんですけれども、前回の11月5日金曜日の委員懇談会の席上で、排他的資格要件を廃止し、性能表示にするという近藤総裁の答弁があったので、その答弁に即して具体的に出してほしいということだったんですが、これは首都高ですが、大体同じようなものが出ているんですけれども、一番下のところ、「撤廃公募要件」というのは「取扱い交通量3万台/日以上の料金所の料金収受業務については、有料道路において過去5年間の当該業務と同程度以上の料金収受業務経験がある料金計算所長および全体の1/3 以上の収受員を配置できる」と撤廃する要件が書いてあるわけです。
○藤井理事 そこに書いてございますように、駐車場、タクシー会社、鉄道会社、フェリー会社といったような現金を日常的に取扱って交通業務等をやっているという会社であればよいということであります。 ○猪瀬委員 道路公団はこれと同じのを何ページに出してありましたか。 ○山本理事 今日は資料番号をふっておりませんので、恐縮です。済みません。 ○猪瀬委員 JHが出したものはものすごく複雑な構造になっていましたね。あれだと首都高の方が進んでいます。 ○山本理事 私どもの方については、料金収受業務については、地域要件等を廃止をさせていただいたりという格好でやらしていただいている、7−2の一番最後でございます。
○猪瀬委員 次に移りますが、国土交通省に確認したいんですが、先ほどちょっと言いましたが、500 円は取らないということですが、あとセットアップ事業者に対して、大体レンタル料として月2,000 円、初期1万円、ORSE全体で今4億6,000 万円くらいセットアップ事業者からお金を取っているということと、クレジットカード会社から、カード1枚について100 円取っている。これは4億になる。
○金井有料課長 数字が手元に詳細がないんで、確認をさせていただきますが、いずれにせよ利用者の方、それからセットアップ事業者、クレジット会社、車載器メーカー、それから公団、もしくは新会社関係でいただいていることは事実であります。
○猪瀬委員 来年度ではなくて、今年中にもう一度検討していただきたい。この数字も正確に出していただきたいということです。
○河田理事 阪高の河田と申します。9番目に記載している岩園町の部分ですね。こちらの方については、まず取得年月日ですが、1973年ということで、随分古いんですけれども、当時、大阪と神戸の中間地点ということで、当時は取得をしたということでございます。 ○猪瀬委員 阪高と本四は東京に随分社宅を置いておりますけれども、東京の一等地に置いておりますが、これについてはどういうことなんですか。 ○河田理事 阪神公団の場合ですと、本体の事業そのものは関西ですけれども、東京の方に連絡等の事務所もございますし、出向・研修等もございます。そういった人たちのために、宿舎を準備しております。 ○猪瀬委員 そういう答えだとは予想していましたが、阪高が東京に一戸建てを持っている必然性はあるんですか。住居は必要であるという理由を今は述べただけであって、一戸建てが必要であるという理由は述べていないですよ。 ○河田理事 提出しております資料3の最初のページに、右端から3番目に集合と一戸建てと、それから区分所有という形で掲示をさせていただいております。戸建てというのは一戸建て、区分所有とはちょっと違うというふうに私どもは理解しておったんですが。 ○猪瀬委員 一戸建てでしょう。 ○河田理事 マンション。 ○猪瀬委員 写真の付いている一戸建てのものがあったが、あれは東京ではないということですか。 ○河田理事 東京ではございません。資料3の写真の25番以降は東京でございます。 ○猪瀬委員 東京はマンションだけということ。 ○河田理事 はい。 ○猪瀬委員 いずれにしても、枚方の宿舎は随分立派ですね。一戸建て、あるいは12、13、14、随分いいのがありますね。これはどういう人が入っているんですか。 ○河田理事 お尋ねのあった枚方でございますが、ここにございますように、ちょうど中ほどに入居社員数というところがございますが、通勤時間の隣、資料3の1ページ、左から8行目の欄でございますが、そこを見ていただきますと、枚方では1と3については、入居が現在ございません。 ○猪瀬委員 枚方2は入っているんですね。 ○河田理事 はい。 ○猪瀬委員 もう時間がないので細かく詮索しませんが、この資料は記者の方に配られています。首都高、阪高、本四の写真付きの資料があります。これについては、記者の皆さんで精査してください。
○高橋理事 取得時点との絡みで、現在、かなり資産価値が落ちているものもございます。それと今ある宿舎の中で必要なものを見直して、最終的には今の半分くらいの数にしていきたいと思います。
○猪瀬委員 取得価格は20年、30年建っていれば安くなるかもしれないけれども、六本木も含めて結構一等地にありますね。現在価格にしたらすごいと思うんです。 ○高橋理事 六本木と護国寺、これは高速道路から引き込みで維持事務所が入っておったり、あるいはそういう道路管理の事務所の上に建っているところでございまして、いわゆるマンションというものではない。 ○猪瀬委員 六本木は例にしたんだけれども、六本木とは限らず、結構いいところにいっぱいありますねということを象徴的に言っただけです。したがって、現在の時価に換算したらすごい金額になると思うんです。これは頭の中で時価で換算していますか。 ○高橋理事 今、手元に時価の資料はございません。将来集約するに当たっては、今申し上げた麻生とか護国寺、これはそういう事務所の上のげたばきでございます。先々は田無とか町田、こういったところに集約することにしてございます。俗に言う一等地という話ではないと思います。 ○猪瀬委員 首都高と阪高は売却計画等を一度示していただきたいと思っております。 ○河田理事 現在、宿舎の再配置等を検討しておりますので、それらのものについては、廃止を図っていきたいと思っております。 ○大宅委員 この立派な戸建ての3軒のうち2軒は入っていない。入っていないことの方が問題で、つまり価値をちゃんと生かしていないわけですね。民営化するということの一番大きな部分は、お金をいかに上手に使うか。生きたお金の使い方をするか、むだをなくすかという根本なんで、この間からこの社宅の話とか、偽造ハイカの問題、回数券の問題、現場代理人の問題、すべて同じことなんですが、お金が来るからどう使っても別にOK。変な使い方をしても、だれからも文句を言われないということでやってきたことが、それが意識として一番大事な部分だろうと思うんです。
○猪瀬委員 時間も来たので終わりにするつもりだけれども、首都高の資料8−6の2ページ目で、料金収受業務、横長の表がありますね。料金収受業務で04年度の入札実績、これのファミリー企業の割合、37、38、37、53と増えたりもしているんだけれども、これはどういうことなのか。
○山本理事 先ほど御指摘もいただきました。私どもとしては、各料金収受業務、その他業務についてきちんと見直し、それについて競争に付すべきものはきちっと競争に付すという格好での整理をさせていただきたいと思います。
○大宅委員 今のとこだけれども、いつも思うんだけれども、皆さん特殊な技能だとおっしゃりたいのはよくわかりますけれども、さっきから性能要件に変えるとおっしゃった。でも、実際にできるかどうかを審査するとおっしゃいました。これが例えばほかのコンピュータの打ち方だとかというのは、よその会社でもいろんなことができますけれども、料金の収受というのは高速道路で、あそこでやらない限り練習はできないわけですね。ということは結局、入れないんじゃないかという不安があるんです。 ○山本理事 練習というお話がございましたが、私どもとしても、新しい人については、今でも研修ということを、企業が落札した中でもやっておりますし。 ○大宅委員 だったら、ゼロの人をちゃんと研修するからというならいいんだけれども、要件は払うけれども、審査しますというと、結局だれも入れなくなります。 ○山本理事 そこのところについて、時間をいただいて御説明させていただく機会があると大変ありがたいと思いますが、いろんな例についても、例え全く要件が仮にない、要件を外した公社等の入札のときの状況等についてもかなり混乱をしたという状況もございます。そういうことも含めて、私どもとしてはできるだけ共存性を高めながら、円滑な料金収受業務をやりたいということで、考えさせていただきたいと思っております。 ○猪瀬委員 時間が来ましたので、終わりにしたい。最初に回数券の問題から入りました。3月ということではだめだ思っています。本気で考えてください。本当は明日からやめるくらいで、百歩譲っても回数券をやめるくらいのつもりでいないと、大変なことになります。
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道路関係四公団民営化推進委員会委員懇談会後の記者会見録平成16年12月3日(金)17:35〜17:57
場所:道路関係四公団民営化推進委員会室(虎ノ門第10森ビル3階)
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○猪瀬委員 それでは、これから記者会見を始めます。12月3日民営化委員会懇談会です。今日、冒頭で偽造回数券問題について事実について確認いたしました。それから、偽造ハイカの問題もやりました。
○記者 今回、やはり回数券の偽造問題というのがすごく大きな問題となっているんですけれども、今まで社宅の問題一つ取っても何も対策を講じていなかったという体質の甘さみたいなものというのはお感じになっていますでしょうか。 ○猪瀬委員 民営化というのは、国民の利益のために行うわけです。しかし、回数券の偽造問題にしろ、ハイカの問題にしろ、何が国民の利益かということについて公団の人たちはまだわかっていないというふうに思います。
○記者 そういった意味においても、3月までという期間についてなんですが、もちろん、委員会の中でも御指摘なさっていましたけれども、そのことに関して、この場でもう一度、お話を伺っていいですか。 ○猪瀬委員 今日、この民営化委員会懇談会を始めるまでは、3月までに回数券を廃止すると言っていたんですが、今日の委員懇談会の討議の結果、なるべく早く廃止するという答弁が出てきました。場合によっては年内に廃止するという可能性が出てきたと思います。
○大宅委員 国民の富がみすみす失われていくというのを、指をくわえて見ていていいのかということなんです。だから、その辺の感覚が、止めることもできないし、偽造が出ているのもわかっているんだけれども、いろいろやっていくと3月がみたいな話が、やはり基本的な意識の問題としてみんなのお金を預かっているという意識がないんだろうというふうに思うんです。
○猪瀬委員 ごめんなさい、ちょっと1つ。
○共同通信(藤田) 共同通信の藤田です。
○猪瀬委員 でも、それはETCを普及すると自分たちで旗を振っているわけではないですか。それで、来年3月までに首都高は60%と言っているわけでしょう。 ○共同通信(藤田) それであれば、明日やめられるのではないかと思うんです。 ○猪瀬委員 だから、60%を3月までにやるとか、道路公団も50%と言っているわけです。そうしたら、代替措置、代替措置って、代替措置を十分に準備して、今、代替措置のETCのキャンペーンをしているのでしょう。今、ETCの割引までやっている。割引だから、まさにそうであればチャンスです。それを3月までと言っている神経がわからないです。
○読売新聞(飯田) 読売新聞の飯田です。
○猪瀬委員 やはり、私はそういうのはメディアだと思うんです。
○読売新聞(金田) 読売新聞の金田です。
○猪瀬委員 私は、やはり退職金で返してもらいたいと思っているんです。前に、長銀のときにも退職金返せという話になりましたでしょう。
○大宅委員 全部チェックしたけれども、処分者を出さなかったと近藤さんおっしゃいました。いろんな導入のときとか、初めて偽造が出たときとか、全部やったけれども、直接的に原因と結果みたいなものはなかったからというのは、もっと病が重いという気が私はしたんです。
○猪瀬委員 そのとおりなんだけれども、ただ、民営化委員会懇談会があったから社宅も全部出てきたし、それから、偽造ハイカの被害が250億円という事実も、民営化委員会懇談会がなければ出てこなかったものなんです。
○読売新聞(飯田) 基本的なことで申し訳ないんですけれども、ただ、こういう公団の無責任体質というのは前からずっとわかっているわけで、だからこそ民営化するわけですね。
○猪瀬委員 我々の任務は、民営化までというのが我々の任務ですから、民営化された後は我々の責任ではないから、皆さんが監視すればいいことです。
○読売新聞(飯田) でも、そういう意味では、民営化されたら、その辺はほうっておいても一生懸命、必死になってやらざるを得ないわけですね。 ○大宅委員 はずなんです。 ○猪瀬委員 売り上げが減れば、給料は減ります。民営化は、それがわかりやすくなるんです。
○共同通信(藤田) また官邸へは行かれるんですか。 ○猪瀬委員 今日は行かないです。 ○共同通信(藤田) この回数券問題ですけれども、近くは行かれるんですか。 ○猪瀬委員 というか、そこは近藤総裁の進退問題に発展する可能性がありますからね。 ○TBS(アカギ) TBSテレビのアカギと申します。
○猪瀬委員 おっしゃるとおりです。ただ、さっきのあの人はあの感じで、あれ以上は言わないです。
○NHK(西川) NHKの西川です。
○猪瀬委員 もう追及したんです。だから、要するにあなたたちなんですよ。ここでさんざんぱら追及しているわけで、あなたたちが個別にそれを聞きにいくことですよ。やはり何か問題なのかなと思うなら、やはりメディアが今の話を受けて直接聞きにいくことです。
○大宅委員 料金収受のことですと、できる人にならやらせるという話をしたんですけれども、駐車場の料金をやっている人ならOKというと、絶対矛盾しているわけです。
○猪瀬委員 ETCが70%まで行けば、1万4,000人いる料金収受員は一応、数字の上では7,000人になるといわれている。一つはそれで減るということですが、ただ現場の収受員が減ったなら意味がなくて、現場代理人とかそういう人たちが減らないとだめです。
○大宅委員 さっきの現場代理人の仕事の中身を見ていたら、刺身のつまみたいなものが全部書いてあったと思いませんか。どこか料亭に行くと、おつくりと書いてあって、マグロ3切れとか、白身2切れというような、ほかに浜防風とか、大根の桂むきなんとやらとか、シソの穂とかなんとか書いて、そっちの方ばかりで、刺身の中身のことはほとんどない。
○猪瀬委員 いいですか。最後、だれかありますか。
○大宅委員 どうもありがとうございました。 |