第1回産業競争力会議議事要旨


T.日時  平成11年3月29日(月)8:00〜9:37
U.場所  総理官邸大食堂
V.出席者 別紙
W.議事概要

1.開会

 冒頭、与謝野通産大臣より、本会議は、総理の主宰により、産業の競争力強化を目指し、官民を挙げて経済の供給面の問題への取組を図るため、自由な意見交換を行うものである旨紹介。

2.総理挨拶

3.今井経団連会長・新日鐵会長挨拶

4.政府側説明
通商産業省産業政策局 江崎産業政策局長より、我が国の産業競争力の現状について説明。

5.産業界側委員代表プレゼンテーション

(1)今井経団連会長・新日鐵会長

(2)出井ソニー社長

(3)奥田トヨタ自動車社長

(4)小池サンリット産業社長

(5)樋口アサヒビール名誉会長・経済戦略会議議長

6.意見交換

○宮澤大蔵大臣:

○前田(勝)東レ会長

○堺屋経済企画庁長官

○甘利労働大臣

○太田総務庁長官

7.とりまとめ

与謝野通産大臣より、以下のように発言。 

(1)今後の会議運営の方法
月一回程度のペースで開催。緊急の対応が必要なものから優先的に議論。

(2)本日の議論の概要

●共通認識が得られた点

(1)供給サイドの対策の重要性・緊急性

(2)官民それぞれが果たすべき役割

(3)今後議論するテーマ
@ 過剰設備の処理、不動産の流動化等による既存企業の活性化・事業の再構築。
A 雇用の確保と労働移動の円滑化
B 人材の育成
C 政策資源や経営資源を重点的に投入すべき国家プロジェクトの推進や知的財産制度の拡充などによる技術開発の推進・インフラ整備
D 中小企業の活性化
E ベンチャー企業の育成など新産業・新事業創出
F 高コスト構造の是正
G 将来のリーディング産業の育成
H 為替の安定化
といったテーマを議論していく。

なお、過剰設備の処理について、金融機関を関連させる仕組みを検討してはどうかとの指摘に関しては、通産大臣より総理、官房長官、大蔵大臣、今井会長と相談していきたいと締めくくりを行った。

以上

(別紙)
官側
小渕 恵三内閣総理大臣(主宰)
野中 広務内閣官房長官
与謝野 馨通商産業大臣(議事進行)
陣内 孝雄法務大臣
宮澤 喜一大蔵大臣
有馬 朗人文部大臣・科学技術庁長官
宮下 創平厚生大臣
中川 昭一農林水産大臣
川崎 二郎運輸大臣
野田 聖子郵政大臣
甘利  明労働大臣
関谷 勝嗣建設大臣
野田  毅自治大臣
柳沢 伯夫金融再生委員会委員長
太田 誠一総務庁長官
堺屋 太一経済企画庁長官

民側
今井  敬新日本製鐵株式会社会長
経済団体連合会会長
秋草 直之富士通株式会社社長
出井 伸之ソニー株式会社社長
牛尾 治朗ウシオ電機株式会社会長
経済同友会代表幹事
江頭 邦雄味の素株式会社社長
奥田  碩トヨタ自動車株式会社社長
金井  務株式会社日立製作所社長
小池 俊二株式会社サンリット産業社長
瀬谷 博道旭硝子株式会社会長
高原 慶一朗ユニ・チャーム株式会社社長
濱中 昭一郎日本通運株式会社社長
全国通運連盟会長
樋口 廣太郎アサヒビール株式会社名誉会長
前田 勝之助東レ株式会社会長
前田 又兵衛前田建設工業株式会社会長
日本建設業団体連合会会長
三浦  昭三菱化学株式会社社長
日本化学工業協会会長
宮津 純一郎日本電信電話株式会社社長
室伏  稔伊藤忠商事株式会社会長
日本貿易会会長
(敬称略)


(参考)
産業競争力会議の開催について(平成11年3月19日内閣総理大臣決裁)