持続可能な開発目標(SDGs)推進本部会合(第8回)

日時:令和元年12月20日(金)
   10時10分~10時25分
場所:官邸2階小ホール

議事概要

 今次会合では,『SDGs実施指針』を改定しました。同『実施指針改定版』は,SDGs推進の中長期的な国家戦略であり,2016年の策定以来の改定となります。

 併せて『SDGsアクションプラン2020』を決定しました。同『アクションプラン』は,日本の「SDGsモデル」の3本柱である①ビジネスとイノベーション,②地方創生,③次世代・女性のエンパワーメントに沿って,国内実施・国際協力の両面におけるSDGs達成に向けた具体的取組をまとめたものです。記載案件の中で予算化された案件のうち,令和2年度当初予算政府案及び令和元年度補正予算政府案の総額は1.7兆円になります。

 会合中,若宮健嗣外務副大臣,麻生太郎副総理兼財務大臣,高市早苗総務大臣,赤羽一嘉国土交通大臣,河野太郎防衛大臣,橋本聖子国務大臣,衛藤晟一国務大臣,竹本直一国務大臣,田中和德復興大臣,加藤勝信厚生労働大臣,梶山弘志経済産業大臣,北村誠吾国務大臣,江藤拓農林水産大臣,武田良太国務大臣,西村康稔国務大臣,森まさこ法務大臣,萩生田光一文部科学大臣,小泉進次郎環境大臣の計18名から,それぞれの府省のSDGsの達成に向けた取組や今後の計画等について発言がありました。

 会合の最後に,安倍総理大臣から,2019年という節目の年に,6月のG20大阪サミットで議長国としてG20を主導したその成果や8月のTICAD7におけるユニバーサル・ヘルス・カバレッジの推進,9月のSDGサミットにおいて各国と共有された危機感に基づき,本会合でSDGs実施指針を改定し,アクションプランを決定することが表明されました。また,SDGs達成に向けた「行動の10年」の第一歩を踏み出し,2020年に開催される,京都コングレス,東京オリンピック・パラリンピック,アジア・太平洋水サミット,東京栄養サミット2020等の機会も活用し,国際社会に日本のSDGsの取組を展開するとともに,2030年に「誰一人取り残さない社会」を実現し,未来を担う次世代の子供たちが将来に向かって頑張ることができる社会を築くため,一丸となって具体的な取組を加速するよう指示がありました。(別添:総理発言全文(PDF:194KB)PDFを別ウィンドウで開きます

(別添:議事録(PDF:234KB)PDFを別ウィンドウで開きます