4月18日(金)午後、伊藤補佐官、持続可能な社会の構築分科会の阿藤座長、奥山委員、木幡委員、山口委員、それから所得確保・保障分科会の委員である宮島委員と事務局とで、横浜市の
 ・奥山委員が運営されている地域子育て支援拠点「どろっぷ」
 ・日吉南小学校の「放課後キッズクラブ」
 を視察し、それぞれ、利用者であるお母さん方や、スタッフの方々から貴重な御意見を伺いました。
 
【地域子育て支援拠点「どろっぷ」】
地域子育て支援拠点「どろっぷ」においては、
 ・「父親が長時間労働で、実家は地方である等、家族の支援が期待できない中、こうした地域子育て支援拠点で友人ができ、精神的負担が本当に軽くなった。」
 ・「下の子が予防接種の時に、上の子をここで他のお母さんが見てくれたりする。『どろっぷ』がなかったら、2人目の出産は考えられなかった。」
 ・「スタッフが見守り上手で、利用者の力を引き出し、多くの親子ボランティアが生まれている。」
 等、専業主婦も含めたすべての子育て家庭を支援する地域子育て支援拠点事業の必要性や意義を、直接の当事者の方々から伺いました。
 
また、
 ・「こうした拠点を身近な所にたくさん作って欲しい。」
 といった御意見や、
 ・「働いていても保育所に入るのは本当に大変と聞いており、まして、働いていない自分が一時預かりを利用するのは無理と諦めている」
 等、子育て支援サービスに対する切実なニーズをお伺いしました。
 
 
 
 
【放課後キッズクラブ】
次に、日吉南小学校で実施している「放課後キッズクラブ」を訪問しました。
 「放課後キッズクラブ」は、文部科学省の全児童向け事業である「放課後子ども教室」と厚生労働省の就労家庭向け事業である「放課後児童クラブ」の両者を一体的に実施している取組です。
 
利用者のお母さん方やスタッフからは、
 ・「学校の敷地内で、行き帰り等も安心して預けられ、助かっている」
 等の評価の声がある一方で、
 ・「利用する子どもが増え、スペースが足りず、とてものびのびと遊べる環境ではない」
 ・「預けられる受け皿を整備するだけでなく、お母さん・お父さんが早く帰宅し、子どもの側で過ごせるように、両面で考える必要がある」
 ・「預けることで、任せきり、頼りきりな風潮になりやすく、親がもっと参画していく仕組みづくりが必要」
 ・「単なる居場所の提供なのか、子どもをリードして遊ばせる場なのか、親の時間づくりなのか。どこを目指して、どうするのか、もっとしっかり考えるべき。」
 等の御意見もあり、働き方の見直しの重要性、親とサービス提供側の協働の必要性、放課後対策の果たすべき役割・方向性等について、直裁な意見が寄せられました。
 
 
 
社会保障国民会議では、ホームページ上で「国民からの意見募集」を「雇用・年金」、「医療・介護・福祉」、「少子化、ライフワークバランス」の三つの分科会ごとに行っています。また、子育て支援については、今回の視察で得られたような「現場の声」を制度の見直しや運用の改善につなげていくことが何より重要ということで、「子育て応援プロジェクト」として改善提案募集コーナーを別途開設しました。皆さんからの提案を心よりお待ちしております。

内閣官房内閣総務官室(社会保障国民会議担当) 〒100-8968 東京都千代田区永田町2-4-12 内閣府庁舎別館 TEL:03-6910-0262