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【今月のピックアップ】飛騨市美術館企画展「宮川、高原川の伝統漁法・魚食文化展~富山湾から遡上していた魚たち~

イベント概要

イベント名
飛騨市美術館企画展「宮川、高原川の伝統漁法・魚食文化展~富山湾から遡上していた魚たち~
期間
2020/7/4(土)〜2020/8/23(日)
開催場所
岐阜県飛騨市古川町若宮2-1-58 飛騨市美術館
主催団体
飛騨市美術館(飛騨市教育委員会)
URL
https://www.city.hida.gifu.jp/soshiki/32/672.html

インタビュー

本事業に関して、お話を伺いました。

―事業実施のきっかけは、どのようなものだったのでしょうか。

岐阜県では長良川の鮎が世界的にも注目されていますが、飛騨市を流れる宮川、高原川では下流にダムが建設される昭和中期まで、日本海富山湾よりサクラマスやサケ、大きな鮎が遡上していました。それらの魚を捕るために河川集落ごとに漁具漁法が存在しました。当時使われた漁撈用具は、飛騨市で管理する「飛騨みやがわ考古民俗館」にて管理されています。訪日外国人にも興味を持っていただけるような、飛騨地域独特の漁撈文化として、その資料の調査・展示を実施したいと考え開催に至りました。

―この事業の目的は何でしょうか。

宮川、高原川は飛騨の人々と常に密接な関係でありながら、これまで飛騨市内の漁撈に関する総合的な調査研究が実施されず、かつての伝統漁法・漁具、魚食文化が人々の記憶から消えようとしています。本事業では、かつて実際に使用していた資料展示や地域の高齢者から聞き取り調査を行い、飛騨の人々の記録と記憶を伝えます。

―今後、本事業がどのように広がり、発展をしていくのでしょうか。その展望をお聞かせください。

飛騨市美術館では、「作品と人との対話を生み出す美術館」を理念として、来館者が展示鑑賞によって感性を磨き、作品と人(記録の伝達)、人と人との交流・対話(記憶の伝達)によってつなぐ、「飛騨もの」を軸とした、郷土の文化・芸術・作家に触れてもらえる活動することを目標としています。今後のグローバル化の社会を見据え、増加する訪日外国人へ伝達できるよう、展示解説や図録へ外国語表記の配慮、窓口等職員の外国語対応の向上に取り組みたいと考えています。