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【今月のピックアップ】普及公演「バリアフリー能」

普及公演「バリアフリー能」
普及公演「バリアフリー能」

イベント開催情報

より幅広い層に能・狂言に親しんでいただくため、解説付きの普及公演を実施する。
狂言「神鳴」(大蔵流)茂山千五郎、能「鉄輪」(喜多流)出雲康雅。
障がいがある方にも、気軽に能楽を楽しんでいただけるよう「バリアフリー能」と銘打ち、介助者一名無料、点字チラシ、副音声、手話通訳、パソコン通訳などのサポート態勢を整える。常設の客席内車いす鑑賞スペース5席分に加え、2階席エリアにも特別に車いす鑑賞スペースを設置。
外国語で対応できるスタッフ12名が「ENGLISH OK」のバッチを着用し公演時応対。また狂言と能の英文解説を用意。

イベント概要

イベント名
普及公演「バリアフリー能」
期間
2018/3/21(水)
開催場所
神奈川県横浜市西区紅葉ヶ丘27-2 横浜能楽堂 本舞台
主催団体
横浜能楽堂(公益財団法人横浜市芸術文化振興財団)
URL
www.ynt.yaf.or.jp

インタビュー

本事業に関して、横浜能楽堂 秦野様にお話を伺いました。

―事業実施のきっかけは、どのようなものだったのでしょうか。

障がいのある方もない方も一緒に能・狂言を楽しめる機会をつくれないか、という想いから平成12年にスタートしました。毎年、さまざまな立場の方からご意見を伺いながら改善を重ねて、これまでに16回実施しています。平成27年度には、長年にわたる取り組みが評価されて、バリアフリー・ユニバーサルデザイン推進功労者表彰「内閣府特命担当大臣表彰優良賞」を受賞しました。

―この事業の目的は何でしょうか。

芸術・文化分野における「共生社会の実現」のため、障がい者も、健常者も、一緒に能・狂言を楽しんでもらうことが目的です。
そのために、「介助者1名無料」「副音声」「上演時字幕配信」「触ることのできる能面展示」「途中入退場可」など様々なサポートを取り入れ、お客様をお待ちしております。また、公演前には、「聴覚障がい・視覚障がいの方向け施設見学会」を行い、より公演を楽しんでいただけるようにしています。
詳しくはこちらの動画をご覧ください。

 
普及公演「バリアフリー能」

どなたでも公演を楽しめるような工夫がされています

―今後、本事業がどのように広がり、発展をしていくのでしょうか。その展望をお聞かせください。

上記サポートに加え、毎回公演開催の前に、各障がい者団体を訪問し、前回の公演の結果を踏えてご意見を伺い、サポート態勢の充実に努めています。また、平成24年度からは、終演後、鑑賞した方々に残っていただき「公演内容向上のための意見交換会」を開催し、障がい者の皆さんの生の声を反映するよう努めています。
こうしたご意見や日頃の情報収集・調査をもとに改善を重ね、今後バージョンアップした公演にすることで、より多くのお客様にお越しいただきたいと思います。