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【今月のピックアップ】あたらしい工芸 KOGEI Future Forward

あたらしい工芸 KOGEI Future Forwardの様子
あたらしい工芸 KOGEI Future Forwardの様子

イベント開催情報

海外では「CRAFT」と翻訳されてしまうためにファインアートとして認識されない工芸を、日本独自のファインアートとして国内外に発信し、「KOGEI」の世界語化を目指します。
「あたらしい工芸」作品の展示、キュレーターである秋元雄史先生やアーティストによる講演やギャラリートークを実施します。
多言語対応として、展示とパンフレットを日本語・英語表記にて対応いたします。
障害者へのバリアフリーの取り組みとして、ギャラリートークの手話による同時通訳、及びその内容を後日YouTubeで拡散することによる情報保障の試行と、車いすをご利用の方がご覧いただきやすい導線基準(1.2m)と展示什器高さ(80㎝)の試行を実施します。

イベント概要

イベント名
あたらしい工芸 KOGEI Future Forward
期間
2017/2/15(水)~2017/2/20(月)
開催場所
日本橋三越本店
主催団体
株式会社三越伊勢丹ホールディングス
URL
http://www.mitsukoshiguide.jp/kogei-futureforward/

インタビュー

本事業に関して、日本橋三越本店 美術部 土屋様にお話を伺いました。

―事業実施のきっかけは、どのようなものだったのでしょうか。

本来、「工芸」は、CRAFTという言葉に対応するために作られた言葉で、明治から平成にかけて様々な変化を含みながらその芸術性を昇華させ、日本国内ではファインアートとして知られています。
ただ、世界では、「CRAFT」と翻訳されてしまい、工芸の素晴らしさが伝わりにくいため、新たに工芸を「ファインアート」として認識してもらいたいというのが実施に向けてのきっかけでした。

―この事業の目的は何でしょうか。

ファインアートとして認識され難い工芸を、日本独自のファインアートとして国内外に発信することを目的としています。
具体的には、次世代の若手作家の活躍舞台を、日本国内外へ広めていく基盤づくりを行い、「“KOGEI”の世界語化」を目指しています。
このため、国内外の多くのお客様に発信すべく、多言語対応として展示とパンフレットを日英表記し、障害者へのバリアフリーとして同時通訳や、車いすの動線も確保して展示物を設置し試行しています。

手話による同時通訳の様子

ギャラリートークでは、手話による同時通訳が行われました。

―今後、本事業がどのように広がり、発展をしていくのでしょうか。 その展望をお聞かせください。

工芸をKOGEIとして国内外へ発展させていくべく、今回のイベントの模様をYouTubeなどにアップして、引き続き世界へ発信していきます。
またこのイベントが単一的なイベントにならないよう、引き続き作家の個展の開催や、アートフェアでの海外に向けた紹介など、継続的に日本の若手アーティストを発見し、日本の工芸の魅力を世界へ発信し続けていきたいと考えています。