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【今月のピックアップ】御燈能・土蜘蛛

御燈能・土蜘蛛の様子
御燈能・土蜘蛛の様子

イベント開催情報

「御燈能・土蜘蛛」は、日本が誇る伝統芸能・能楽の本格公演です。一般的に能楽は照明等の演出は行わず全ての場面を能楽師の所作で表現します。その極限まで抽象化された表現が能の醍醐味のひとつではあるものの、その反面「わかりにくい」思われる要因の一つとなっています。当公演では能の特徴である幽玄の世界観を照明効果によってわかりやすく演出し、難解に思われがちな能についての理解を深めます。
会場となる文化会館たづくりは障害者席や障害者用トイレ、専用駐車場を完備し、インフォメーションカウンターには筆談ボードを設置しています。
また、公演当日は外国語(英語)版のプログラムを作成・配布する予定のほか、多言語対応、ウェブアクセシビリティに配慮したホームページで事業を告知します。

イベント概要

イベント名
御燈能・土蜘蛛
期間
2018/3/21(水)
開催場所
東京都調布市小島町2-33-1 調布市文化会館たづくり 1階 むらさきホール
主催団体
公益財団法人 調布市文化・コミュニティ振興財団
URL
https://www.chofu-culture-community.org/

インタビュー

本事業に関して、公益財団法人 調布市文化・コミュニティ振興財団 立石様にお話を伺いました。

―事業実施のきっかけは、どのようなものだったのでしょうか。

東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会は、日本の伝統文化に改めて注目を集めるとともに、開催自治体である当市にとっては地域の魅力を発信することができる好機であると言えます。
伝統文化の中でも殊に能楽は「深大寺薪能」や「深大寺こども薪能」が開催されるなど、当市の文化的・観光的側面における最大の地域資源である深大寺と深いつながりがあります。
2020年に向けてまち全体が盛上っていく今こそ、伝統文化の普及と地域資源を関連させ、地域振興と一体となった文化振興を行うことができる絶好のタイミングと考え、本事業を企画しました。

―この事業の目的は何でしょうか。

本事業はホールを活用した能の公演です。
一般的に能楽は照明等の演出は行わず全ての場面を能楽師の所作のみで表現します。その抽象化された表現こそが能の醍醐味のひとつではあるものの、その反面「わかりにくい」と思われる要因の一つとなっています。本事業では今後のさらなる伝統芸能分野の事業展開に向けて、能の特徴である幽玄の世界観をホールならではの照明効果によってわかりやすく演出し、「難解さ」や「わかりにくさ」といった伝統芸能に触れる阻害要因を取り払うことを目指しています。

御燈能・土蜘蛛の様子

より馴染みやすい工夫をされています

―今後、本事業がどのように広がり、発展をしていくのでしょうか。その展望をお聞かせください。

当法人では、本事業をスタートとして、2020年をひとつのゴールと設定し、様々なチャンネルを活用しながら能楽及びその他伝統芸能の振興・裾野拡大と次世代への継承、そして地域振興を図る「調布能楽odyssey(オデッセイ)」という事業を展開していきます。2020年には調布市オリジナルの新作能の発表も予定しています。
本事業をきっかけに伝統芸能をはじめとした他の文化芸術への興味・関心や、次世代に芽生えた伝統芸能への愛着と理解、地域資源を活用した地域の魅力発信により生まれるさらなる賑わいの全てが、新たな地域資源かつ未来に向けたレガシーとなると考えています。