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【今月のピックアップ】平成30年度平城宮跡資料館 夏期こども展示「たいけん!なぶんけん」

夏期こども展示「たいけん!なぶんけん」チラシ裏表

イベント開催情報

今年は「職場体験」をテーマに、奈良文化財研究所が日々行っている調査と研究の過程にスポットを当てた展示を行います。奈文研の大きな仕事の一つに、埋蔵文化財の発掘と研究があります。それらの発掘調査はどのような手順で進められているのか?出土した資料の整理作業はどのように行われているのか?検出された遺構を、出土資料を、研究員達はどのように見てどのように考えているのか?など、普段なかなか触れる機会のない研究員の仕事を、ご紹介します。
なお、平城宮跡資料館では、車イス、スロープ、障害者用トイレ、筆談ボードなどを備えたバリアフリーに配慮した施設であり、障害者の方々にも安心してご利用いただける環境を整えています。また、館内の常設展示は多言語対応をしており、平城宮跡に関する外国語パンフレット等も用意しています。

イベント概要

イベント名
平成30年度平城宮跡資料館 夏期こども展示「たいけん!なぶんけん」
期間
2018/7/21(土)〜2018/9/2(日)
開催場所
奈良県奈良市佐紀町247-1 平城宮跡資料館 企画展示室
主催団体
独立行政法人 国立文化財機構 奈良文化財研究所
URL
https://www.nabunken.go.jp/heijo/museum/

本事業に関して、奈良文化財研究所 企画調整部展示企画室 アソシエイトフェロー 座覇様にお話を伺いました。

―事業実施のきっかけは、どのようなものだったのでしょうか。

平城宮跡資料館では毎年夏に、こども向けの企画展を開催してきました。今回の企画展では、近年観光地として盛り上がりをみせている特別史跡平城宮跡において、その調査研究を担う奈良文化財研究所の活動を、広く一般のみなさまにご紹介したいと考え、「文化財研究所の職業体験」をテーマに開催いたしました。

―この事業の目的は何でしょうか。

特別史跡平城宮跡では、日々発掘調査が続けられ、その研究も日進月歩で進められています。平城宮跡での調査研究はどのように進められているのか?研究員たちは、見つかった遺構やモノをどのように見てどのように考えているのか?考古学というと難しいイメージがありますが、考え方の基本がわかると楽しいものです。観察や体験展示を通し、埋蔵文化財の調査・研究の面白さ、大切さをお伝えできれば幸いです。

―今後、本事業がどのように広がり、発展をしていくのでしょうか。その展望をお聞かせください。

平城宮跡では現在、観光拠点としての整備や復元事業が進められています。同時に、発掘調査は今後も続けられます。今後も、継続して行われる発掘調査の成果を広く公開していくことで、すぐそこにある世界遺産・平城宮跡に親しみを持っていただくとともに、平城宮跡の学術的意義、その魅力をお伝えしていきたいと考えています。