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【今月のピックアップ】塩田千春展:魂がふるえる

塩田千春展 展示作品

イベント概要

イベント名
塩田千春展:魂がふるえる
期間
2019/6/20(木)〜2019/10/27(日)
開催場所
東京都港区六本木6-10-1 森美術館(六本木ヒルズ森タワー53階)
主催団体
森美術館
URL
www.mori.art.museum

インタビュー

本事業に関して、お話を伺いました。

―事業実施のきっかけは、どのようなものだったのでしょうか。

森美術館では日本およびアジアの中堅作家を中心に、20〜30年間の活動を網羅的に紹介する大規模な個展シリーズを開催してきました。塩田千春さんはベルリンを拠点にヨーロッパ、オーストラリアなど世界各地の美術館やビエンナーレで作品を発表しています。日本の美術館でも国立国際美術館(2008年)をはじめ各地で展覧会を開催してきました。本展「塩田千春展 魂がふるえる」は、森美術館での大規模な個展シリーズに相応しい作家として、2017年5月にお声掛けし、2年の準備期間を経て実現に至ったものです。

―この事業の目的は何でしょうか。

すでに国際的に高い評価を得ている塩田さん。2015年には世界の現代美術界が一堂に会するヴェネチア・ビエンナーレで日本館代表としても出品しています。本展は、1990年代前半以降、25年にわたる彼女の活動を、初期のパフォーマンスの記録写真や映像、赤や黒の糸を使った壮大なスケールのインスタレーション、さらには近年積極的に行っている舞台美術の仕事など、多様な角度から紹介することで、塩田さんが一貫して追及してきた「不在のなかの存在」というテーマや、生や死という根源的な概念を紐解こうとするものです。

塩田千春展:魂がふるえるチラシ

―今後、本事業がどのように広がり、発展をしていくのでしょうか。その展望をお聞かせください。

森美術館の個展シリーズでは、5.5メートルの天井高と1500m2という展示空間を活かし、今後も中堅作家のキャリアにターニングポイントになるような重要な展覧会を開催していきたいと考えています。また、「塩田千春展」については、今後、アジア太平洋地域の美術館への巡回が予定されており、彼女の作品を広くアジア太平洋地域で紹介すること、そして同地域の近現代美術館とのネットワークを強化していくことなども大変意義のあることだと考えています。