平成29年2月3日


閣議後定例記者会見


1.冒頭発言
 今日は私の方からの発言は特にございません。

2.質疑応答
(記 者)
 組織委員会がオリンピックのゴルフ場問題で、霞ヶ関カンツリー倶楽部に対応を求めていますが、これについて大臣はどのように。
(大 臣)
 しっかりと組織委員会、またJOC、JGAも入ってくるという話がありました。何しろ後ろが決まっていることですから、JOC、JGAと一緒になってきちんと言ってくださったということは非常に重要なことであり、霞ヶ関カンツリー倶楽部に、とにかく早く結論を出していただきたいと思います。深刻に受け止めていただいて、しっかり御対応いただきたいと思います。
(記 者)
 一昨日小池知事がオリパラ関連のイベントで、「せっかくスカートをはいているオリパラ大臣がいるので、もっと明確に言うべきだ」という御発言がありましたが、この発言を大臣はどう受け止めるでしょうか。
(大 臣)
 実はあの後、御本人に電話して真意を伺ったのです。そしたら、「言葉のとおりです」って直球が返ってきて、それはある意味、西新宿で打ったら、永田町のグリーンにワンオンという感じの、ずばんという感じがしたので、有り難く承りますと思っています。私も一応、ラウンドするときは、どちらかというとパンツよりスカート派なので頑張りたいと思います。もっと飛距離を伸ばせと。
(記 者)
 明後日投開票の千代田区長選についてお伺いしたいのですが、自民党都連推薦の与謝野候補を受け入れた自民党都連の若狭勝議員が、自民党推薦じゃない候補を応援すると。都知事選に続いて、それを反党行為という声も都連の中から上がっていると思いますが、それについて御所感をお願いします。
(大 臣)
 2つの顔を持つ男なのですかね。残念です。
(記 者)
 先ほど、大臣はゴルフの問題の対応に関して、後ろが決まっているのでというようなお話があったかと思うのですけれども、これは何か明確な期限、対応の期限というか、それがもう何か伝わっているということですか。
(大 臣)
 具体的な期限を決めるのは、これまた大変難しいことなのですけれども、少なくとも芝をきちんと手入れをする期間が必要です。やるならやるで、芝の手入れをするために、コースに多少、人を制限する期間というものもありますので、それを考慮してちゃんと逆算しないといけません。コースはそのままでもプレーするのに支障が出るとか、あるいはIFから文句が来るとか、そういうことになってしまいますので、そこはきちんと頭に入れていただきたいということです。
(記 者)
 大臣、すみません。先ほどのゴルフの話なのですけれども、大臣は霞ヶ関には深刻に受け止めてしっかり対応してほしいということなのですけれども、それは具体的にはやっぱり女性の正会員を認めるべきというふうなお考えでございましょうか。
(大 臣)
 はい。男性の正会員と同じ扱いを女性の会員も受けられるように、是非御検討いただきたいと思います。
(記 者)
 それはやはりオリンピック憲章とか、そういうのに照らしてという、それが必要だということですか。
(大 臣)
 そうですね。私も個人的に会員の方を存じ上げているのですが、中には「ああいうルールは変えるべきだ」という方もいらっしゃいますので、理事会でよく御検討いただきたいと思います。
(記 者)
 では最後に、大臣就任して半年なのですが、半年までの御所感をお願いします。
(大 臣)
 もう半年という思いと、まだ半年という思いがあります。一方、まだまだ課題が山積しておりますので、今、自分なりに2倍速ぐらいでやってきたつもりなのですが、これから3倍速で頑張りたいと思います。ありがとうございます。

 以  上