平成29年3月14日


閣議後定例記者会見


1.冒頭発言
 おはようございます。こちらからお話しすることはございません。

2.質疑応答
(記 者)
 2020年東京大会に向けた文化プログラムについて、伺います。昨日の参議院予算委員会で、大臣は関係府省庁と連絡・連携会議を年度内に開催し、この会議をもとに事業実施推進プロジェクトチームを立ち上げる予定ということを話されたと思いますが、今後の具体的なスケジュールや、新たに立ち上げるこのプロジェクトチームの内容について、現時点での調整等々教えてください。
(大 臣)
 文化プログラムについては、これまでも組織委員会の参画プログラムであったり、我々のbeyond2020であったり、それぞれにやってきましたが、私自身の思いとして、やはり国、東京都、組織委員会がしっかり連携するということが重要だと思っております。この関係府省庁連絡会議はその3者がしっかり参加している場であるので、是非この場で文化プログラムについても、事業の形成をしたいということで、事業推進チームを立ち上げて頂くことにしました。各関係府省庁等の部課長級で集まって頂き、年度内に開催したいと思っております。目的は、まずお互いにやっていることの重複がないかを点検して、同じようなことが重複しているなら一緒にやりましょうという話ができる場をつくることが1点です。
 もう一つは、新しいことを立ち上げる時も、お互いに協同して事業をやろうという話をできればと思っております。一体的な事業の実施というのが二つ目の目的です。この2点を主眼にし、大会組織委員会の参画プログラムもbeyond2020についても、それぞれ機能的に、有機的に連携しながら進めていけたらと思っております。
(記 者)
 本日午後、大臣は日本ゴルフ改革会議の大宅議長らとの面会予定があると思いますが、この会談の設定された経緯や、会談でどのような話をする予定かということ、また、霞ヶ関カンツリー倶楽部について、IOCからも改善を求められたと思いますが、大臣の現状認識について伺えませんでしょうか。
(大 臣)
 改革会議の皆様から会いたいということで御連絡を頂きました。国会も、まだ参議院の議論はありますが、私自身少し時間を頂けるようになったので、お話を伺うことに致しました。2020年オリンピック・パラリンピック東京大会、ゴルフの競技会場の再考について申入れを、ということで伺っています。詳しい内容はその場で伺いたいと思っております。現状は、3月11日に3回目の説明会を会員向けに開催されたと伺っていますが、IOCの認識を受け止めて、大変真剣に検討していただいているという認識です。大会全体のスケジュールや準備のことを考えると、できる限り早く判断していただけると有り難いと思っておりますが、倶楽部の会員の皆様に納得して頂くことも重要だと思いますので、議論をしっかりして頂ければと思います。

以上