平成29年7月14日


閣議後定例記者会見


1.冒頭発言
 おはようございます。本日こちらからお話しすることはありません。

2.質疑応答
(記 者)
 東京五輪とは直接の関係はないのですが、先日IOCの臨時総会におきまして、24年、28年の夏季五輪の開催を同時に選ぶということが決まりました。今、パリとロサンゼルスというのが有力視されておりますが、この決定が東京五輪に与える影響、あるいは五輪の印象とか、その辺りの影響について、大臣どのようにお考えでしょうか。
(大 臣)
 東京五輪に向けて、アジェンダ2020というものをIOCが出し、特にオリンピックの持続可能性ということについて、非常に高い意識を持っているということを示されました。私達もそれを受け、いかに経費を削減しながら効率良く、効果的なオリンピックの開催を行うかということに注力してきていますので、引き続きこの努力をさらに続けていきたいと思います。
(記 者)
 閣議の前に邑南町の養護学校の生徒さんがいらっしゃったと思いますが、非公開の部分のやりとりも含めてやり取りしている中で、改めてオリパラ教育の意義だとか重要性を感じた部分があれば教えてください。
(大 臣)
 ホストタウンとパラリンピックという2つの側面から邑南町で取組をしていただいており、石見養護学校では2人の生徒さんをフィンランドに派遣されたそうです。御自分たちで日本文化の紹介をし、またフィンランドの文化を自分たちで見てきましたという御報告をいただきました。スポーツでの交流、またパラリンピックへの理解も重要ですが、こうして人が交流する機会を持って、特に若い世代、これから地域を担う方々が世界と繋がっている実感を持っていただくことは、その地域のこれからの発展のため、そして日本が世界と色々な形で繋がっていき、さらに子供たちが2020年以降に心にレガシーを持っていただく上でも大変重要だと思います。とてもいい取組をしていただいていると思いますので、また報告を伺いたいということをお伝えしました。
(記 者)
 細かい話で恐縮ですが、世界野球・ソフトボール連盟のブラッタリー会長が、13日スイスで記者団の取材に応じ、野球の大会方式と関連して、やはり総当たりをしたいということで、当初の12日間に3、4日伸ばす案をIOCに提出したと。今後また組織委員会と交渉してという話ですが、会場はこれ以上増やせないということは呑むらしいのですけれど、その辺りの受止というか、直接は組織委員会のことなのですがいかがでしょうか。
(大 臣)
 そうですね。直接は組織委員会のことですので、私どもからどうかということは申し上げにくいことだと思います。

以上