平成29年8月8日


閣議後定例記者会見


1.冒頭発言
 おはようございます。本日の閣議後、10時15分から復興推進会議がございました。その中で、復興に向けてしっかり各大臣それぞれが復興大臣のつもりで頑張るようにという総理のお話がありました。関連して各大臣から発言がございました。私からは2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会の大きな目的の一つは、被災地が復興を遂げた姿を世界に発信することであり、そして聖火リレーや被災地での試合開催、事前キャンプの実施など、組織委員会、東京都、復興庁と連携しながら被災地の方々の声を踏まえた取組を進め、復興の後押しをしてまいりたいという趣旨の発言をしたところです。私の方からは以上です。

2.質疑応答
(記者)
 先週、就任されてからの間に小池都知事と森会長等、様々な方とお会いされたと思いますが、その感触と手応え、感想を教えて下さい。
(大臣)
 先週金曜日に小池都知事、森大会組織委員会会長とお目に掛かりましたし、東京都以外で競技を開催する都道府県の知事と電話でお話することができました。昨日はJOCの竹田会長、JPCの鳥原会長、スポーツ庁の鈴木長官とお会いすることができました。就任してすぐの御挨拶ということですが、やはりこれから3年間で大切なのは各団体や、実際に競技を行う東京都以外の都道府県、さらには、関わりのある団体、そういうところとの連携を密に取るということ、これは不可欠なことであると思います。1回目の一通りの挨拶でありましたが、これからも心掛けて何か問題が起こったら連絡を取り合うということではなくて、気脈を通じているというか、普段からの心と言ったらいいのでしょうか、連携をしっかりやっていくことが大切だと思いましたので、そのように努めていきたいと思いました。
(記者)
 先ほどのお話で、各都道府県、開催都市の都道府県とも連絡を取ったということですが一体どんな要望が、例えばありましたら。
(大臣)
 具体的な要望は特にございませんでした。正確に言いますと、茨城県の知事は今、知事選挙ということで連絡は取れませんでしたが、それ以外の知事から色々お話がございましたが、何か具体的なことの要望はありませんでした。
(記者)
 終戦の日が近づいてまいりましたが、その前後に靖国神社参拝の予定はありますか。
(大臣)
 予定はございません。
(記者)
 今のに関連して、理由があれば教えて下さい。
(大臣)
 もちろん、さきの大戦で日本の国のために戦い、散華された御英霊の方々に対する尊信の気持ちというのは私も強く思っておりますが、今までも実は終戦の日に靖国神社を参拝したことはございません。今年も例年どおり参拝は予定しておりません。

(以    上)