平成29年8月29日


閣議後定例記者会見


1.冒頭発言
 おはようございます。特に私の方から冒頭申し上げることはありません。

2.質疑応答
(記 者)
 本日、マルディニ国連難民高等弁務官事務所の親善大使とお会いになる予定だと思いますが、今日の表敬で、マルディニ親善大使とどのようなお話をしたいか、また、2020年の東京五輪で難民選手団を継続して受け入れることに関して、政府として考えられる対応がございましたらお願いします。
(大 臣)
 今日この後11時半までお目にかかることにしております。マルディニさんは、3年後の東京大会を目指して頑張っておられる。難民の方が、政治的にも社会的にも大変厳しい環境の中で、くじけずにスポーツを諦めず、高い目標を掲げてそれに向かって頑張っておられるというのは、スポーツを通じて多くの国民そして世界の人に、そのすばらしさが大変評価されるというふうに思っております。お聞きするところによると、東京大会組織委員会の催しでおいでになったということですが、日本においでになった機会にお目にかかることになりましたので、率直なやりとりを色々したいと思っております。難民選手団については、IOCの理事会では、東京大会においてもこれを認めるというような理事会での決定であるようですが、最終的には組織委員会の方で考えられることであると考えています。
(記 者)
 本日の北朝鮮のミサイルへの御所感をお願いします。
(大 臣)
 皆様御承知の情報として得ていると思いますが、度重なる国連安保理の決議に反する行動で、これは日本はもとより、国際社会として強く非難すべきことであると思います。我が国政府として最も強い言葉を使って非難をするということで、日本、アメリカ、韓国、そして関係諸国、力を合わせこうしたミサイルの発射あるいは核の開発、そういうものを思いとどまらせなければならない、今後もその努力をする必要があると思います。このことは、日本の安全保障を大変脅かすものでありますが、私の立場としては、3年後オリンピック・パラリンピック大会が開かれるので、そういう国際的な催しが行われる中においてこうしたことが繰り返され、その安全性が脅かされることがないように、引き続き閣内、閣僚の一員として、政府の方針に従って努力したいと思います。ありがとうございました。

以上