平成29年12月1日


閣議後定例記者会見


1.冒頭発言
 おはようございます。私から冒頭申し上げることはございません。

2.質疑応答
(記 者)
 休日化の議論についてお尋ねします。先日スポーツ議連の遠藤利明幹事長が、五輪開催の2020年に限って、体育の日、海の日、山の日といった休日を開会式や閉会式の前後に移動させて連休にする案を検討していると明らかにしました。法整備の必要性がある上に関係者からは反発も出ていますが、大臣としての受け止めをお願いします。
(大 臣)
 2020年東京大会、特にオリンピック時には800万人の方がおいでになるということで、選手、大会関係者、観客、こういった方達の輸送、そして、東京は御承知のとおり経済活動が大変盛んなので、通常の経済活動の交通、それとの調整をするというのが大きな課題の一つだと認識しています。その対処方法の一つとして今話があった休日化の話だと承知しています。これについてはスポーツ議連の遠藤さんのところと、そもそもこの休日は議員立法でできた休日なので、そこの関わりのある議連とで、今のところ水面下で色々と調整しているということを承知していますので、もう少しその動きを見守りたいと思います。
(記 者)
 オリンピック・パラリンピックの大会のマスコットについてお尋ねします。最終候補の作品3つになると思うのですが、これが1週間後に発表され、11日から全国の小学校の投票が始まるのですが、これはあくまでも各学校の参加は任意で、果たしてどれぐらい全国の学校が参加してくれるのかというのはまだ見えなくて、組織委員会も気にしているところもあるのですが、これは文科省等が中心なのかもしれないのですが、この投票への参加率を高めるために、例えば検討していないところはどうしてということがあると思いますけれども、あればお願いします。
(大 臣)
 これはとても大切なことだと思います。かねてより申し上げているように、オリンピック・パラリンピックのマスコットですから、オリンピックについて言っても、多くの国民、子供も大人も含め関わりを持つ、参加意識を持つことが、やはり一番重要なことだと思います。そういう意味で、このマスコットを決めるということで、小学校がクラス単位で投票するということになれば、まず自分たちが決めたものがマスコットになった、ならなかったとか、参加意識、関わり意識がすごく高まると思います。多くの学校、クラスでこの取組に参加していただけることを私としても期待しております。それを広げるためにどういう方法があるのかと言われると、直ぐに思いつきませんが、こういうことをやるということを大いに広報し、知っていただくことだと思います。恐らくマスメディアの皆さんにも取り上げていただけると思いますので、皆様方の御協力も得ながら、少しでも多くの学校、クラスに参加していただければと思います。

以上