平成30年7月3日


閣議後定例記者会見


1.冒頭発言
 おはようございます。
 私の方からは特にございません。何か質問ありましたらどうぞ。
2.質疑応答
(記 者)
 よろしくお願いします。
 まず初めにサッカーのワールドカップロシア大会、決勝トーナメントに日本は進みましたが、日本時間の今朝、惜しくもベルギーに敗れ、初のベスト8進出はなりませんでしたが、20年東京五輪に向けて改めて団体競技の盛り上がりを示すものとなりました。大臣は今回の日本代表の結果をどういうふうに受け止めていらっしゃいますか。
(大 臣)
 実は私、見てなかったんですが、朝起きて結果を聞いて本当に残念だったなと、でも、今回の大会、本当に日本チーム頑張ったなと思いまして、大健闘、チームの健闘を心からたたえたいと、そういうふうに思います。
 思えばかつてはワールドカップに出場するというのがもうやっとで、例えば「ドーハの悲劇」なんかはいよいよ最後のところでゴールを決められてワールドカップ出場を逃すとか、そういう段階だったと思いますが、それがもうワールドカップに安定的に出場できるようになって、そして予選のリーグ戦も勝ち抜いて決勝トーナメントに進むということで、今回ももう少しでベスト8というところでしたから、随分レベルは上がっているんだなと思います。こういうレベルが向上しているものをワールドカップとオリンピックでは同じサッカーでも出場の年齢とかが違いますけれども、是非こういうものをオリンピックにもつなげていきたいと思います。
 国民の多くの方もワールドカップ、大変関心を持ってみんなで応援したと思いますが、こういう盛り上がりを是非2020年大会につなげていければと思います。
(記 者)
 すみません、2問目なんですけども、大会組織委員会が昨日の2日ですね、日本文化と芸術活動を通じた「東京2020NIPPONフェスティバル」のコンセプトと、風車、プロペラをイメージしたマークを公表しました。テーマの中には東北各県と連携したプログラムも加わりまして、機運醸成の一環となるフェスティバルについて大臣が期待することや、政府としてどういうふうに今後取り組んでいきたいかということについて、お伺いさせてもらえたらと思います。
(大 臣)
 組織委員会が行う「東京2020Nipponフェスティバル」でありますが、昨日概要が公表されたところであります。
 フェスティバルでは2020年の4月ぐらいから、共生社会の実現とか東北復興などをテーマにいたしまして、組織委員会の主催によって四つのプログラムが、今、計画されているということであります。
 そしてお話にありました大会エンブレムの作成者であります野老さんが作成したマーク、これも発表されたということで、多様な人々の参加や交流を促すというメッセージが込められているそうでありますけれども、すばらしいデザインだと、そういうふうに思います。
 このフェスティバルが、日本が誇る様々な文化を国内外に発信するとともに、大事なのは東京だけではなしに日本全国の機運を高めると、オールジャパンでの機運を高めるということが一番重要であると思いますので、そういうことにつながっていくことを強く期待をしております。
 政府といたしましても、2年後の本番に向けまして、組織委員会や東京都とも密接に連携しながら、文化を通じての機運醸成、こういうものにも努めていきたいと思っています。
(記 者)
 ありがとうございます。
(大 臣)
 よろしいですか。どうもありがとうございました。
 
 以上