平成30年11月13日


閣議後定例記者会見


1.冒頭発言
 おはようございます。
 冒頭2件、私からお知らせがあります。
 まず、1件目ですが、11月15日木曜日10時30分から総理官邸において、ホストタウン関係府省庁連絡会議及びホストタウン首長会議を開催いたします。
 ホストタウン首長会議は、今年6月に立ち上げましたが、2回目の開催となります。東京大会に関する最新の情報をお伝えするため、ホストタウン同士のノウハウを共有したり、連携を深めていただいたりすることを目的としております。日本全国のホストタウンの機運を盛り上げる場になればと考えております。
 続いて、2件目でありますが、先日の参議院予算委員会における蓮舫議員の質問通告に関し生じている一連の状況について、参議院予算委員会の委員長・理事をはじめ、関係各位にご迷惑をお掛けしたことについて、お詫び申し上げたいと思います。
 また、蓮舫議員のお名前を読み間違えたことに関しても、お詫び申し上げたいと思います。
 今後、国会における審議に十分対応し、職務をしっかり全うできるよう、引き続き努力してまいります。
 私からは以上です。
 

2.質疑応答
(記 者)
 先ほど発言の撤回について謝罪をされましたが、あらためて先日でなく今日、このタイミングになったことのはどうしてなのか。
 また委員会、議員、理事会に対しての謝罪ではあったんですけど、国民に対しての謝罪はないのかについてお願いいたします。
(大 臣)
 国民の皆様にも申し上げたいと思っております。
(記 者)
 このタイミングになったことについてはいかがでしょうか。
(大 臣)
 先ほども申し上げたとおりでございます。
(記 者)
 このタイミングになったということについての質問に対して先ほども申し上げたとおりとおっしゃってますが、タイミングについてはお答えになってらっしゃらないと思うので、あらためて撤回したのにまたさらに1回目で終わらず2回目の会見で謝罪をしたということについてお答えをお願いします。
(大 臣)
 1回目で謝罪をしているということでございます。
(記 者)
 前回の会見で謝罪をしているということですか。
(大 臣)
 いや十分な謝罪ではなかったと思いますが、幾分は謝罪らしきことを言っていると思います。十分な謝罪ではなかったというように思います。
(記 者)
 前回の会見で謝罪のようなことをおっしゃったということですけれども、具体的にどの文言を指して謝罪と大臣はお考えでしょうか。
(大 臣)
 今すぐにはお答えできません。
(記 者)
 謝罪というのは蓮舫議員に対しての謝罪ということでしょうか。
(大 臣)
 蓮舫議員に対する謝罪と認識してくださって結構ですし、また、国民から選ばれた人間としての配慮も欠けていたということで、国民に対する謝罪ということも含めております。
(記 者)
 関連でお伺いします。前回の会見で謝罪をしたとのご認識ですけれどもそうであれば、何故今回改めて謝罪するということになったのでしょうか。
(大 臣)
 やっぱり十分な謝罪ではなかったのではないかなと思います。通告についても詳しくという話が色々ありましたが、通告事項についてはあったわけですから、もう少し詳しい聞き取りというか、そういうものがあったら良かったな、という。
(記 者)
 前回の会見の際に謝罪をされたということなのですが、今すぐにそこがどこかは回答できないということなのですけれども、後日そこを改めて示していただくことはできるのでしょうか。
(大 臣)
 結構です。
(記 者)
 内閣官房オリパラ事務局の職員を先週一部増員されたという報道がございました。その事実関係と目的をお願いします。
(大 臣)
 東京大会まで2年を切って、国会関係の業務が増加してきておりますので、東京都、組織委員会、関係自治体、競技団体をはじめとする各種団体との連携・調整をしていく場面が、最近、特に増えてきております。こうしたことから、このたび、大臣秘書官室の体制強化を図ったものであります。
(記 者)
 報道の中では増員について、国会や記者会見での大臣の不安定な答弁についてそれをサポートする目的とされていましたが、そういった面は。
(大 臣)
 全くそういった意識はもっておりません。
(記 者)
 前回の9日の記者会見のことについてお伺いします。大臣は官邸で開かれた記者会見で、記者会見の途中で記者が質問を続けようとしているにも関わらず一方的にご退席されましたがその理由をご説明いただけますでしょうか。
(大 臣)
 ちょっと記憶にございません。
(記 者)
 途中でやめたと・・
(大 臣)
 途中でやめたという意識はありません。
(記 者)
 我々が、大臣が車に乗るまで大臣のことを呼び止めたり繰り返し質問を続けてましたが、このこともご認識されなかったということでしょうか。
(大 臣)
 いつも車に乗るまでは色んな方が声をかけるということはあることですので、その時に限ってという風には思っておりません。
(記 者)
 我々として記者会見を途中で打ち切られたという認識なのですけれども、今後も記者会見を途中で打ち切るということもありうるのでしょうか。
(大 臣)
 打ち切ったという認識はあまりもっておりませんので、そういったことはございません。もしそういったことがあれば、私も今後気を付けてみたいという風に思います。

 
 以上