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小泉内閣メールマガジン

[シリーズ郵政民営化]


[2004/11/11]第163号

● 国民・利用者の目線での真の国民的議論を望む
  (全国特定郵便局長会会長 高橋正安)

 全国の特定郵便局長たちは、今、大変な不安と憤りの中に在ります。

 明治以来、130有余年の歴史を刻む中で、特定郵便局長は、郵便局サー
ビスを提供しながら地域と共に生き、地域に対する奉仕・貢献を使命とし、
実践して参りました。お陰さまで地域の皆さま方から大きな信頼を寄せてい
ただき、愛され親しまれる郵便局をつくり上げてくることができました。

 この、地域からの信頼こそが、郵政事業の発展にとって最大の宝であり、
私たちの生き甲斐、誇りでもあると思っております。

 過疎と高齢化が同時進行する地域を多くかかえるこの国にあって、お客さ
まが郵便局に求めているものは、「利便性」だけでは決してありません。「
安心」を求めておられます。身近なところに、安心の拠りどころが欲しいの
です。

 今、政府が進めようとしている「郵政事業の民営化」は、このお客さまか
らの信頼、お客さまの安心という一番大切なものを失い、ひいては、郵政事
業として成り立っていかない道を選択することになるのではないかと、強く
懸念しております。

 どうしても利益優先の経営が求められる私企業(民間会社)では、不採算
の地域に店舗を配置し、維持していくことなどは、経営判断として許される
はずもなく、したがって、このネットワークを維持することは無理だと思い
ます。

 つまり、全国津々浦々どこにお住まいの方にも、公平にサービスをお届け
する、ユニバーサルサービスが途切れてしまうということです。税金を注ぎ
込まずして果たしてきた公的な任務を放棄せずに、歴史が生んできた知恵、
日本の知恵を生かし、より良くする改革の道を選んでいただきたい。

 どうか、拙速なご判断ではなく、郵便局をご利用になられるお客さまの目
線に立った、真の国民的議論を行っていただき、経済合理性だけでは測れな
い価値、文化といったことにも、十分ご配慮いただき、良い国のかたちを作
っていただくよう誤りのない方向を示していただきたい。

 私たち特定郵便局長も、生田総裁のもとで、日本郵政公社をもっと良くし
ていくための改革に、積極的に取り組んでおります。私たちも頑張ります。

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