平成22年6月28日(月)午後

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菅総理のG8&G20サミット出席の報告について

 それでは私(官房長官)の方からは、菅総理のG8・G20サミット出席の報告をさせていただきます。菅総理は、カナダでのG8・G20のサミットの日程を終了をいたしまして現在、帰国の途についております。G20サミットでは、財政健全化と経済成長の両立をいかに実現するかが、主要な議題となりまして、菅総理は、強い経済・強い財政・強い社会保障の一体的実現を経済運営の要として、先に決定した財政運営戦略及び新成長戦略を実施していくことを説明をして、また医療・介護・保育等の分野で市場と雇用を拡大して成長に繋げていく視点が必要であることを強調いたしました。その結果、首脳宣言におきまして、G20として、成長戦略とともに最近発表された日本政府の財政健全化計画を歓迎する、そういう首脳宣言が出されたことにつきましては、我が国にとりましても成果であると考えております。菅総理は、G8サミットにおきまして、北朝鮮の問題について議論を主導し、リードスピーチをしたということでありますが、その結果、韓国哨戒艦沈没事件に関し、G8として韓国政府の努力を支持し、北朝鮮による攻撃を非難し、更なる挑発行為等を行なわないことを求める力強いメッセージを発出することができたことは、大変大きな成果であるというふうに考えております。G8サミットでは、また、世界の貧困と開発の問題、特に母子保健が主要な議題となりまして、菅総理は、我が国が母子保健を融資していることを指摘しつつ、2011年から5年間で、最大500億円規模、約5億ドル相当の追加支援をすることを表明をいたしました。更に各国首脳と個別会談をいたしましたのでありますが、まず、オバマ・アメリカ合衆国大統領とは、個人的な関係を構築することができたというふうに考えております。本年は、「日米安保条約締結50周年」の年でございます。11月のAPEC首脳会議には、オバマ大統領の訪日も予定をされているところでございます。両首脳、菅総理、オバマ大統領は、日米同盟をさらに深化させることで一致をいたしました。また、オバマ大統領から総理に対して訪米の招請がございまして、総理からは良い時期を見つけて訪米したいというふうに答えたところでございます。中国の胡錦濤国家主席との間では、戦略的互恵関係を具体化していく点を確認をいたしました。また、韓国哨戒艦沈没事件に関し、国連安全保障理事会での中国の協力を求めたところでございます。韓国の李明博大統領との間では、哨戒艦沈没事件を含む北朝鮮の問題に関し、安保理での対応等の中で、引き続き緊密に連絡していくことを確認をいたしました。ロシアのメドベージェフ大統領との個人的な信頼関係を構築し、領土問題を含め、日露関係の前進を図る上で良いスタートを切ることができたと考えております。今回は菅総理にとって初めての外交舞台となりましたが、G8・G20サミットの場や、個別の会談を通じて、一定の成果が得られ、それぞれの首脳との信頼関係が構築できたと考えております。その結果、菅新政権の目指す内外の政策につきまして、国際社会に対して、十分アピールできたと。日本の存在感を示すことができたというふうに考えているところでございます。以上であります。

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