平成22年8月6日(金)午後

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閣議の概要について

 総理の広島からのお帰りと参議院の本会議の日程の都合で、閣議を後ろの方にずらしましたので、こんな時間になりました。まずは、閣議の概要について申し上げます。一般案件として「ゴラン高原国際平和協力業務実施計画の変更等について」、決定をいたしました。これは我が国の国際平和協力にための重要な取組の一つでございまして、平成8年1月から、ゴラン高原に展開する国連兵力引き離し監視隊(UNDOF(アンドフ))へ自衛官の派遣を行なっているところでございますが、本日の閣議におきまして、自衛隊の部隊等の派遣期間を、平成23年3月31日まで6か月間延長すること等について、決定を行ないました。
 大臣発言として、岡田大臣から、「パキスタンにおける洪水被害に対する緊急無償資金協力について」、発言がございまして、私(官房長官)から、「海外出張不在中の臨時代理について」、申し上げました。その他、法律の公布、政令、人事案件が決定されました。
 閣僚懇談会におきましては、前原大臣から、「ホルムズ海峡におけるタンカー事故原因の調査について」、発言がございました。最後に私(官房長官)から、「所在不明の高齢者問題について」、申し上げたところでございます。
 それから、閣僚懇談会の席上で、この所在不明の高齢者問題について、国民の関心が大変大きくなってきておると。先般から申し上げておりますように、地域コミュニティーの在り方や、個人のプライバシー保護にも関わる問題でございまして、難しい問題を含んでおりますが、年金の給付がどのように行なわれているのか、あるいは、住民票記載事項の調査がどのように行なわれているのか等、5大臣会合、総務大臣、法務大臣、厚生労働大臣、官房長官、国家公安委員長を、開催して問題点を洗い出し、至急検討を始めたいということで、直ちに5大臣会議を開いたところでございます。その第1回会合では、私(官房長官)から、各大臣に協力と検討依頼をいたしました。各大臣からは、発言がございまして、活発な意見交換をいたしました。で、総務大臣は「恩給受給者の状況確認をしている」と、それから厚労大臣は「対策チームを発足させて調査を開始した」と。それから厚生労働大臣のところでは、かねてから、今回と直接関係なしに、年金受給者のサンプル調査、これは別に100歳以上とか110歳以上ではないようでありますが、サンプル調査をしていると、8月の中盤にも結論が出るでありましょうということをしておりました。それから、110歳以上の方についても調査を始めたということでございました。それから問題事例について、対応策の検討する必要があるだろうと、国家公安委員長、厚労大臣からもそういう問題提起がありました。それから、給付の適正化に加えて高齢者孤立の問題もあると。それから各出席者から、事実の調査の在り方が慎重ではあるけれども、改めて事実調査をどのように行なうのか、行ない得るのかという検討が必要だということでございます。以上を踏まえて、8月の下旬にでも次の進め方を検討するということで、本日の5大臣会合は終えたところでございます。

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