平成23年3月14日(月)午後

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東京電力福島第一原子力発電所第3号炉について

 私の方からここまでに入っております状況等について、御報告を申し上げます。まず先般から御報告をいたしております、東京電力福島第一原子力発電所3号機における水素爆発のその後の状況でございます。周囲のモニタリングを注視をしているところでございますが、今のところ特段の観測値の上昇などは見られておりません。爆発の影響で給水作業が中断をしていたところでございますが、現在、復旧に向け、努力をしているところでございます。今のところ、各原子炉のデータなどは安定をいたしておりますが、長期の給水再開に向けて努力をしているところでございます。なお、これまで給水をしておりました1号機、3号機に加えまして、2号機につきましても、3号機の爆発後、原子炉の冷却装置が停止をして、水位が低下をしつつありますので、これについても海水注入の準備を進めております。それから、この爆発でけがをされた皆さんでございますが、自衛隊関係の4名の皆さんについては、けがの程度は軽く、既に隊の方に戻られているという報告を受けております。残りの7名の東京電力関係の皆さんについては、それぞれのけがの状態はございますが、1名が重傷の模様であるものの、意識はあるという報告が初期の段階で入っておりまして、その後の新しい情報は入っておりません。それから、20km圏外への退避過程にあられた皆さんについては、屋内退避を14時12分に解除いたしまして、可能な方から移動を再開するよう促しているところでございます。

基金の借入について

 それから、日本銀行から公表されているかと思いますが、政策決定会合において、基金による資産買入の増額5兆円から10兆円が決定されたということで報告を受けているところでございます。

東北電力原町火力発電所敷地内の火災について

 それから、東北電力原町火力発電所敷地内の火災につきましては、現地、南相馬地区の相馬消防本部から15時30分、県の方に入った報告に基づきますと、火力発電所内のクレーンが倒れ、そのクレーン用の燃料が燃えているという状況でございまして、延焼防止に努めているということでございます。

予備費の使用について

 それから、物資支援にかかる経費への予備費の使用でございますが、まずは302億円を食料、飲料、毛布、医薬品、日常生活品等の物資の支援のため、国費率100%で支出をする。その閣議決定をこの後、持ち回り閣議にて行なう予定でございます。
更に、現地の特に避難をされている厳しい状況が伝えられております。総理においては、こうした避難所等で御苦労されている皆さんの状況を始め、現地状況を直接把握したいという強い御要望がありましたが、現地の方と若干の調整をいたしましたところ、総理においでをいただくことは、現状では、救援、救命、こうした活動の状況から、現時点ではなかなか受け入れが困難であるという事情が拝察できましたので、現時点では現地からの適切な情報が官邸に上がってくることをもって、現地の状態の皆様のニーズに適切に応えるべく、当面努力をしていこうという判断をしたところでございます。

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