福島第一原子力発電所の冷却のための放水については、ほぼ同時刻、放水作業を行ないました。
自衛隊、防衛大臣の方から御報告させていただいていると了解をいたしております。
この自衛隊の空からの放水と、そして、警察の皆さんには現地の地上からの高圧放水車による放水とを組み合わせることによって、できるだけ早く冷却の実を上げるべく、最善の努力をいたしているところでございます。こうした中、周辺の皆さんには退避をいただき、また20~30kmの圏内の皆さんには、屋内での待機をお願いをいたしているところでございますが、これまで退避された地域も含めて、病気あるいは介護の必要な方、妊婦さん等については、できるだけ優先して対応をしてきております。
現在、屋内待機の地域の皆さんに対しても、特にこうした災害弱者の皆さんに対するフォローを全力で行なっているところでございますので、是非冷静に落ち着いた対応を、特にこうした生活弱者の皆さんを支えていただいている医療関係、介護関係の皆様には、この場を借りてよろしくお願いを申しあげます。
私(官房長官)の方から何点か申し上げたいと思います。
まず、国民の皆さん、関係者の皆さんに1点、物資輸送についてのお願いでございます。
昨16日、防衛省において、地方公共団体及び民間からの救援物資の自衛隊による輸送のシステムを構築いたしました。
このスキームについて、地方公共団体や民間からの救援物資の自衛隊による輸送の受付については、都道府県が窓口となっております。
このため、救援物資を御提供されたいとお考えの市町村や企業の方々につきましては、まず各都道府県の窓口に御連絡の上、御調整をいただきますよう、お願いをいたします。
また、生ものや腐りやすいもの、日持ちをしないものは御遠慮いただきたいと考えております。
直接お持ち込みの方がいらっしゃって、若干混乱をいたしたようでございます。
柔軟な対応をする一方で、混乱を避けるためにも、是非、こうした善意によるお申し出については、都道府県の窓口に御相談をいただきますよう、よろしくお願いを申し上げます。
次に、菅総理とオバマ大統領の電話会談について御報告いたします。
本日10時22分から52分まで、オバマ大統領と菅内閣総理大臣が電話による会談を行ないました。
オバマ大統領から、深甚なるお見舞いの表明がございました。
その上で、当面の対応のみならず、さらなる原子力の専門家の派遣や中長期的な復興も含めて、あらゆる支援を行なう用意がある旨、改めて総理にお伝えを下さりました。