平成23年3月17日(木)午後

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(18:42~)被災者生活支援特別対策本部の設置について

 まず私(官房長官)の方から、何点か申し上げます。本日の緊急災害対策本部において、この緊急災害対策本部の下に、被災者生活支援の体制強化のため、特出しをして、被災者生活支援特別対策本部を置くことを本部長決定として決定をいたしました。

 

内閣官房副長官及び内閣総理大臣補佐官の人事について

 それにも関連をいたしまして、内閣官房副長官及び内閣総理大臣補佐官の人事について申し上げます。本日付で仙谷由人民主党代表代行を内閣官房副長官に任命するとともに、藤井裕久内閣官房副長官を内閣総理大臣補佐官に任命し、加藤公一内閣総理大臣補佐官を願に依り免ずることといたしました。宮中における副長官の認証式は、本日午後8時を予定いたしております。

 これは藤井副長官より、この間、震災発生以来、大変御高齢の中を、無理に無理を重ねて公務に当たってきていただいておりましたが、そろそろ限界であるというお申し出が一方でございました。その一方で、同時に被災者の生活支援の体制強化に当たりましては、内閣官房の更なる強化が必要であるという認識も、総理においていたされておりました。このため、藤井副長官のお申し出を受け、しかし、藤井副長官の御見識等は、特にこうした状況において大変重要であることから、加藤公一補佐官に異なった立場から、特にこの間、電力供給の計画停電等に関連して大変重要な役割を担ってきておりますので、そうした役割をしっかりと引き続き担っていただくものの、補佐官の法律上の枠は5枠でございますので、加藤補佐官に代わりまして、藤井副長官に補佐官として、総理や私(官房長官)を事実上お支えをいただき、そして、仙谷副長官において、強力な官房体制で被災者生活支援を進めてまいりたいと思っております。

 したがいまして、この被災者生活支援特別対策本部は、本部長に松本防災担当大臣。本部長代理に、地方の声をしっかりと受け止めるという観点から、片山総務大臣。副本部長として、事務局長兼務で平野内閣府副大臣。そして新たに、8時に認証されます仙谷官房副長官という体制で、被災者生活支援を専念的に、全力を挙げて前進をさせていくことといたしております。

 なお、これとも若干連動いたしますが、本日の緊急災害対策本部において、お示しをされ、そして、持ち回り閣議において、緊急災害対策本部全体の副本部長、現在は私(官房長官)と防災担当大臣が務めておりますが、この副本部長に、新たに総務大臣と防衛大臣にもお就きいただくことを決定いたしたところでございます。

 本日のこうしたことを決定いたしました緊急災害対策本部におきましては、孤立した避難所の解消や物資のしっかりとした補給、ライフラインの復旧等に加えて、被災地に物などの支援をしっかりと行なう対策を更に充実する一方、全国各地から、さまざまな皆さんから、被災者の皆さんを受け入れて当面の雨露をしのぎ、最低限の生活を確保する寒い避難所ではなくて、受け入れる用意があるというたくさんのお申し出もいただいております。こうした対応策についても、更にしっかりと強化をしていこうということを一致いたしたところでございます

首都圏における計画停電について

 更に、もう二点ほど国民の皆さんにお願いを申し上げます。1点は、首都圏における計画停電でございます。計画停電の中で、電車、鉄道をしっかりと運行させていくということは、全体の電力需要の観点から、大変厳しい中で進めてきております。

 しかしながら、まさにこの鉄道をしっかりとある程度は動かすということは、国民生活の上からも欠かせないという中で、ぎりぎりの対応を、この間努めてきております。本日は寒かったということもあったと思いますけれども、こうした中で、このぎりぎりの状況を超えてしまいかねない状況が生じているという報告を受けております。

担当の大臣からも、国民の皆さんに、更なる節電をというお呼びかけをさせてきていただいておりますが、計画停電とそして鉄道などの間引き運転と、いろいろな意味で御苦労をおかけしておりますが、それでもぎりぎりの状況でございますので、節電に対してしっかりと御協力をいただかないと、万が一の場合には、全面的な、あるいは予測されない停電という事象に陥ってしまいます。是非とも計画停電に加えて、それぞれの御努力での節電を徹底していただきますよう、よろしくお願いを申し上げます

震災にからんだ振り込め詐欺等について

 また、ここ数日、この被災に絡んだ、震災に絡んだ、いわゆる振り込め詐欺等の事象が出てきております。被災地の皆さん、避難をされている皆さん、本当に厳しい過酷な状況でこれを乗り切るために頑張っておられます。自衛隊、消防、警察を始めとして、本当に多くの皆さんが、現場で、やはり厳しい状況の中で、あるいは危険な状況の中で、この国難を乗り切るために、現場の皆さんに頑張っていただいております。

 こうした状況の中で、これに乗じたような事態が生じていることは、大変残念なことであります。しかし、現実でもございますので、是非こうしたことには十分御留意をいただきますようお願いを申し上げます

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