まず本日、東京電力より私(官房長官)の方に、計画停電、電力需給調整について報告がございましたので、それについてお伝えをいたします。電力の供給面に関し、進展が見られました。本日、東京電力から私(官房長官)あてに、供給力増強の経緯と今後の見通しについての報告がございました。それによれば、火力発電所の地震からの普及や、老朽火力の夜間も含めた連続運転等による揚水発電、水を揚げて使う水力発電の活用などにより、4月8日に本部で取りまとめた今年の夏の電力需給対策の骨格で求めていた500万キロワット程度の供給量の積み増しができる可能性が高くなり、5000万キロワット前後の供給力を達成できそうであるという報告がございました。これに対して私(官房長官)から、大幅な需給ギャップ発生の可能性がある中で、老朽火力の連続運転といった異例な方法を活用するということでありますので、「万が一にも安全性や運転に支障等が生じることのないように万全を期してほしい。そしてその上で、国民生活や経済活動への影響を最小限にするため、供給力を更に積み増しができないか精査、努力をしてほしい。そしてそれらの結果を来週後半に再度報告をするように」ということを求めました。
当面、その精査の結果を待ちたいと思いますが、このプロセスは、需給量の節減と供給力の積み上げにより、夏場に生じる需給ギャップを解消しようとするものでございます。供給力の積み上げ努力と同様、需要抑制についても骨格でお示しをした目安を基に、広く関係者にご協力をいただく作業を進めていただいているところでございます。政策パッケージの今月末を目途としたとりまとめに当たっては、精査した供給力の見通しを反映した形で需要抑制の必要量を決めていきたいというふうに思っております。