平成23年4月3日(日)午後

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原発周辺地域の生活支援等について

 まず、私の方から御報告を申し上げます。原子力発電所事故については、ピット水の流出を始めとして引き続き大変な御心配をおかけしているところでございます。

 一方で、この原発事故による影響の長期化が避けられないという状況の中で、現在退避をしていただいている皆さん、それから20~30kmの屋内退避エリアにおられるこうした皆さんの当面の生活に対する支援については、一定の長期化が残念ながら避けられないという前提の中で、更に強化、体制整備を行うべく現在検討を進めているところでございます。

 同時に、様々なモニター、データが積み重なってきておりますので、こうした地域の設定の在り方についても現在、大気中の放射線量、土壌の放射線量等を含めて総合的に分析を進めていただいているところでございまして、こうした分析を踏まえて更に精緻な対応ができるよう鋭意準備を進めているところでございます。

 なお、特に放射線の影響がお子さんに影響を与える可能性が高いということで、これについてはこの間、3回に分けてお子さんの甲状腺被曝の調査を進めてきているところでございますが、直近3回目の調査を3月28日から30日まで、川俣町と飯舘村で実施をいたしました。その結果、合わせますと900人余りの0歳から15歳までのお子さんについて甲状腺被曝の調査を行いましたが、全員スクリーニングレベルを超える者は認められないという結果になっております。

 過去2回のものを含めて、2回目はいわきの方で行いましたけれども、周辺地域のお子さんの甲状腺の被曝調査については、お一人もスクリーニングレベルを超える者は認められないという報告をいただいております。

 なお、時間が経って調査をしたのでは半減期、甲状腺が心配なのはヨウ素でありますので、少ない数値になるのではないかと念のためお尋ねをいたしましたら、15日頃にもし被曝をしていたとしたらという想定で現在の数値を逆算して、その上で危険な水準に達しているお子さんはいらっしゃらないというデータになっているという報告をいただいているところでございます。

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