平成23年5月31日(火)午後

動画版を見る

原子力損害賠償紛争審査会の二次指針決定について

 私(官房長官)から、2点ご報告を申し上げます。まず、原子力損害賠償紛争審査会が、「二次指針」を決定をいたしましたので、ご報告を申し上げます。
 具体的には、避難等に伴う精神的損害、それから、いわゆる風評被害のうち、農林漁業及び観光業について、現時点で本件事故との相当因果関係が認められる損害などが、原子力損害として認められました。
 審査会は、今後、被害の実態や事故との関連性について、更に詳細に調査検討を行なうと承知をしております。被害者の迅速な救済を図るため、できるだけ早く検討を進め、原子力損害の範囲の全体像について、7月頃に中間指針として取りまとめていただきたいと考えております。
 なお、この「第二次指針」については、本日17時に文部科学省より、記者説明が行なわれる予定でございますので、詳細は文部科学省にお訊ねをいただければというふうに思っております。

東京電力福島第一原子力発電所4号機南側での衝撃音について

 それから、先ほどの委員会中に海江田大臣からも若干のご報告がございましたが、本日、午後2時半頃、福島第一原子力発電所の4号機南側で衝撃音があり、煙が発生したとの報告が届いております。
 詳細は現在、最終的な確認中でございますが、けが人はなく、放射線量を測定しているモニタリングポストの値にも変化はないという報告が来ております。
 原因については、当該箇所において無人作業機を用いて、瓦礫の撤去を行なっており、操作を誤って酸素ボンベを破裂させた可能性が高いという報告が来ております。
 いずれにしろ、原子炉等のそのものではなくて、その南側の部分のところでということでございますので、衝撃音と煙ということで大変ご心配をおかけをしているかというふうに思いますが、更に詳細に事実関係を確認をしてまいりたいと思います。
 また、様々な瓦礫処理等含めて、作業にかかる安全確保などについては、更に必要な対応を取ってまいりたいと考えております。

このページの先頭へ