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首相官邸 Prime Minister of Japan and His Cabinet
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平成23年9月21日(水)午前

台風15号による大雨等に対する政府の対応等について

 私(官房長官)の方からは、台風15号による大雨等に対する政府の対応等について申し上げます。

 まず、現況を申し上げます。台風第15号や前線の影響により、西日本から東日本にかけての広い範囲で、非常に強い雨が降っており、台風第15号は本日中にも本州に上陸する恐れがあります。和歌山県田辺市熊野にあったいわゆる「土砂ダム」については、本日10時現在、水位計の数値上、水位が土砂ダムより170cm高くなっており、越水が始まっていると見られ、いつ決壊してもおかしくないという状況であります。また各地で、河川の氾濫や土砂崩れが発生しており、今後被害の拡大が懸念されます。被害の状況については、これまでに確認出来るものとして、この災害により死者3名、行方不明者2名、負傷者9名、家屋の半壊や床上浸水など被害が報告されております。お亡くなりになった方のご冥福をお祈りし、お悔やみを申し上げますとともに、被害に遭われた皆様に心からお見舞いを申し上げます。

 政府といたしましては、昨日までに改組した「台風12号及び台風15号による大雨に関する情報連絡室」において、鋭意、情報収集・集約等に当たっているところであります。また、昨日午後9時には、関係省庁連絡会議合同会議を開催し、政府・被災都道府県・被災自治体が一体となって、救出活動や水防活動、更なる被害の拡大防止等に万全を期すことを確認したところであります。更に、引き続き関係省庁において、台風12号で発生した土砂ダムの監視等も行なっております。

 気象庁によると、今後、西日本から北日本にかけての広い範囲で大雨、暴風や高波による災害に最大級の警戒が必要とのことであります。国民の皆様におかれましては、大雨等の気象情報に、今後も十分にご注意を払っていただくとともに、避難指示や避難勧告が発令された場合には、速やかに安全な場所に避難することなどを心掛けていただきますよう、重ねてお願いを申し上げます。

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