平成31年2月28日(木)午後

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シナイ半島における多国籍部隊・監視団(MFO)の司令部要員として自衛官2名を派遣する準備について

 今般、政府として、国際平和協力法に基づき、シナイ半島におけるエジプト・イスラエル間の停戦監視活動など、国連PKOと類似の活動を行う国際機関、多国籍部隊・監視団、いわゆるMFOに対して、司令部要員として、自衛官2名を派遣する方向で所要の準備を進めることにいたしました。政府は、MFOからの要請を踏まえ、司令部要員の派遣の可能性について検討を行ってきました。薗浦(そのうら)総理大臣補佐官による現地の視察を実施し、我が国の国益に資する活動であるか、要員の安全が確保できるか、停戦合意や受入れ同意を含む、「参加五原則」が満たされるか、という観点から十分な検討を進めてきたところであります。今般、準備することを決定した司令部要員の派遣を通じ、MFOへの更なる貢献が可能となり、中東の平和と安定に一層資するものと考えております。