平成31年2月8日(金)午前

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閣議の概要について

 閣議の概要について申し上げます。一般案件等23件と法律の公布、法律案、政令、人事が決定されました。大臣発言として、環境大臣から「「環境物品等の調達の推進に関する基本方針」及び「国及び独立行政法人等における温室効果ガス等の排出の削減に配慮した契約の推進に関する基本方針」の変更について」、安倍総理大臣から「海外出張不在中の臨時代理について」、安倍総理大臣及び財務大臣から「平成30年度補正予算(第2号及び特第2号)の成立にあたって」、総務大臣から「平成30年度補正予算(第2号)の地方公共団体における迅速かつ着実な執行について」、「平成31年度地方団体の歳入歳出総額の見込額について」、「平成30年版消防白書について」、及び「家計調査結果について」、それぞれ御発言があり、私(官房長官)から「元号選定手続について」、申し上げ、厚生労働大臣から「児童虐待防止対策に関する関係閣僚会議の設置について」、御発言がありました。
 閣僚懇談会においては、国土交通大臣から「公共事業の円滑な施工確保について」、総務大臣から「地方公共団体における公共事業の円滑な施工確保について」、それぞれ御発言がありました。

元号選定手続検討会議について

 天皇陛下が本年4月30日に御退位され、皇太子殿下が翌5月1日に御即位をされます。皇位の継承に伴い、政府においては、元号法の規定に基づき、平成に代わる新たな元号の選定を行うことになります。本日、私(官房長官)を議長とする元号選定手続検討会議を持ち回りで開催しました。この会議において、新たな元号を定めるに当たっては、平成改元時の手続を踏襲することを確認し、お手元にお配りしている、現行の「元号選定手続について(昭和54年10月23日閣議報告)」に基づき行うこととし、その旨を閣議で説明しました。元号を改める政令は、国民生活への影響を最小限に抑える観点から、4月1日に決定、公布することにいたします。新たな元号が広く国民に受け入れられ、日本人の生活の中に深く根ざしていくものとなるようにしていきたいと考えています。政府としてはその準備に万全を期してまいります。

児童虐待防止対策に関する関係閣僚会議について

 本日の閣議前に、児童虐待防止対策に関する関係閣僚会議を開催いたしました。会議では、今回の千葉県野田市の事案を踏まえ、緊急安全確認や子供の安全を第一に考えた新たなルールの設定、児童相談所等の体制の抜本的強化など、昨年取りまとめた緊急総合対策の更なる徹底・強化について決めました。総理からは、この決定に基づき、厚生労働大臣を中心に各大臣において直ちに実行に移し、子供の命を守ることを最優先に、児童虐待の根絶に向けて、総力を挙げて取り組むよう指示がありました。

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