令和2年12月8日(火)午前

更新日:令和2年12月8日 内閣官房長官記者会見
 
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閣議の概要について

 まず閣議の概要について申し上げます。一般案件等25件、法律の公布、政令、人事が決定をされました。大臣発言として、総務大臣から「令和2年度特別交付税の12月公布について」及び「家計調査結果について」、文部科学大臣及び井上大臣から「小惑星探査機『はやぶさ2』のカプセルの地球帰還について」、菅総理大臣から「海外出張不在中の臨時代理について」、それぞれ御発言がありました。
 閣僚懇談会においては、私(官房長官)が拉致問題担当大臣として「北朝鮮人権侵害問題啓発週間への協力について」申し上げたところであります。

北朝鮮人権侵害問題啓発週間について

 その件(北朝鮮人権侵害問題啓発週間)でありますけれども、毎年12月10日から16日までは、北朝鮮人権侵害問題啓発週間となっております。この週間については、国民が、拉致被害者や御家族の思いを共有するとともに、拉致被害者を「取り戻す」という強い意志を北朝鮮に対し示す機会としたいと考えております。本日の閣僚懇談会では、各省庁の協力をお願いするとともに、拉致被害者の救出を求める国民運動のシンボルであるこのブルーリボンについて、全閣僚に対して、着用の協力を呼びかけたところであります。また、12月12日には、イイノホールにて、政府主催で、国内外からの拉致被害者の御家族や北朝鮮専門家の参加を得て、国際シンポジウムを開催する予定であります。このシンポジウムでは、作文コンクールの表彰式も併せて開催をする予定であります。ぜひ、ウェブでも御視聴できますので、そうした形でも御参加いただければというふうに思います。北朝鮮による拉致問題は、菅内閣においても最重要課題であります。認定の有無にかかわらず、全ての拉致被害者の一日も早い帰国の実現に向け、御家族のみなさんに寄り添いながら、あらゆるチャンスを逃すことなく全力で行動していきたいと考えております。

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