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平成13年9月12日(水) 午前 0:50
〇 米国における同時多発テロ事件について
日本時間昨晩、22時頃、米国ニューヨークの世界貿易センタービル並びにワシントンに、国防総省等における
テロ事件について報告を申し上げます。このテロ事件の概要については先刻来報道がなされておりますので省略をいたしまして、
我々のこの日本の政府のとりました対応につきましてご報告申し上げます。
22時過ぎに内閣情報集約センターより秘書官を通じ、総理大臣に第一報が報告、通報されました。その後公邸に官房長官、
安倍、上野両官房副長官、外務大臣が参集いたしました。公明党の神崎代表もお出でになりました。また,麻生政調会長も
参集されました。
22時35分官邸連絡室を設置いたしました。23時過ぎ、総理大臣より米国大統領、在日米国臨時代理大使に対し、
お見舞いのメッセージを発出いたしました。後程ご紹介申し上げます。23時20分、電話にて尾身大臣が丁度ボストンに
出張中でございますので、尾身大臣に電話連絡し、直ちにニューヨークに向かうように指示をいたしました。また、
インドネシア・ジャカルタに出張中の中谷防衛庁長官に直ちに帰国を指示いたしました。23時30分、官邸対策室を設置
いたしました。米国の被害者に対する救急体制これはレスキュー隊の編成とスタンバイ、特別機の手配等について指示を
いたしました。また、同時刻、総理大臣より、国内の米関係施設への警戒警備強化を指示いたしました。なお、明朝9時30分に、
安保会議を招集する予定であります。これが私ども政府のとりました対応でございます。今現在ですね、一番懸念される邦人の
安否については、これは情報が錯綜しておりますが、今のところ分からないというように申し上げた方がよろしいかと思います。
邦人のワールドセンターに入っております会社の数は31社でございます。ただし、人数は分かりません。把握しておりません。
ニューヨークにおける総領事も只今情報収集のために活動いたしておりますけれども、その件に関しては未だ情報はございません。
それから、総理大臣からお見舞いの電報とそれから総理大臣声明が発せられております。総理大臣声明の方を申し上げます。
この度の米国における事件は、極めて卑劣かつ言語道断の暴挙であり、このようなテロリズムは決して許されるものではなく、
強い憤りを覚える。
米国大統領ならびに米国民に対し、日本国民を代表して心よりお見舞い申し上げます。
内閣総理大臣 小泉純一郎
なお、国内の防衛庁、警察からの連絡によりますと,現在、三沢、横田、横須賀等の米軍の基地の体制、これは厳戒体制を
敷きましたが、何れも異常は今のところはありません。
外務省の方の対応でありますけれども、22時30分に事務次官を長とする外務省対策本部を設置いたしております。
また、同時刻、ニューヨーク総領事館に現地対策本部を設置いたしております。また、警察庁は23時過ぎに、先程申し上げました
国内の米軍関係施設等の警戒警備に関する通達を再確認して強化する通達を発出しております。また、警備局長を長とする
警備連絡室も設置いたしました。
以上、政府の方の対応でございます。
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