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平成21年5月1日(金)午前
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資料
[PDF形式] 新型インフルエンザ対策本部(第2回会合)基本的対処方針[PDF]
[PDF形式] 新型インフルエンザ対策本部専門家諮問委員会の設置(委員名簿)[PDF]
○閣議の概要について
 閣議の概要を申し上げます。
 国会提出案件として、「答弁書8件」について及び人事案件が決定されました。 次に、大臣発言として、総務大臣から「労働力調査結果等」について、厚生労働大臣から「有効求人倍率」について、外務大臣から「スリランカの国内避難民に対する緊急無償資金協力」について、麻生総理から「海外出張不在中の臨時代理等」について、ご発言がございました。
○総理の中国訪問について
 次に、麻生総理は、4月29日から昨日まで中国を訪問し、胡錦濤国家主席及び温家宝国務院総理との会談をはじめ各種行事に出席をしました。
 両指導者との会談では、日中「戦略的互恵関係」を具体化する観点から、特に、経済・ビジネス分野、環境、エネルギー・気候変動問題、国民交流の各分野での協力を推進していくことで一致しました。
 また、新型インフルエンザ問題への対応にあたっての協力をするとともに、北朝鮮問題では、6者会合の再開に向けて引き続き緊密に協力していくことを確認しました。具体的成果のある、充実した訪中であったと思われます。
○新型インフルエンザ対策本部会合について
 本日、「第2回新型インフルエンザ対策本部会合」を開催いたしました。
 WHOは、30日未明、フェーズ4からフェーズ5への引き上げを宣言しましたが、こうした情勢の変化を受けまして、総理の指示により開催したものであります。
 また、昨日には、我が国において初の感染の疑いのある患者の届け出がなされたところであります。会合では、冒頭、総理から、各国の感染拡大状況に応じて、水際対策を更に徹底し、ウイルスの国内侵入の防止に全力を尽くすこと。また、昨日、国内において初の疑いのある患者が発生したところであるが、国内で感染者が確認された場合には、国民に迅速かつ的確な情報提供を行うとともに、蔓延防止のために必要な措置を弾力的かつ機動的にとるなど、事態の変化に的確に対応していくよう、重ねて指示がありました。また、対策本部員である閣僚に対しては、自ら陣頭に立って対策に万全を期すように指示がありました。
 続いて、対策本部員から、現状についての報告を聴取した後、基本的対処方針について協議し、お手元にペーパーを配布しておると思いますが、メキシコに限定していた対策を、メキシコ以外の国においてもとることができるようにしたほか、国内で患者が発生した場合に備えて、状況に応じて弾力的・機動的にさまざまな対策がとられるよう、改めたものであります。
 政府としましては、引き続き、行動計画に示された対策のうち必要なものを状況に応じて的確に進めてまいります。なお、新たな事態の展開に至った場合には、改めて対策本部会合を開催したいと考えております。国民の皆様方には、警戒を怠らず、また、一方では冷静な行動を願います。
○メキシコへの緊急支援について
 次に、メキシコに対する緊急支援について申し上げます。
 本件については、4月28日、麻生総理よりカルデロン大統領に対して、お見舞いと連帯の意を表するとともに、人類共通の脅威であるこの病害を克服するため、メキシコ及び国際社会と緊密に協力しつつ対応していく方針である旨のメッセージを発出したところであります。
 その具体的行動として、日本政府といたしまして、メキシコ政府からの要請に応え、第1弾として約2,100万円相当の緊急援助物資の供与を決定しました。具体的には、マスク19万枚、ゴーグル3千個、使い捨て手術着3千着、医療用使い捨て手袋3千組、手洗い用消毒液1,370本です。これらの大半は明日(5月2日)に、消毒液の一部のみ5月4日にそれぞれ日本を出発する便で輸送することになっております。
 また、これに引き続き、メキシコ政府からの要請を受けて、空港等での検疫強化のためのサーモカメラ20数台等を可能な限り早急に供与できるよう、手続を進めています。これらを合わせまして約1億円相当の緊急支援をすることとなります。
 更に、今後の状況等によりまして、メキシコ政府と十分協議の上、必要と認められれば、更なる支援について検討したいと考えております。
 以上でございます。

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