pdf平成23年(2011年)5月25日(水)発行 第12号
道路状況等により本紙の到着が発行日より遅れることがございます。

目の不自由な方がいらっしゃいましたら、周りの方が読み上げてお伝えいただきますよう、お願いいたします。

被災者のみなさまへ

政府からのお知らせ

先週末(21日)、中国の温家宝首相、韓国の李明博大統領が被災地を訪問し、避難所のみなさんを激励しました。明日(26日)からフランスで開かれるG8サミットの最初の昼食会のテーマは、「日本への連帯」です。震災発生直後の支援だけでなく、今も世界は、みなさんのことを心から案じています。...《復興》は、「仕事」です。震災が仕事を奪い、今、復興が仕事を生み出しています。ふるさとを再生する仕事を、今号は特集しました。そして、≪復興≫は、「マラソン」です。長い道のりですが、その先にゴールがあることを知っているあの方から、メッセージが届きました。ご覧ください。

平成23年(2011年)5月25日

大切なお知らせ

暑い季節になってきました。食中毒に気をつけましょう。

気温が高くなってくると、食べ物が腐りやすく、食中毒が起きやすくなります。抵抗力が弱い方は命に関わることもありますので、しっかり防ぐことが大切です。

【食中毒を防ぐために、調理・配付・食事で気をつけたい、5つのポイント!】
@調理や配付、食事の前には、できるだけ石鹸で手を洗う。
A調理をおこなう際、食材を火や熱湯で十分に加熱する。野菜などを生で食べる場合には、よく洗う。
B避難所などでは、出された食事はできるだけ早く食べ、残った場合でも、保管をしない。
C下痢、発熱、手指に傷がある方は、食品の調理や配付をおこなわない。
D調理をおこなう台所や食器などを、可能な限り清潔に保つ。


粉じんを吸い込まないように注意してください。

気温上昇にともない乾燥して細かい粒子となった土砂や、解体されたコンクリートや断熱材を用いた壁などの粉じんが大気中に舞うおそれがあります。これらの粉じんを吸い込まないように気をつけてください。


【粉じんから、あなたの身を守るために】
建物などの解体作業現場には、できるだけ近づかない
粉じんが存在する場所に行く場合、がれきの撤去作業などをおこなう場合には「防じんマスク」を着用する
こまめに手洗いやうがいをする


お住まいに関する悩みや不動産の権利相談に無料でお答えします。

(財)不動産流通近代化センターでは、被災されたみなさまや、不動産業者のみなさまからの相談に、実務経験豊富な相談員が無料で応じる「不動産相談ホットライン」を5月23日(月)に開設しました。
土地・建物の権利や不動産取引のことなど、不動産に関する幅広いご相談に無料で対応します。
お問い合わせ先:不動産相談ホットライン 0120-913-241(平日 10:00〜17:00)


原子力に関する質問にお答えします
首相官邸災害対策ページの「福島原発・放射能関連情報」のページに、「よくあるご質問」のコーナーがあります。
http://www.kantei.go.jp/saigai/faq/index.html


ラジオ番組「震災情報 官邸発」毎日放送中
※放送時間は番組編成の都合上、急遽変更・中止になる可能性もあります。予めご了承ください。
FM仙台(月〜日 19:55〜20:00) FM福島(月〜日 20:55 〜 21:00) FM岩手(月〜金 20:55 〜 21:00 土日 21:55 〜 22:00)
東北放送( 月〜日 21:55〜22:00) ラジオ福島( 月〜金 21:45〜21:50 土日 22:00〜22:05)
岩手放送( 月〜木 21:55〜22:00 金 22:55〜23:00 土 20:55〜21:00 日 21:00〜21:05)


福島の方へ ラジオ番組「守ります! 福島〜政府原子力被災者生活支援チームQ&A〜」
福島原発に関する不安や、避難・屋内退避されているみなさまの生活支援に関する疑問にお答えしています。
ラジオ福島(月〜金 14:20〜14:30 土 17:15〜17:25 日 18:20〜18:30)
ふくしまFM(月〜木 17:10〜17:20 金 18:30〜18:40 土日 14:55〜15:00)
※放送内容は、インターネットでもご聴取いただけます。ラジオ福島=(http://www.rfc.jp)、ふくしまFM=(http://www.fmf.co.jp/


最新の情報は、「首相官邸災害対策ページ」で、お知らせしております。
URL : http://www.kantei.go.jp/saigai/ または、「首相官邸災害対策ページ」で検索。携帯電話からもご覧いただけます。

「復興」をあなたの「仕事」にしませんか?

被災されたみなさまの仕事と暮らしを日本中がひとつになって支えるため、政府は「日本はひとつ」しごとプロジェクトとして雇用をつくる総合対策を推進しています。


政府では、被災地での
雇用を生み出すための事業を、拡充しました。

●被災された方々自身が、仕事を通じて地域の復興に携わることができる取り組みをはじめています。
●県や市町村において臨時に働いていただいたり、企業・NPOに事業を委託したりして、さまざまな仕事を生み出しています。


県や市町村において、
具体的な雇用創出事業がはじまっています。

避難所運営の補助(釜石市など)     壊れた養殖施設の撤去(宮古市、気仙沼市など)
所臨時職員(いわき市、釜石市など)   避難所パトロール(富岡町など)

以上はほんの一例です。その他にも、多様な仕事が多数準備されています。
【岩手県釜石市の一例】岩手県釜石市では、被災された方々を対象に、1,000人規模の雇用創出に取り組んでいます。

  • がれきや小型船舶などの撤去など
    がれきの撤去、がれき撤去に関する情報提供、立会い、貴重品・アルバム・位牌の回収など
    小型船舶などの撤去・処分、漁場・漁港の整備など
    自動車の撤去に係る所有者の確認・連絡など
    仮設住宅設置関係

    400人

  • 介護や避難所での調理など
    介護施設間の連携による雇用
    医療施設の整備による雇用
    配食サービス、避難場所などでの調理業務委託による雇用の創出
    福祉避難所運営補助員など

    50人

  • 県・市の臨時職員など
    (重点分野雇用創造事業「震災対応事業」での雇用)
    避難所運営補助業務、仮設住宅事務補助業務、消費生活相談補助、家財の一時保管、物資仕分け事務補助
    がれきの中から回収されたアルバム・位牌などの洗浄、保管、引渡し業務

    250人

  • 仮設店舗や工場の従業員など
    仮設商店街や仮設工場などにおける、事業主および従業員の雇用

    100人

  • 市内企業の協力による求人など
    重機の操縦や機械部品の組立加工作業、医療事務、タクシー乗務員、交通誘導など、企業の求人が多数寄せられています。
    ※月収20万円以上のものもあり

    200人

このようなプログラムを県や市町村でご用意しております。
政府は、雇用創出事業などを通じて、被災地の仕事づくりを支援していきます。
お仕事の具体的な申し込みは、お近くの市町村役場 / ハローワークへ

雇用創出事業によるお仕事の一例



Aさん 巡回中の避難所にて
お仕事@ > 避難所運営補助業務

市内にある53カ所の避難所を回り、各避難所における被災者の人数や要望などの把握をおこない、市に報告しながら、避難所の生活改善などにつなげている。
「 家が被災し、その修理費などもあるので、ハローワークに行き仕事を見つけました。仕事中に巡回する避難所では、一年間の目標を掲げている避難所もあり、それを目にしたとき、どこか自分が励まされる感じがします。避難所からの冷蔵庫やシャワーなどの設置要望は、少しずつ叶えられていますが、これからも避難者の方々が不便なく生活できるよう避難所担当として精一杯がんばっていきたいです。」



Bさん(写真左) 釜石市教育センターにて
お仕事A > 仮設住宅事務補助業務

仮設住宅の申し込みや確認、入居者との契約や鍵の受け渡しなどで、市の職員とともに働き、仮設住宅への円滑な入居促進を支えている。
「 仮設住宅の抽選にあたり、入居が決まった人から『ありがとう』と声をかけられるのがうれしい。津波の日、避難していた建物に大量の水が流れ込んできた。『もうダメだ』と思ったとき、建物の上部にできた”15cm程度の隙間”で空気を吸い助かった命。この仕事を通じて、釜石市の復興を支えて行きたい。ちなみに、私自身も、仮設住宅に申し込んでいます……。」



Cさん(写真右) 陸前高田市給食センターにて
お仕事B > 支援物資仕分け業務

市の支援物資供給センターに日々運び込まれる食料や飲料、生活用品などの搬出入や仕分けで、各避難所の生活を支えている。この職場では、自衛隊や市職員、ボランティアなどと一緒になり、緊急雇用で雇われた職員らが、被災した避難所への物資の供給作業にあたっている。
「自分も被災しており、その生活再建も大事だが、地元での仕事を通じて、町の復興に一役買いたいと思っています。」



このように政府は、被災された方々自身が、仕事を通じて地域の復興に携わることができる取り組みを後押ししています。 その他、「職業訓練」や面接のために他県へ行くときの「交通費」「宿泊費」などさまざまな仕事の支援策を準備しています。詳しくは『生活再建ハンドブック』P8〜P11をご覧ください。


  • あなたへのメッセージ

  • 「震災が起きてから今に至るまで、自分に何が出来るのか、何をすべきなのか、自問自答の日が続いています。私なりに出来ると思ったことを見つけてきました。
    津波被害に遭われた方々へのシューズの寄贈、被災地訪問、自分の名前がついたマラソン大会を通じてのチャリティーオークションの開催、義援金の呼びかけ。
    私は皆さんと一緒に未来への道を歩んで行きたいと思っています。5年、10年、それ以上かかるのかも知れませんけれど・・・。 私だけでなく、アスリートのみんなも何が出来るのか模索しています。みんなと力を合わせて出来ることをしていきたいと思い、「TEAM NIPPON」も立ち上げました。
    ひとりひとりの力は小さいかもしれないけれど、皆がつながれば大きな力になれるはず。心をひとつに、そう願っています。」
    TEAM NIPPON http://www.teamnippon.jp/

    高橋尚子

壁新聞は、岩手県・宮城県・福島県の各地の避難所や以下の店舗で掲示しています。